「5つの思考方法」で個別行政法の解釈を学ぶ、 筆者の法科大学院での教育成果を集大成した書。司法試験過去問演習も収録。

【目次】
第1章　行政法と仕組み解釈
　Ⅰ　行政法事例問題と仕組み解釈
　Ⅱ　「行政法思考」の提示
第2章　時間軸に沿った「仕組み」の解析
　Ⅰ　行政過程の可視化
　Ⅱ　土地区画整理事業の「仕組み」
　Ⅲ　第1種市街地再開発事業の「仕組み」
　Ⅳ　行政法における事案解析
　Ⅴ　当事者訴訟の活用
　Ⅵ　総合問題・勧告⇒公表という「仕組み」の争い方
第3章　行為要件・行為内容の解析
　Ⅰ　行政法令の構造
　Ⅱ　行政裁量の所在
　Ⅲ　行政裁量の司法統制
　Ⅳ　第三者の原告適格
　Ⅴ　総合問題
第4章　規範の階層関係の解析
　Ⅰ　法的規範の多元性
　Ⅱ　行政基準の諸相
　Ⅲ　原告適格論への応用
　Ⅳ　総合問題
第5章　実践演習
　Ⅰ　司法試験問題の検討にあたって
　Ⅱ　平成29年司法試験（公法系科目・第2問）
　Ⅲ　平成30年司法試験（公法系科目・第2問）
　Ⅳ　令和1年司法試験（公法系科目・第2問）
　Ⅴ　令和2年司法試験（公法系科目・第2問）
　Ⅵ　令和3年司法試験（公法系科目・第2問）
　Ⅶ　令和4年司法試験（公法系科目・第2問）