家事法の理論・実務・判例 3

家事法の理論・実務・判例 3

販売価格: 4,400円 税込

著者
道垣内弘人/松原正明・編
発行元
勁草書房
発刊日
2019-10-16
ISBN
978-4-326-44966-8
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (228ページ)
研究者、裁判官、弁護士が家事法の当面する問題を分析、実務と法理論との架橋を確かなものとし将来の法制度を展望する、年報第3号。
目次

第1章 特集──遺産分割
〔1〕相続預貯金の遺産分割等に関する実務──最大決平成28・12・19民集70巻8号2121頁を受けて[田野倉真也]
〔2〕仮想通貨(ビットコイン)の遺産分割──その私法的性質を踏まえて[福市航介]
〔3〕果実の遺産分割対象性に関する一考察[幡野弘樹]

第2章 座談会──公正証書をめぐって[道垣内弘人・石坂浩・浦野由紀子・木下真由美・小池勝雅・松原正明]

第3章 学界の動向[大村敦志]

第4章 判例解説
〔1〕最判平成30・10・19民集72巻5号900頁
  共同相続人間においてされた無償による相続分の譲渡と民法903条1項に規定する「贈与」[永下泰之]
〔2〕広島高判平成30・9・27裁判所ウェブサイト
  成年後見人による遺贈の目的物の処分と遺贈の効力[小川惠]
〔3〕東京地判平成30・9・12金法2104号78頁
  信託における遺留分の規律と遺留分制度を潜脱する意図でなされた信託の効力[岩藤美智子]
〔4〕最判平成30・3・15民集72巻1号17頁
  ハーグ子奪取条約実施法に基づく子の返還決定の不遵守と人身保護請求[古賀絢子]

第5章 当期(平成29年~平成30年)の家事法裁判例[松原正明]
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