至誠堂書店

共生社会の教養 ~プラスのコミュニケーションですべての人が暮らしやすい社会をつくる

共生社会の教養 ~プラスのコミュニケーションですべての人が暮らしやすい社会をつくる

販売価格: 2,530円 税込

数量
著者
公益財団法人 共用品推進機構・編著
発行元
経済法令研究会
発刊日
2021-06-14
ISBN
978-4-7668-3444-4
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (183ページ)

社会で生活するための教養を学ぶ
誰も暮らしやすい社会を実現したいと思ったときに、スキルを身につけるより前に、まず学ぶべき心得とは何か知っていますか。
単なる知識やスキルの習得だけでは、すべての人が暮らしやすい社会をつくることはできません。本書は、社会学や福祉学、デザインを学ぶ前に身につけるべき教養を説明します。

すべての人が暮らしやすい社会=共生社会とは
差別や偏見のない社会を実現するためには、知識を詰め込むだけではなく、周囲に気づき、相手を知って、相手を考えたうえでの行動をします。具体的な「気づき」「知る」「考える」「行動する」のそれぞれのコツが学べます。

プラスのコミュニケーションが共生社会を実現させる
情報だけではなく、意思を伝えるコミュニケーションを意識していますか。人が「良い」と思うコミュニケーションは様々です。本書では共用品推進機構が実施した調査をもとに、具体的なコミュニケーション例を多数紹介していきますので、きっとあなたのコミュニケーションのヒントが見つかります。

目次
序章 共生社会におけるコミュニケーション
 1 共生社会とは
  1.定義
  2.合理的配慮とは
 2 障害の理解
 3 医学モデルと社会モデル
 4 コミュニケーション
  1.共生社会の実現のための第一歩
  2.コミュニケーションの課題
 5 「聞いてみたら」の意味
  1.A さんの日常
  2.A さんの事例
  3.事例から分かること
 ●確認テスト
第1章 共生社会の一員になるために
 1 気づく
  1.「気づく」こととは
  2.気づくコツ① 一度ではなく
  3.気づくコツ② 脱・思い込み
  4.気づくコツ③ 関心を持つ
 2 知る
  1.『広辞苑』の「知る」
  2.知るコツ① 文献等で調べる
  3.知るコツ② 当事者に聞く
 3 考える
  1.「考える」事例
  2.考えるコツ① 心の目線を合わせる
  3.考えるコツ② さまざまな意見に耳を傾ける
 4 行動する
  1.日本人の特性と行動
  2.「行動する」事例 ~その方は、喋れるのですか?
 ●確認テスト
第2章 障害を知る
 1 「障害」という表記・表現
  1.『広辞苑』の定義
  2.表記方法
  3.表現方法
 2 障害の定義 ~法令等から知る
  1.条約(国際的合意)
  2.法令
 3 各障害の概要
 4 共生社会の一員になるためのステップ
  ~「不便さ調査」と「良かったこと調査」から学ぶ
  1.生の声を知る
  2.生の声から行動へのヒントを学ぶ
 ●確認テスト
第3章 良かったこと調査
 1 身体障害
  1.視覚障害(全盲・弱視)
  2.聴覚障害(ろう・難聴)
  3.肢体不自由(上肢・下肢)
 2 知的障害
 3 精神障害
  1.精神障害
  2.発達障害
  4 高齢者
 ●確認テスト
第4章 アクセシブルミーティング(みんなの会議)
 1 「アクセシブルミーティング」の国際化
 2 会議の案内
 3 アクセスと誘導
 4 会場設営・運営
 5 会議資料
 6 会議の開始・進行
 ●確認テスト
第5章 共生社会の教養とは
 1 1つ目のコミュニケーション ~情報を伝える
  1.良かったこと調査を踏まえて
 2 2つ目のコミュニケーションの背景
  1.2つ目のコミュニケーションとは
  2.事例
 3 2つ目のコミュニケーション ~意思を伝える
  1.上下関係から水平へ
  2.無関心から関心へ
  3.思い込みではなく、常に初心で
  4.まとめ
 ●確認テスト
第6章 共生社会を応援するツール
 コミュニケーション
 ルール
 共生社会推進組織
 機関・施設
 共用品
 共用品(包装)
 共用品(生活用品)
 スポーツ
 団体
 書籍
ページの先頭に戻るページの
先頭に戻る