税理士事務所スタッフが社長と話せるようになる本(電子版つき)

税理士事務所スタッフが社長と話せるようになる本(電子版つき)

販売価格: 2,420円 税込

著者
高山弥生・著
発行元
税務研究会
発刊日
2020-10-06
ISBN
978-4-7931-2573-7
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (246ページ)
税理士事務所に勤務して3年ほど経過して、仕事を一通りこなせるようになった頃にぶつかる新たな壁が、顧問先企業の社長との会話です。

社長は交友関係も広く、様々な情報を耳にしています。税理士事務所スタッフに、その情報の真偽を尋ねることも少なくありません。

また、税法とは直接関係ない金融機関からの借入金などについても、税理士事務所スタッフに相談することはよくあることです。

そのほか、最近では、コロナ禍における給付金や助成金などについて、社長から相談を受けた方は少なくないと思われます。

本書では、顧問先企業の社長からよく聞かれる話題について、例えば、金融機関からの借入れ、節税対策や税務調査対策、また、税理士試験には出題されないけれど、業務では極めて重要となる国税通則法の内容などについて、わかりやすく解説しています。

本書を読んでいただければ、これまで社長と話すことに悩まれていた方でも、きっと社長との会話に前向きになれるはずです。

今回も『税理士事務所に入って3年以内に読む本』と同様、松木さんと竹橋くん、梅沢先輩が登場する会話形式なので、気負わず読んでいただけると思います。

本書が社長との会話を楽しむための一助になれば幸いです。
主要目次
第1章 税理士事務所の仕事はAIに駆逐されてしまうのか?    
1-1 702の職業の47%がAIに置き換わる?
1-2 AI に影響を受ける分野・受けない分野
1-3 コミュニケーションのヒント 

第2章 トラブル発生! パニックの社長を支えるのは税理士事務所だ     
2-1 有事の対応順序は?
2-2 ともかく手許のキャッシュを確保!
2-3 金融機関からの融資を受ける
2-4 融資を受けられる体質にしておく
コラム ファイナンシャルプランナーの知識は税理士事務所で重宝する 

第3章 創業も借入れも節税も 夢実現のサポーター、それは税理士事務所    
3-1 計画を立ててみよう
3-2 借入れはどうすればいいの? 公庫編 
3-3 手許資金と借入れのバランスを考える
3-4 まずは個人でスタート
3-5 65万円控除が55万円控除になる?    

第4章 法人成り!カッコよさ以外のメリットは?    
4-1 企業は社会の公器
4-2 法人成りで生命保険料を経費にする
4-3 法人成りで所得分散
4-4 法人成りで社長にも日当を出そう!
4-5 法人成りで社宅に住もう!
4-6 法人成りで消費税免税期間を狙うならインボイス制度まで

第5章 法人成りで新たに抱える「株」問題     
5-1 中小企業の株ってコワイ
5-2 中小企業の株価は一筋縄ではいかない
5-3 中小企業の出口戦略

第6章 税金にまつわるニュースを語れるようになる     
6-1 脱税と所得隠しの間にある溝
6-2 加算税と重加算税
6-3 延滞税と延滞税の特例 
6-4 租税回避って何? 
6-5 増え続ける消費税課税事業者判定要件

第7章 税務調査を受けない方法はないのか     
7-1 意見聴取って何?
7-2 税務署も期待する書面添付制度
7-3 もし、書面添付をした申告から脱税が発覚したら
7-4 書面添付に何を書けばいいの?
コラム 調査対象先抽出おまけ
7-5 調査で納得いかなかった場合 
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