至誠堂書店

クラウド情報管理の法律実務(第2版)

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クラウド情報管理の法律実務(第2版)

販売価格: 3,960円 税込

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著者
松尾剛行・著
発行元
弘文堂
発刊日
2023-09-11
ISBN
978-4-335-35947-7
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (332ページ)




7年間のクラウドをめぐる激動を踏まえて大幅アップデート!



 「クラウドファースト」思考が定着し、企業におけるクラウド活用がごく当たり前の風景となった今日においても、情報漏えいや情報消失といった情報セキュリティリスクは企業にとって変わらぬ脅威であり、これらへの対応を講じておくことの重要性は変わりません。本書は、企業におけるクラウド導入・利用の場面を想定し、そこに生じる様々なリスクと、それらに対応するために必要な法務知識を「情報管理」の観点からわかりやすく整理・解説。情報管理のための社内体制構築から、クラウドサービス契約の締結における留意点や個人情報の扱い、知的財産をめぐる問題、さらには訴訟を念頭に置いた紛争解決の要点まで、クラウドにまつわる法務問題を幅広くカバーしました。

 実に7年越しの改訂となる第2版では、初版刊行後における各種法令――とりわけ民法や個人情報保護法、著作権法――の改正はもちろん、複雑怪奇なガイドラインの展開、そして実務や裁判例、学説等の蓄積を明快に交通整理したうえで初版の記述を大幅にアップデートし、システム開発や医療情報、自治体のクラウド利用に関する節も新たに追加。情報管理に携わるすべての関係者必見の内容です。


【目次】
第1部 総論
 第1章 クラウドとは何か
 第2章 クラウドのリスクと情報セキュリティ
第2部 各論[1]―平時対応 
 第3章 クラウドサービス契約
 第4章 クラウドと個人情報等
 第5章 クラウドと知的財産権
 第6章 クラウドをめぐる様々な規制(業法等)
第3部 各論[2]―有事対応
 第7章 クラウドトラブルと危機管理
 第8章 クラウドトラブルと紛争解決
 終章 クラウド時代の終焉と、これからのクラウド情報管理の法律実務
【事項索引・判例索引】【索引】

【詳細目次】
第1部 総論
 第1章 クラウドとは何か
  第1節 クラウドとは何か
  第2節 クラウドと法務
 第2章 クラウドのリスクと情報セキュリティ
  第1節 情報セキュリティの基本―定義と関係法令、企業法務との関係
  第2節 リスクマネジメントの基本
  第3節 情報管理体制の基本
  第4節 クラウドのリスクと情報セキュリティ

第2部 各論[1]―平時対応 
 第3章 クラウドサービス契約
  第1節 クラウドサービス契約の法的性質
  第2節 クラウドサービス契約の締結
  第3節 クラウドサービス契約の内容
  第4節 クラウドサービス契約に関する法制度
  第5節 クラウドを利用したシステム開発
 第4章 クラウドと個人情報等
  第1節 クラウドと個人情報保護法
  第2節 クラウドとマイナンバー法
 第5章 クラウドと知的財産権
  第1節 クラウドと営業秘密(不競法)
  第2節 クラウドと著作権
  第3節 クラウドとその他の知的財産健
 第6章 クラウドをめぐる様々な規制(業法等)
  第1節 金融機関とクラウド
  第2節 医療機関とクラウド
  第3節 自治体とクラウド
  第4節 その他の関係法令

第3部 各論[2]―有事対応
 第7章 クラウドトラブルと危機管理
  第1節 危機管理総論
  第2節 クラウドにおける情報漏えいと危機管理
  第3節 クラウドにおける情報消失と危機管理
  第4節 クラウドにおけるサービス停止・廃止と危機管理
 第8章 クラウドトラブルと紛争解決
  第1節 クラウドトラブル紛争解決の基礎知識
  第2節 クラウドにおける情報漏えいと紛争解決
  第3節 クラウドにおける情報消失と紛争解決
  第4節 クラウドにおけるサービス停止・廃止等と紛争解決
  第5節 クラウドと国際紛争解決
 終章 クラウドが特別視される時代の終焉と、クラウド情報管理の法律実務の未来
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