憲法研究【第13号】

販売価格: 4,180円 税込
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◆本号の総合テーマは、「憲法と人権のグローバル化」として、広範な視座から第一線の執筆陣が集い、検討を行う◆
【目 次】
◆特集◆憲法と人権のグローバル化
企画趣旨:憲法と人権のグローバル化と日本/辻村みよ子
〈特集1〉国際憲法学会第11回世界大会
◆1 世界の憲法状況と理論的課題―国際憲法学会第11回世界大会の概要と成果/江島晶子・斎藤一久
Ⅰ はじめに
Ⅱ 共通テーマ:Constitutional Transformations
Ⅲ 全 体 会
Ⅳ 分科会(部会)
Ⅴ パラレル・セッション
Ⅵ 国際憲法学会をどのように活用するか
Ⅶ おわりに
◆2 言論被害への予備的救済としての刑事罰・差止命令―自由とフェアネスを実現するデザインの苛烈性と先見性/山口いつ子
Ⅰ はじめに―名誉毀損等に関する日本法のデザインは苛烈か先見的か
Ⅱ アフリカ大陸初の国際憲法学会世界大会―急速に変化する世界における表現の自由のトレンド
Ⅲ 復活する刑事名誉毀損と越境する差止命令―苛烈なレメディのデジタル転回
Ⅳ むすびにかえて―「自由かつフェア」な社会の実現に貢献する法の展開方向
〈特集2〉憲法と国際人権―緊張・補完・共振
◆3 憲法と国際人権:緊張・補完・共振―第2特集企画趣旨/山元 一
Ⅰ 憲法と国際人権―緊張・補完・共振
Ⅱ 本特集所収の諸論文の解題
◆4 人権条約における,条約当事国の統治理念・体制の多様性という難題―人権条約機関による「手続的アプローチ」は適切な解決策か/髙田陽奈子
Ⅰ はじめに
Ⅱ 人権条約機関が民主的国家を緩やかに,非民主的国家を厳格に規律すべきかという議論
Ⅲ 人権条約機関による手続的アプローチの発展
Ⅳ 手続的アプローチの評価―人権条約における民主主義の地位という観点から
Ⅴ おわりに
◆5 グローバルサプライチェーンにおける憲法学―「ビジネスと人権」が求める憲法学の一試論/大野悠介
Ⅰ はじめに
Ⅱ 憲法学に対する「ビジネスと人権」の「挑戦」
Ⅲ グローバルサプライチェーンと憲法理論
Ⅳ おわりに
◆6 2023年国連人権理事会UPR報告書を読む―憲法学の立場から/松本和彦
Ⅰ はじめに
Ⅱ 2023年UPR結果報告書の概要
Ⅲ 普遍的定期審査制度の評価
◆7 普遍的定期審査における対日第4回審査の意義と課題―国際法学の立場から/小坂田裕子
Ⅰ はじめに
Ⅱ 勧告の概要
Ⅲ 勧告の特徴
Ⅳ おわりに
◆8 人権条約機関による条約解釈の拘束力―憲法学からみた個人通報制度/村西良太
Ⅰ はじめに
Ⅱ 概観・個人通報制度
Ⅲ 概観・欧州人権裁判所
Ⅳ 小 括
Ⅴ おわりに
◆9 (脱)構成的権力としての平和的生存権―国際人権と日本国憲法に内在する抵抗/根岸陽太
Ⅰ はじめに
Ⅱ 構成的権力としての平和的生存権
Ⅲ 脱構成的権力としての平和的生存権
Ⅳ おわりに
◆10 食品による身体への侵襲からの保護―イノベーションに伴う科学的不確実性への対応/土屋仁美
Ⅰ はじめに
Ⅱ リスク分析に固有な不確実性と予防の必要性
Ⅲ 食品安全分野における科学的不確実性への対応
Ⅳ 食品安全措置における科学的知見と価値判断の均衡
Ⅴ おわりに
【投稿論文】
◆〈研究ノート〉仏憲法判例から見た「人間の尊厳」原理の一考察―ヒト胚研究規制との関連で/樋口惟月
Ⅰ はじめに
Ⅱ 人間の尊厳原理の不確定性の実態―ヒト胚研究規制に対する憲法院の態度
Ⅲ 人間の尊厳原理の循環型構造
Ⅳ 人間の尊厳原理によって保全される「法的人間」
Ⅴ まとめ―人間の尊厳原理の相互補完的特徴
【書 評】
◆〈1〉齊藤正彰『多層的立憲主義と日本国憲法』(信山社,2022年)/山崎友也
◆〈2〉山元一『国境を越える憲法理論―〈法のグローバル化〉と立憲主義の変容』(日本評論社,2023年)/齊藤正彰
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■ 憲法年表(2023年4月1日~2023年9月30日)
■ 国際学会等のご案内
【目 次】
◆特集◆憲法と人権のグローバル化
企画趣旨:憲法と人権のグローバル化と日本/辻村みよ子
〈特集1〉国際憲法学会第11回世界大会
◆1 世界の憲法状況と理論的課題―国際憲法学会第11回世界大会の概要と成果/江島晶子・斎藤一久
Ⅰ はじめに
Ⅱ 共通テーマ:Constitutional Transformations
Ⅲ 全 体 会
Ⅳ 分科会(部会)
Ⅴ パラレル・セッション
Ⅵ 国際憲法学会をどのように活用するか
Ⅶ おわりに
◆2 言論被害への予備的救済としての刑事罰・差止命令―自由とフェアネスを実現するデザインの苛烈性と先見性/山口いつ子
Ⅰ はじめに―名誉毀損等に関する日本法のデザインは苛烈か先見的か
Ⅱ アフリカ大陸初の国際憲法学会世界大会―急速に変化する世界における表現の自由のトレンド
Ⅲ 復活する刑事名誉毀損と越境する差止命令―苛烈なレメディのデジタル転回
Ⅳ むすびにかえて―「自由かつフェア」な社会の実現に貢献する法の展開方向
〈特集2〉憲法と国際人権―緊張・補完・共振
◆3 憲法と国際人権:緊張・補完・共振―第2特集企画趣旨/山元 一
Ⅰ 憲法と国際人権―緊張・補完・共振
Ⅱ 本特集所収の諸論文の解題
◆4 人権条約における,条約当事国の統治理念・体制の多様性という難題―人権条約機関による「手続的アプローチ」は適切な解決策か/髙田陽奈子
Ⅰ はじめに
Ⅱ 人権条約機関が民主的国家を緩やかに,非民主的国家を厳格に規律すべきかという議論
Ⅲ 人権条約機関による手続的アプローチの発展
Ⅳ 手続的アプローチの評価―人権条約における民主主義の地位という観点から
Ⅴ おわりに
◆5 グローバルサプライチェーンにおける憲法学―「ビジネスと人権」が求める憲法学の一試論/大野悠介
Ⅰ はじめに
Ⅱ 憲法学に対する「ビジネスと人権」の「挑戦」
Ⅲ グローバルサプライチェーンと憲法理論
Ⅳ おわりに
◆6 2023年国連人権理事会UPR報告書を読む―憲法学の立場から/松本和彦
Ⅰ はじめに
Ⅱ 2023年UPR結果報告書の概要
Ⅲ 普遍的定期審査制度の評価
◆7 普遍的定期審査における対日第4回審査の意義と課題―国際法学の立場から/小坂田裕子
Ⅰ はじめに
Ⅱ 勧告の概要
Ⅲ 勧告の特徴
Ⅳ おわりに
◆8 人権条約機関による条約解釈の拘束力―憲法学からみた個人通報制度/村西良太
Ⅰ はじめに
Ⅱ 概観・個人通報制度
Ⅲ 概観・欧州人権裁判所
Ⅳ 小 括
Ⅴ おわりに
◆9 (脱)構成的権力としての平和的生存権―国際人権と日本国憲法に内在する抵抗/根岸陽太
Ⅰ はじめに
Ⅱ 構成的権力としての平和的生存権
Ⅲ 脱構成的権力としての平和的生存権
Ⅳ おわりに
◆10 食品による身体への侵襲からの保護―イノベーションに伴う科学的不確実性への対応/土屋仁美
Ⅰ はじめに
Ⅱ リスク分析に固有な不確実性と予防の必要性
Ⅲ 食品安全分野における科学的不確実性への対応
Ⅳ 食品安全措置における科学的知見と価値判断の均衡
Ⅴ おわりに
【投稿論文】
◆〈研究ノート〉仏憲法判例から見た「人間の尊厳」原理の一考察―ヒト胚研究規制との関連で/樋口惟月
Ⅰ はじめに
Ⅱ 人間の尊厳原理の不確定性の実態―ヒト胚研究規制に対する憲法院の態度
Ⅲ 人間の尊厳原理の循環型構造
Ⅳ 人間の尊厳原理によって保全される「法的人間」
Ⅴ まとめ―人間の尊厳原理の相互補完的特徴
【書 評】
◆〈1〉齊藤正彰『多層的立憲主義と日本国憲法』(信山社,2022年)/山崎友也
◆〈2〉山元一『国境を越える憲法理論―〈法のグローバル化〉と立憲主義の変容』(日本評論社,2023年)/齊藤正彰
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■ 憲法年表(2023年4月1日~2023年9月30日)
■ 国際学会等のご案内