社労士のための経営・会計入門 顧問先の経営により深く関与するための知識&実践

販売価格: 2,200円 税込
あの社長の頭の中を理解したいなら、まずはここから。
多くの社労士にとって、経営学的な知識(例えば競争戦略、SWOT分析)や会計的な知識(例えば財務3表の見方)は専門外の領域であり、「用語としては耳にするものの、よくわかってはいない」ということも多いといえます。
とくに、事務手続きや申請代行業務等がAIに代替され得る今後の時代においては、社労士はヒトにまつわるサポートを専門とする国家資格者として、より顧問先の経営に関与しなければならないことでしょう。
本書は、「中小企業診断士&MBA×税理士×コーチ」として会計を起点に中小企業の経営改善をサポートしている著者が、そのような社労士に向けて、経営学や会計学の初歩、そのさらに初歩を、平易な言葉でわかりやすく解説するものです。
社労士が、顧問先企業の経営により深く関与できるようになるための、その第一歩を後押しするものを目指しました。
目次
第1章 経営の基本的な柱
第1節 経営理念
第2節 経営戦略
第3節 競争戦略
第4節 PDCAサイクル
第5節 アントレプレナーシップ
第2章 代表的なフレームワーク
第1節 3C分析
第2節 5F分析
第3節 SWOT分析とクロスSWOT分析
第4節 PEST分析
第5節 STP分析
第6節 4P分析と4C分析
第7節 アンゾフの成長マトリックス
第8節 購買心理の法則
第9節 PPM
第10節 バリューチェーン
第3章 会社を知る会計
第1節 中小企業における会計(学)
第2節 貸借対照表はお金の流れ
第3節 お金の流れの速さには違いがある
第4節 会社の安全性を見る3つのポイント
第5節 損益計算書は1年間の会社の成績表
第6節 経営判断に影響を与える損益分岐点
第7節 損益計算書から給与水準を検討する
第8節 キャッシュフロー計算書
第9節 財務3表の関係性
第10節 節税商品はなぜ損をするのか