統計・書式,図・表等を駆使しながら刑事手続の制度と運用を描く,ロングセラーのテキスト。第9版では統計の更新,表現・構成の見直しのほか,収録書式の追加など,読者にいっそう手続のイメージが伝わるよう工夫した。
目次
CHAPTER１　起訴前（捜査）手続　捜査とは／捜査の方法・実行／被疑者の逮捕／勾留／捜索・差押え・検証／その他の捜査手段／被疑者側の防御
CHAPTER２　公訴提起　公訴提起の手続／公訴提起の方式
CHAPTER３　公判手続　公判のための準備活動／公判の準備と証拠開示──公判前整理手続／被告人の出頭確保／公判廷の構成／公判期日における審理手続／公判期日におけるその他の手続／裁判員の参加する公判手続
CHAPTER４　証拠法　証拠法とは／伝聞法則／自白／違法に収集された証拠の排除
CHAPTER５　公判の裁判　裁判とは／実体裁判／形式裁判
CHAPTER６　上　訴　控訴／上告／抗告／準抗告／高等裁判所のした決定に対する異議申立て
CHAPTER７　確定後救済手続　再審／非常上告
CHAPTER８　特別手続　略式手続／即決裁判手続／少年事件の特別手続／付随手続
CHAPTER９　書式でみる刑事手続