至誠堂書店

刑法各論判例インデックス〔第2版〕

刑法各論判例インデックス〔第2版〕

販売価格: 3,740円 税込

数量
著者
井田 良/城下裕二・編
発行元
商事法務
発刊日
2023-03-16
ISBN
978-4-7857-3013-0
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (416ページ)




刑法各論分野における重要判例の内容・位置づけ・射程等をコンパクトに解説



刑法各論分野の理解に判例の学習は欠かせない。見開き2頁で重要判例の事実関係・法的争点を整理し、ビジュアル化した好評書の第2版。入門から知識の整理・深化まで、多くの学習者のニーズに応える。解説を全面的に見直し、新規判例をくわえ、収録判例を全184件と拡充する。


〈主要目次〉
第1章 個人的法益に対する罪
1 生命・身体に対する罪
 1 人の始期──大判大正8・12・13(刑録25輯1367頁)
 2 自殺関与罪か殺人罪か⑴──最二判昭和33・11・21(刑集12巻15号3519頁)
 3 自殺関与罪か殺人罪か⑵──福岡高宮崎支判平成元・3・24(高刑集42巻2号103頁)
 4 自殺関与罪か殺人罪か⑶──大阪高判平成10・7・16(高刑速(平10)79頁)
 5 自殺関与罪と傷害致死罪の限界──札幌高判平成25・7・11(高刑速(平25)253頁)
 6 胎児性致死傷⑴──最三決昭和63・2・29(刑集42巻2号314頁)
 7 胎児性致死傷⑵──鹿児島地判平成15・9・2(LEX/DB28095497)
 8 暴行概念──最三決昭和39・1・28(刑集18巻1号31頁)
 9 傷害概念⑴──最三決平成24・1・30(刑集66巻1号36頁)
 10 傷害概念⑵──大阪地判平成16・11・17(判タ1166号114頁)
 11 PTSDと傷害──最二決平成24・7・24(刑集66巻8号709頁)
 12 無形的方法による傷害──最二決平成17・3・29(刑集59巻2号54頁)
 13 同時傷害の特例の適用範囲──最二決令和2・9・30(刑集74巻6号669頁)
 14 危険運転致死傷罪の成立要件⑴──最二決平成18・3・14(刑集60巻3号363頁)
 15 危険運転致死傷罪の成立要件⑵──最三決平成23・10・31(刑集65巻7号1138頁)
 16 あおり運転と危険運転致死傷罪──東京高判令和元・12・6(高刑速(令1)339頁)
 17 凶器準備集合罪の本質──最一決昭和45・12・3(刑集24巻13号1707頁)
 18 保護責任の有無──最三決昭和63・1・19(刑集42巻1号1頁)
 19 不保護による保護責任者遺棄罪──最二判平成30・3・19(刑集72巻1号1頁)
 20 保護責任者遺棄致死罪と因果関係──札幌地判平成15・11・27(判タ1159号292頁)
2 自由・名誉・業務に対する罪
 21 幼児に対する監禁罪の成否──京都地判昭和45・10・12(刑月2巻10号1104頁)
 22 脅迫の意義──最二決昭和35・3・18(刑集14巻4号416頁)
 23 法人に対する脅迫罪の成否──高松高判平成8・1・25(判時1571号148頁)
 24 親権者による未成年者略取──最二決平成17・12・6(刑集59巻10号1901頁)
 25 安否を憂慮する者とは──最二決昭和62・3・24(刑集41巻2号173頁)
 26 解放減軽規定における「安全な場所」の意義──最三決昭和54・6・26(刑集33巻4号364頁)
 27 強制わいせつ罪における性的意図──最大判平成29・11・29(刑集71巻9号467頁)
 28 強制わいせつ致傷罪の成否──最一決平成20・1・22(刑集62巻1号1頁)
 29 夫婦間における強制性交等罪(強姦罪)の成否──東京高判平成19・9・26(東高刑時報58巻1〜12号86頁)
 30 強制性交等致死罪(強姦致死罪)の成否──千葉地判平成23・7・21(LEX/DB25443733)
 31 住居侵入罪の保護法益──最二判昭和58・4・8(刑集37巻3号215頁)
 32 住居侵入罪の客体──最二判平成21・11・30(刑集63巻9号1765頁)
 33 建造物侵入罪の客体──最一決平成21・7・13(刑集63巻6号590頁)
 34 侵入概念──最一決平成19・7・2(刑集61巻5号379頁)
 35 秘密漏示罪の成否──最二決平成24・2・13(刑集66巻4号405頁)
 36 名誉毀損罪における「公然と」の意義──最一判昭和34・5・7(刑集13巻5号641頁)
 37 盗撮画像の公開と名誉毀損罪の成否──東京地判平成14・3・14(LEX/DB28075486)
 38 インターネットによる名誉毀損罪における終了時期──大阪高判平成16・4・22(高刑集57巻2号1頁)
 39 公共の利害に関する事実とは──最一判昭和56・4・16(刑集35巻3号84頁)
 40 名誉毀損罪における「真実性の錯誤」──最大判昭和44・6・25(刑集23巻7号975頁)
 41 インターネットによる名誉毀損罪における「真実性の錯誤」の基準──最一決平成22・3・15(刑集64巻2号1頁)
 42 法人に対する侮辱罪の成否──最一決昭和58・11・1(刑集37巻9号1341頁)
 43 信用毀損罪における信用の意義──最三判平成15・3・11(刑集57巻3号293頁)
 44 公務に対する業務妨害罪の成否──最二決平成12・2・17(刑集54巻2号38頁)
 45 威力業務妨害罪の成否⑴──最一決平成14・9・30(刑集56巻7号395頁)
 46 威力業務妨害罪の成否⑵──東京高判平成20・5・19(東高刑時報59巻1〜12号40頁)
 47 偽計業務妨害罪の成否⑴──最三決昭和59・4・27(刑集38巻6号2584頁)
 48 偽計業務妨害罪の成否⑵──東京高判平成21・3・12(高刑集62巻1号21頁)
3 財産に対する罪
 ⑴ 窃盗罪
 49 窃盗罪の保護法益──最三決平成元・7・7(刑集43巻7号607頁)
 50 窃盗罪と委託物横領罪の区別──東京高判昭和59・10・30(刑月16巻9=10号679頁)
 51 窃盗罪と占有離脱物横領罪の区別──最三決平成16・8・25(刑集58巻6号515頁)
 52 殺害直後の財物奪取と窃盗罪の成否──最二判昭和41・4・8(刑集20巻4号207頁)
 53 パチスロ機による不正取得と窃取概念──最一決平成21・6・29(刑集63巻5号461頁)
 54 不法領得の意思⑴──毀棄目的での財物奪取──最二決平成16・11・30(刑集58巻8号1005号)
 55 不法領得の意思⑵──自首する目的での財物奪取──広島高松江支判平成21・4・17(高刑速(平21)205頁)
 56 不法領得の意思⑶──自動車の一時使用──最二決昭和55・10・30(刑集34巻5号357頁)
 57 不法領得の意思⑷──情報の不正入手──東京地判昭和59・6・28(刑月16巻5=6号476頁)
 58 不法領得の意思⑸──名古屋高判令和3・12・14(高刑速(令3)501頁)
 59 キャッシュカードすり替え型の窃盗と実行の着手──最三決令和4・2・14(刑集76巻2号101頁)
 60 窃盗罪における既遂時期──東京高判平成4・10・28(東高刑時報1巻12号59頁)
 61 親族相盗例の適用範囲⑴──最二決平成18・8・30(刑集60巻6号479頁)
 62 親族相盗例の適用範囲⑵──最一決平成20・2・18(刑集62巻2号37頁)
 ⑵ 不動産侵奪罪
 63 不動産侵奪罪における「占有」概念──最一決平成11・12・9(刑集53巻9号1117頁)
 64 不動産侵奪罪における「侵奪」概念──最二決平成12・12・15(刑集54巻9号1049頁)
 ⑶ 強盗罪
 65 強盗罪における暴行・脅迫の判断基準──最一判昭和23・11・18(刑集2 巻12号1614頁)
 66 ひったくりと強盗罪の成否──最三決昭和45・12・22(刑集24巻13号1882頁)
 67 強盗罪と恐喝罪の区別──福岡高判平成29・9・19(高刑集70巻3号1頁)
 68 窃盗または詐欺後の被害者の殺害──最一決昭和61・11・18(刑集40巻7号523頁)
 69 二項強盗における処分行為の必要性──最二判昭和32・9・13(刑集11巻9号2263頁)
 70 二項強盗罪と財産上の利益の意義⑴──神戸地判平成17・4・26(判時1904号152頁)
 71 二項強盗罪と財産上の利益の意義⑵──東京高判平成21・11・16(東高刑時報60巻1〜12号185頁)
 72 暴行後の領得意思と強盗罪の成否──東京高判平成20・3・19(高刑集61巻1号1頁)
 73 事後強盗罪の成立限界──最二判平成16・12・10(刑集58巻9号1047頁)
 74 事後強盗目的と強盗予備罪の成否──最二決昭和54・11・19(刑集33巻7号710頁)
 75 強盗致死傷罪における強盗の機会⑴──最
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