至誠堂書店

政策リサーチ入門 増補版: 仮説検証による問題解決の技法

政策リサーチ入門 増補版: 仮説検証による問題解決の技法

販売価格: 3,080円 税込

数量
著者
伊藤修一郎・著
発行元
東京大学出版会
発刊日
2022-01-14
ISBN
978-4-13-032232-4
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (243ページ)

政策に関わる実務家・市民必携
演習例を追加し、さらに充実のロングセラーテキスト

情報の収集、因果関係の分析、対策の立案・評価、成果のプレゼンと論文・レポート作成まで。社会科学を学ぶ学生、政府・自治体職員、シンクタンク研究員、NPO関係者、市民のための実践的方法論ガイド。演習例を追加、さらに充実のロングセラーテキスト。

【目次】
序章 政策リサーチのすすめ――本書の目的と概要
1 政策リサーチとは
2 政策リサーチのタイプ
3 なぜ政策リサーチが必要なのか
4 本書の構成

第1章 リサーチ・クエスチョンをたてる――テーマ選定と研究計画の組立て
1 研究テーマの選定――興味のあることを書き出してみよう
2 「なぜ」の疑問を問う――因果関係の解明
3 よいリサーチ・クエスチョンとは
4 リサーチ・クエスチョンを組み合わせる
5 クエスチョンをたてる際に留意すること
6 現状確認型のリサーチ・クエスチョン
7 まとめ――リサーチ・クエスチョンの重要性

第2章 仮説をたてる――政策課題の因果関係を想定する
1 仮説とは
2 仮説のたて方
3 因果関係を明示する
4 鍵概念の定義と操作化
5 指標
6 現状確認型リサーチの方法
7 まとめ――仮説をたてる際の注意点

第3章 資料・データを収集する――文献リサーチの方法論
1 文献リサーチの意義
2 文献リサーチの方法
3 論文・書籍の検索
4 論文・書籍の入手
5 インターネットの利用
6 インタビュー
7 データの収集方法
8 まとめ――文献リサーチを行う時期

第4章 仮説を検証する――条件制御のロジックを理解する
1 実験
2 比較(少数の事例を比べる)
3 統計的な検証(多数の事例を比較する)
4 ひとつの事例の詳細な追跡
5 仮説が検証されるとは
6 検証結果をどう扱うか――一般化と解釈
7 まとめ――どの方法を選ぶか

第5章 リサーチ結果をまとめ、伝える――プレゼンテーションの技法
1 リサーチ結果のまとめ
2 論文・報告書の執筆
3 口頭発表の方法――準備のための一般的な心構え
4 PowerPointを用いたプレゼン――スライドの作り方
5 リハーサルと本番の心構え
6 まとめ――プレゼンテーションのすすめ

第6章 リサーチ結果を政策化する――特定した因果関係に基づく政策提言・評価
1 政策分析の手順
2 政策手段にはどのようなものがあるか
3 どの手段を使うか
4 政策評価の基礎
5 まとめ――政策立案技法の活かし方

おわりに

演習例1 自転車事故の原因探究――リサーチ・クエスチョンと仮説の設定
演習例2 景観保全の成功条件抽出――比較を用いた検証
演習例3 治安悪化の要因分析――統計分析を用いた検証
演習例4 広告景観規制の実施分析――総合的リサーチ
参考 自治体政策研修の時間割(例)
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