好評発売中の『最新民法親族編逐条解説』（2021年８月・テイハン刊）の姉妹編となる一冊。本書で完結となります。



民法家族法分野の全条文及び関連事項について詳細に解説しながら、最高裁判例はもとより、下級審の重要判例もピックアップ。家族法関係の実体法や手続法の目下の問題意識についても指摘。



巻末には、資料として相続税関係、法務局における遺言書保管制度、令和５年４月１日施行の所有者不明土地関係の民法等の改正を収録。

目次
［相続法逐条解説序説］

民法第五編　相　続
　第一章　総　則

　第二章　相続人

　第三章　相続の効力
　　第一節　総　則
　　第二節　相続分
　　第三節　遺産の分割

　第四章　相続の承認及び放棄
　　第一節　総　則
　　第二節　相続の承認
　　第三節　相続の放棄

　第五章　財産分離

　第六章　相続人の不存在

　第七章　遺　言
　　第一節　総　則
　　第二節　遺言の方式
　　第三節　遺言の効力
　　第四節　遺言の執行
　　第五節　遺言の撤回及び取消し

　第八章　配偶者の居住の権利
　　第一節　配偶者居住権
　　第二節　配偶者短期居住権

　第九章　遺留分

　第十章　特別の寄与

巻末解説（一）　相続税の算定と徴収
巻末解説（二）　法務局における遺言書保管制度
巻末解説（三）　令和５年４月１日施行の所有者不明土地相続関連法について