アート・ロー入門 美術品にかかわる法律の知識

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▼アート×法律?
▼芸術家、美術愛好家、画廊、美術館、画廊、アートビジネスにかかわるすべての方へ向けて!
ナチス略奪美術品をめぐる紛争、
エゴン・シーレの真贋とオークションの責任、
ダ・ヴィンチ素描画を仲介した美術商の責任 etc...
法律や裁判は、アート(芸術)の世界から最も縁遠い、無粋な堅物たちが活動する領域と考えている方が多いのではないだろうか?
しかし、実際上、アートと法律は切っても切れない関係にある。本書に紹介するアート作品にかかわるさまざまな事件は、各作品の個性・来歴やアートの歴史の一部にもなっている。法律に興味がない方でも、どのような作家の作品がどのような紛争に巻き込まれたのかという観点から本書を読み進めていけば、気づかないうちにアート・ローを理解していただける。
登場する美術品に思いを馳せながら、アートと法律を楽しんで読み解ける一冊。
【目次】
00章 アート・ローとは何か
01章 美術品の盗難予防、デューデリジェンス
02章 盗品・略奪品の取戻し
03章 贋作美術品をめぐる紛争
04章 贋作売買と画商の責任
05章 美術商・画廊の法的義務
06章 オークションハウスの活動と責任
07章 美術館の機能と責任
08章 美術館における特別展
09章 美術の著作権の発生、存続、帰属
10章 美術館の活動と著作権
11章 著作物に関する芸術家の権利
12章 現代アートと著作権
13章 美術品、映画のキャラクターの商品化ビジネス
14章 展覧会、芸術祭と表現の自由
15章 国の芸術振興策及び企業の芸術支援活動
16章 文化財の保護と活用
17章 アートに関する紛争と国際訴訟
18章 アートに関する紛争とADR
事項索引
人名索引
事件索引