至誠堂書店

AIの時代と法 (岩波新書 新赤版 1809)

AIの時代と法 (岩波新書 新赤版 1809)

販売価格: 924円 税込

数量
著者
小塚荘一郎・著
発行元
岩波書店
発刊日
2019-11-25
ISBN
978-4-00-431809-5
CD-ROM
無し
サイズ
新書判 (235ページ)
仮想通貨,データ取引,シェアリングエコノミー…….AIをはじめとするデジタル技術の発展は,これまでの「法」ではとらえきれない事態を生じさせ,さまざまな課題をつきつけている.近代社会を規律してきた「法」のゆらぎは一体何を意味するのか.ビジネス法の最前線で起きている問題を取り上げながら考える.
はしがき

第1章 デジタル技術に揺らぐ法
 1 デジタル技術と人間の能力の拡張
 2 法制度に対する期待と不満

第2章 AIとシェアリング・エコノミー――利用者と消費者の間
 1 消費者がモノを持たない時代
 2 AIの間違いと暴走
 3 責任の所在――メーカー・売り手・プラットフォーム

第3章 情報法の時代――「新時代の石油」をめぐって
 1 プライバシー対「データの活用」
 2 誰のプライバシーか
 3 情報法の構造

第4章 法と契約と技術――何が個人を守るのか
 1 AIに関する原則と「コード」の支配
 2 縮小する「法の領域」
 3 間違わないAIの問題

第5章 国家権力対プラットフォーム
 1 仮想通貨は国家を壊すか
 2 デジタル版の「新国際経済秩序」
 3 法を執行する「コード」と権力に対抗する「コード」

第6章 法の前提と限界
 1 スマートコントラクトと近代法
 2 社会を守るガバナンス

参考文献
あとがき
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