遺産相続事件処理マニュアル


販売価格: 4,730円 税込
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相談・受任、前提問題の整理から、遺産分割協議、調停や審判等の裁判手続、相続後の税金処理までの流れを詳解!
◆事件処理の流れをフローチャートで示した上で、業務遂行上のポイントを説明した実践的なマニュアル書
◆相続財産管理人や遺言執行者の業務など、付随する実務も収録
◆申立書・訴状例なども多数掲載。ケーススタディでは、特別受益の持戻しや寄与分の額を計算例で解説
目次
第1章 相談・受任
第1 相談を受ける
<フローチャート~相談>
1 相談予約
(1) 相談内容を把握する
(2) 緊急性の有無を確認する
(3) 準備事項を指示する
(4) 相談料を伝える
(5) 相談日時、場所を設定する
2 事情聴取
(1) 相続開始時期を確認する
(2) 相続関係者と利害関係人を確認する
(3) 遺産の概要を把握する
(4) 紛争の要点を把握する
(5) 相談者の希望を聴取する
(6) 利益相反について説明する
第2 受任する
<フローチャート~受任>
1 解決方法の選択
(1) 解決方法を説明する
(2) 解決時期を説明する
2 委任契約の成立
(1) 弁護士費用を決定する
(2) 委任契約書を作成する
第2章 遺産分割
第1 前提問題を整理する
1 相続人の確定
<フローチャート~相続人の確定>
(1) 調査事項を確認する
(2) 戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)等を取り寄せる
(3) 相続人関係図を完成させる
(4) 相続人の順位を確認する
(5) 相続放棄の有無を確認する
(6) 相続欠格・推定相続人廃除の有無を確認する
2 遺産分割手続の当事者の確定
<フローチャート~遺産分割手続の当事者の確定>
(1) 相続人の現況等を確認する
(2) 包括受遺者の有無を確認する
(3) 相続分の移動を確認する
(4) 失踪者・不在者に関する手続をする
(5) 制限能力者に関する手続をする
3 遺産の確定
<フローチャート~遺産の確定>
(1) 調査事項を確認する
(2) 各種財産を調査する
(3) 遺産の変動を確認する
(4) 遺産に関する争いを解決する
4 遺産の管理
<フローチャート~遺産の管理>
(1) 遺産の管理を開始する
(2) 遺産の管理方法を確認する
(3) 遺産管理人の選任の申立てなどを検討する
(4) 遺産分割の禁止を検討する
【参考書式】
・相続関係図
・相続放棄申述書
・相続放棄申述受理証明書
・訴状(相続権不存在確認請求)
・推定相続人廃除審判申立書(相続開始前の場合)
・推定相続人廃除審判申立書(相続開始後の場合)
・相続分譲渡証書
・失踪宣告審判申立書
・不在者の財産管理人選任審判申立書
・特別代理人選任審判申立書
・遺産に関する紛争調整調停申立書
・訴状(遺産確認請求)
・遺産管理人選任審判申立書
・遺産分割禁止の遺言の取消
・変更審判申立書
第2 遺産分割協議を行う
<フローチャート~遺産分割協議>
1 分割協議の開始
(1) 分割協議の当事者と遺産を確認する
(2) 分割協議を申し入れる
2 分割協議の成立
(1) 一部分割を検討する
(2) 分割協議を成立させる
(3) 分割協議書を作成する
【参考書式】
・特別受益証明書
・遺産分割協議書
第3 遺産分割調停を行う
<フローチャート~遺産分割調停>
1 調停の申立て
(1) 調停を申し立てる
(2) 申立書を準備する
(3) 提出書類を準備する
(4) 預貯金の一部払戻しを検討する
2 調停手続の開始
(1) 調停手続の仕組みを確認する
(2) 調停期日を調整する
(3) 裁判所の調査等を受ける
(4) 調停を開始する
3 調停手続の進行
(1) 調停手続の流れを確認する
(2) 遺産分割に関する主張と立証をする
4 遺産の評価
(1) 遺産評価の基準時を確認する
(2) 遺産評価の方法を確認する
(3) 相続開始後に処分した財産を評価する
5 具体的相続分の算定
(1) 法定相続分を確認する
(2) 相続分の変動を確認する
(3) 特別受益の算定をする
(4) 寄与分の算定をする
6 分割方法の決定
(1) 現物分割を検討する
(2) 代償分割を検討する
(3) 換価分割を検討する
(4) 共有分割を検討する
(5) その他の分割方法を検討する
(6) 一部分割を検討する
7 調停手続の終了
(1) 調停を成立させる
(2) 調停調書を作成する
(3) その他の終了事由を確認する
8 調停内容を実現する
【参考書式】
・遺産分割調停申立書
第4 遺産分割審判を行う
<フローチャート~遺産分割審判>
1 審判手続の開始
(1) 審判を申し立てる
(2) 申立書を作成する
(3) 添付書類を準備する
2 審判手続の流れ
(1) 審理の方法を確認する
(2) 事実の調査と証拠調べを把握する
(3) 審理手続の終結を把握する
3 審判前の保全処分
(1) 審判前の保全処分を申し立てる
(2) 申立書を作成する
(3) 審理手続の開始を把握する
(4) 保全処分審判の効力と執行を確認する
(5) 不服申立て(即時抗告)を行う
4 不服申立て
(1) 不服申立てをする
(2) 不服申立書を作成する
(3) 抗告審の審理を把握する
5 調停に代わる審判
(1) 調停に代わる審判の意義を確認する
(2) 調停に代わる審判の活用を検討する
(3) 調停に代わる審判の確定を確認する
6 審判内容を実行する
【参考書式】
・遺産分割審判申立書
・寄与分を定める処分審判申立書
・審判前の保全処分申立書(仮分割)
第5 遺産分割後の紛争を解決する
<フローチャート~遺産分割後の紛争>
1 遺産分割協議の瑕疵
(1) 相続人が協議から除外されていた場合を検討する
(2) 相続人でない者が協議の当事者となっていた場合を検討する
(3) 遺産の範囲に瑕疵があった場合を検討する
(4) 意思表示の瑕疵があった場合を検討する
(5) 利益相反があった場合を検討する
2 遺産分割協議の不履行と解除
(1) 履行請求をする
(2) 遺産分割協議を解除する
3 遺産分割調停・審判の瑕疵
(1) 遺産分割調停や審判の前提問題に瑕疵がある場合を検討する
(2) 遺産分割調停や審判に重大な瑕疵がある場合を検討する
4 遺産の瑕疵と担保責任
(1) 遺産の瑕疵についての対応策を確認する
(2) 担保責任を追及する
5 遺産分割後の遺言書の発見
(1) 遺言書の発見の経緯を確認する
(2) 遺産分割の無効を主張する
【参考書式】
・遺産分割後の紛争調整調停申立書
第3章 遺言
第1 遺言書を作成する
<フローチャート~遺言書の作成>
1 遺言の概要
(1) 遺言の意義と遺言事項を確認する
(2) 自筆証書遺言の方式を確認する
(3) 公正証書遺言の方式を確認する
(4) 秘密証書遺言の方式を確認する
2 遺言書の作成業務
(1) 弁護士の立場を確認する
(2) 遺言能力の有無を確認する
(3) 推定相続人と遺産の範囲を確認する
(4) 遺言内容を決定する
第2 遺言の有効性と効力を検討する
<フローチャート~遺言の有効性>
1 遺言書の入手と検認手続
(1) 遺言書の存否を確認する
(2) 検認手続を経る
2 遺言の有効性
(1) 形式的要件の有効性を検討する
(2) 遺言書の真否(偽造)を検討する
(3) 遺言能力の有無を検討する
(4) 意思表示の瑕疵の有無を検討する
(5) 公序良俗違反の有無を検討する
(6) 遺言特有の無効取消事由の有無を検討する
3 遺言の効力
(1) 遺贈の効力を確認する
(2) 相続分の指定の効力を確認する
(3) 遺産分割方法の指定の効力を確認する
(4) 特定財産承継遺言(相続させる遺言)の効力を検討する
(5) 遺言の解釈をする
4 遺言無効確認請求訴訟
(1) 遺言無効確認の手続を確認する
(2) 訴えの内容を確認する
【参考書式】
◆事件処理の流れをフローチャートで示した上で、業務遂行上のポイントを説明した実践的なマニュアル書
◆相続財産管理人や遺言執行者の業務など、付随する実務も収録
◆申立書・訴状例なども多数掲載。ケーススタディでは、特別受益の持戻しや寄与分の額を計算例で解説
目次
第1章 相談・受任
第1 相談を受ける
<フローチャート~相談>
1 相談予約
(1) 相談内容を把握する
(2) 緊急性の有無を確認する
(3) 準備事項を指示する
(4) 相談料を伝える
(5) 相談日時、場所を設定する
2 事情聴取
(1) 相続開始時期を確認する
(2) 相続関係者と利害関係人を確認する
(3) 遺産の概要を把握する
(4) 紛争の要点を把握する
(5) 相談者の希望を聴取する
(6) 利益相反について説明する
第2 受任する
<フローチャート~受任>
1 解決方法の選択
(1) 解決方法を説明する
(2) 解決時期を説明する
2 委任契約の成立
(1) 弁護士費用を決定する
(2) 委任契約書を作成する
第2章 遺産分割
第1 前提問題を整理する
1 相続人の確定
<フローチャート~相続人の確定>
(1) 調査事項を確認する
(2) 戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)等を取り寄せる
(3) 相続人関係図を完成させる
(4) 相続人の順位を確認する
(5) 相続放棄の有無を確認する
(6) 相続欠格・推定相続人廃除の有無を確認する
2 遺産分割手続の当事者の確定
<フローチャート~遺産分割手続の当事者の確定>
(1) 相続人の現況等を確認する
(2) 包括受遺者の有無を確認する
(3) 相続分の移動を確認する
(4) 失踪者・不在者に関する手続をする
(5) 制限能力者に関する手続をする
3 遺産の確定
<フローチャート~遺産の確定>
(1) 調査事項を確認する
(2) 各種財産を調査する
(3) 遺産の変動を確認する
(4) 遺産に関する争いを解決する
4 遺産の管理
<フローチャート~遺産の管理>
(1) 遺産の管理を開始する
(2) 遺産の管理方法を確認する
(3) 遺産管理人の選任の申立てなどを検討する
(4) 遺産分割の禁止を検討する
【参考書式】
・相続関係図
・相続放棄申述書
・相続放棄申述受理証明書
・訴状(相続権不存在確認請求)
・推定相続人廃除審判申立書(相続開始前の場合)
・推定相続人廃除審判申立書(相続開始後の場合)
・相続分譲渡証書
・失踪宣告審判申立書
・不在者の財産管理人選任審判申立書
・特別代理人選任審判申立書
・遺産に関する紛争調整調停申立書
・訴状(遺産確認請求)
・遺産管理人選任審判申立書
・遺産分割禁止の遺言の取消
・変更審判申立書
第2 遺産分割協議を行う
<フローチャート~遺産分割協議>
1 分割協議の開始
(1) 分割協議の当事者と遺産を確認する
(2) 分割協議を申し入れる
2 分割協議の成立
(1) 一部分割を検討する
(2) 分割協議を成立させる
(3) 分割協議書を作成する
【参考書式】
・特別受益証明書
・遺産分割協議書
第3 遺産分割調停を行う
<フローチャート~遺産分割調停>
1 調停の申立て
(1) 調停を申し立てる
(2) 申立書を準備する
(3) 提出書類を準備する
(4) 預貯金の一部払戻しを検討する
2 調停手続の開始
(1) 調停手続の仕組みを確認する
(2) 調停期日を調整する
(3) 裁判所の調査等を受ける
(4) 調停を開始する
3 調停手続の進行
(1) 調停手続の流れを確認する
(2) 遺産分割に関する主張と立証をする
4 遺産の評価
(1) 遺産評価の基準時を確認する
(2) 遺産評価の方法を確認する
(3) 相続開始後に処分した財産を評価する
5 具体的相続分の算定
(1) 法定相続分を確認する
(2) 相続分の変動を確認する
(3) 特別受益の算定をする
(4) 寄与分の算定をする
6 分割方法の決定
(1) 現物分割を検討する
(2) 代償分割を検討する
(3) 換価分割を検討する
(4) 共有分割を検討する
(5) その他の分割方法を検討する
(6) 一部分割を検討する
7 調停手続の終了
(1) 調停を成立させる
(2) 調停調書を作成する
(3) その他の終了事由を確認する
8 調停内容を実現する
【参考書式】
・遺産分割調停申立書
第4 遺産分割審判を行う
<フローチャート~遺産分割審判>
1 審判手続の開始
(1) 審判を申し立てる
(2) 申立書を作成する
(3) 添付書類を準備する
2 審判手続の流れ
(1) 審理の方法を確認する
(2) 事実の調査と証拠調べを把握する
(3) 審理手続の終結を把握する
3 審判前の保全処分
(1) 審判前の保全処分を申し立てる
(2) 申立書を作成する
(3) 審理手続の開始を把握する
(4) 保全処分審判の効力と執行を確認する
(5) 不服申立て(即時抗告)を行う
4 不服申立て
(1) 不服申立てをする
(2) 不服申立書を作成する
(3) 抗告審の審理を把握する
5 調停に代わる審判
(1) 調停に代わる審判の意義を確認する
(2) 調停に代わる審判の活用を検討する
(3) 調停に代わる審判の確定を確認する
6 審判内容を実行する
【参考書式】
・遺産分割審判申立書
・寄与分を定める処分審判申立書
・審判前の保全処分申立書(仮分割)
第5 遺産分割後の紛争を解決する
<フローチャート~遺産分割後の紛争>
1 遺産分割協議の瑕疵
(1) 相続人が協議から除外されていた場合を検討する
(2) 相続人でない者が協議の当事者となっていた場合を検討する
(3) 遺産の範囲に瑕疵があった場合を検討する
(4) 意思表示の瑕疵があった場合を検討する
(5) 利益相反があった場合を検討する
2 遺産分割協議の不履行と解除
(1) 履行請求をする
(2) 遺産分割協議を解除する
3 遺産分割調停・審判の瑕疵
(1) 遺産分割調停や審判の前提問題に瑕疵がある場合を検討する
(2) 遺産分割調停や審判に重大な瑕疵がある場合を検討する
4 遺産の瑕疵と担保責任
(1) 遺産の瑕疵についての対応策を確認する
(2) 担保責任を追及する
5 遺産分割後の遺言書の発見
(1) 遺言書の発見の経緯を確認する
(2) 遺産分割の無効を主張する
【参考書式】
・遺産分割後の紛争調整調停申立書
第3章 遺言
第1 遺言書を作成する
<フローチャート~遺言書の作成>
1 遺言の概要
(1) 遺言の意義と遺言事項を確認する
(2) 自筆証書遺言の方式を確認する
(3) 公正証書遺言の方式を確認する
(4) 秘密証書遺言の方式を確認する
2 遺言書の作成業務
(1) 弁護士の立場を確認する
(2) 遺言能力の有無を確認する
(3) 推定相続人と遺産の範囲を確認する
(4) 遺言内容を決定する
第2 遺言の有効性と効力を検討する
<フローチャート~遺言の有効性>
1 遺言書の入手と検認手続
(1) 遺言書の存否を確認する
(2) 検認手続を経る
2 遺言の有効性
(1) 形式的要件の有効性を検討する
(2) 遺言書の真否(偽造)を検討する
(3) 遺言能力の有無を検討する
(4) 意思表示の瑕疵の有無を検討する
(5) 公序良俗違反の有無を検討する
(6) 遺言特有の無効取消事由の有無を検討する
3 遺言の効力
(1) 遺贈の効力を確認する
(2) 相続分の指定の効力を確認する
(3) 遺産分割方法の指定の効力を確認する
(4) 特定財産承継遺言(相続させる遺言)の効力を検討する
(5) 遺言の解釈をする
4 遺言無効確認請求訴訟
(1) 遺言無効確認の手続を確認する
(2) 訴えの内容を確認する
【参考書式】