法学概論【第二版】

法学概論【第二版】

販売価格: 1,980円 税込

著者
霞 信彦・編著 原 禎嗣/神野 潔/兒玉圭司/三田奈穂/高田久実・著
発行元
慶應義塾大学出版会
発刊日
2022-03-22
ISBN
978-4-7664-2814-8
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (197ページ)

▼歴史の視線から法律学の理解へ!
▼初歩から法学を学びながら、法の基礎を理解できる入門書。
▼日本法制史の研究者の手により書き上げられた特色ある法学入門最新版!

「どのような学問分野に取り組む際にも、その第一歩として通過しなければならない関門がある。それは、各分野に特有かつ最小限の共通認識や基礎的事項への理解を掌中にすることであろう。つまり、そこで得た知見を最初の「道具」として、新たな学習への道筋が展開していくことは、「学ぶ」ことに際し、普く共通である。」(「はしがき」から)
本書は、法の世界に興味を有する入門者への「道しるべ」となるために、また多く「法学」と称せられた学科目を学ぶための一助になれば、という意図のもとに編まれた入門書。
法律学を学び、法律を理解するためには、何をすればよいのか。法律世界への実践的アプローチまで踏み込みながら、法律学における共通認識や基礎的事項を理解する。随所に基礎的事項や法制史的なコラムを折り込みながら読者を法の世界へと誘う。日本法制史の研究者の手により書き上げられた特色ある法学入門の最新版。

【目次】

第1章 法律学を学ぶために――法律学学習への基礎知識

I 法律学に関する文献について
1 基本文献
2 六 法

II 法令に関する基本事項
1 法令の構造
2 法と言葉

第2章 法律を理解するために――法律学学習に向けての必須知識

I 法とは
1 当為と存在
2 法と道徳
3 近代法思想史

II 法源(法の存在形式)
1 法源とは何か
2 日本における成文法
3 日本における不文法

III 法の種類
1 分類の前提
2 公法・私法・社会法
3 普通法・特別法
4 強行法・任意法
5 実体法・手続法
6 固有法・継受法
7 国際法・国内法

IV 法の効力
1 「法の効力」をめぐって
2 法の形式的効力

V 法の解釈と適用
1 法の解釈と適用
2 有権解釈と学理解釈
3 学理解釈
4 その他
5 法解釈にあたって

第3章 法律世界への実践的アプローチ

I わが国の司法制度をめぐって
1 三権(立法権・行政権・司法権)分立とは
2 黎明期のわが国司法制度から

II 現行憲法下における司法権と裁判システム
1 現行憲法下における司法権
2 現行裁判システムについての基本理解

参考文献一覧
事項索引・人名索引
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