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コンプライアンス・内部統制ハンドブック2

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コンプライアンス・内部統制ハンドブック2

販売価格: 6,160円 税込

出版社・至誠堂品切れ中

著者
中村直人・編著
発行元
商事法務
発刊日
2019-06-03
ISBN
978-4-7857-2717-8
CD-ROM
無し
サイズ
A5判上製 (436ページ)
心理学、AI・IoTを活用した、コンプライアンス・内部統制の新しい手法を示す

近年続く企業の不祥事から、法令遵守を人の判断・善意に依存させる仕組みの構造的な限界が明らかになってきた。
本書は、「組織の心理学」の知見やAI・IoTなどの先端技術の採用など「科学的なコンプライアンス」という概念を提示し、コンプライアンス・内部統制の新しい手法を切り開く。
〈主要目次〉
第Ⅰ編 判例の最新動向を踏まえたコンプライアンス・内部統制
第1章 コンプライアンス・内部統制関連の判例の最新動向
 Ⅰ 取締役の責任に関する最新判例
 Ⅱ 日本システム技術事件以降の内部統制関連判例の潮流
第2章 日本システム技術事件を踏まえた内部統制システムの構築
 Ⅰ 日本システム技術事件最高裁判決の重要性
 Ⅱ 通常想定されるリスクへの対応
 Ⅲ 特別な事情への対応

第Ⅱ編 科学的コンプライアンス
第1章 総 論
 Ⅰ 最近の不祥事件続発と対策
 Ⅱ 最近の不祥事件に関するケーススタディ
 Ⅲ 新しい原因と対策
第2章 科学的なコンプライアンス対策
 Ⅰ 不正の原因の科学的分析
 Ⅱ 個人的要因
 Ⅲ 組織的・環境的要因
 Ⅳ 科学的なコンプライアンス対策
第3章 コンプライアンス対策としての人工知能(AI)の利用可能性について
 Ⅰ 問題意識
 Ⅱ 人工知能(AI)とは
 Ⅲ コンプライアンス対策としての人工知能(AI)の利用可能性
 Ⅳ コンプライアンス対策としての人工知能(AI)活用の留意点
 Ⅴ 経営陣の役割と責任
第4章 品質不正防止と品質管理
 Ⅰ 背 景
 Ⅱ 新たな品質管理方法による不正防止
 Ⅲ 品質不正防止の方策

第Ⅲ編 コンプライアンス・内部統制の新しい潮流
第1章 コンプライアンスの新しい潮流
 Ⅰ コンプライアンスの新しい潮流
 Ⅱ 「上場会社における不祥事予防のプリンシプル」をもとにコンプライアンスの新しい潮流と企業の対応策を考える
第2章 内部通報制度の新しい潮流
 Ⅰ 内部通報制度の現状と実務上の問題点
 Ⅱ 内部通報制度の利用促進のための方策
 Ⅲ 内部通報制度と司法取引(合意制度)
第3章 ESGの新しい潮流
 Ⅰ ESGとは?
 Ⅱ ESGの歴史
 Ⅲ 日本におけるESG投資の本格的幕開け―GPIFによるPRI署名の影響
 Ⅳ 日本におけるESGの考え方
 Ⅴ ESG指数(ESG Index)―ESG投資の道標
 Ⅵ GPIFの動きによる新たな刺激―ESG指数採用
 Ⅶ 日本企業のESGへの取組み
 Ⅷ ESG投資の本質1―ESGが広がった訳(目指すは社会的責任か、経済的収益か?)
 Ⅸ ESG投資の本質2―非財務情報開示に見る日本企業の本気度
 Ⅹ SDGsの登場
 XI SDGsの目線
 XII ダボス会議―座礁資産とダイベストメント
 ⅩⅢ もう1つの流れ―京都議定書とパリ協定
 ⅩⅣ ESGの本質3―これからの日本企業の課題(SDGsを通じて世界を先取りするチャレンジができるか?)
 ⅩⅤ サステナビリティ経営(SDGsとビジネスの統合、SDGsがもたらす市場)
 ⅩⅥ ESG関連情報開示(非財務情報)の重要性再認識
 ⅩⅦ サステナビリティとサプライチェーン
 ⅩⅧ サステナビリティと内部統制
 ⅩⅨ ESGと内部統制の交錯
 ⅩⅩ 企業の目指すべきESGの姿・SDGsへの取組み

事項索引
判例索引
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