画像生成AIと著作権について知っておきたい50の質問

販売価格: 1,980円 税込
画像生成AIと著作権について、3人のプロと一緒に考えよう
この本は、イラストレーター・AI開発者・弁護士というそれぞれ異なる立場の3人のプロが、AIイラストに関する50個の質問に対して、回答や説明、議論などを行う本です。
2022年に急速に一般化した画像生成AIは、注目を集めるとともに、法や倫理に関するさまざまな議論を呼んでいます。
これらの議論には、著作権法をはじめとした法律の知識と、生成モデルを中心とした機械学習の知識、さらにイラスト制作の技術や当該分野における慣習などのクリエイティブ業界の知識という異なる3分野の知見が必要とされます。
また、新技術として社会実装されるためには、「適法か否か」という論点だけでなく、「倫理的に正しいといえるのか」「ビジネスとして成立しうるのか」など、複数の視点からの問題提起が必要となります。
この本では、上に挙げた3分野の基礎知識を説明しつつ、画像生成AIがもつ課題や可能性を整理・指摘していきます。
画像生成AIの学習データや出力に対して疑問をもっている方や、逆に画像生成AIを利用しており商用利用も考えている方など、立場問わず生成AIに関心のある方を広く読者対象として想定した本です。
本書のポイント
・立場の異なる3人のプロが、50の質問に対して回答します。
・画像生成AIをめぐる問題を広く取り上げ、法だけでなく倫理やビジネスなど複数の側面から議論します。
このような方におすすめ
◎イラストレーター
◎画像生成サービス利用者(AI絵師、AI術師)
◎生成AIの開発者
〇写真家、ライター、作曲家など、イラスト以外の分野のクリエイター
〇画像生成AIを仕事に利用しようと考えている社会人
目次
はじめに
目次
Chapter 1 画像生成AIと著作権の基本
Chapter 2 生成モデルと著作権
Chapter 3 学習データをめぐる問題
Chapter 4 生成AIをめぐるトラブルと対処法
Chapter 5 画像生成AIの課題と未来
補論 著作権法の基本
索引