弁護士や企業の法務担当者が日常取り扱う法律相談（法務相談）を想定し、それらに対応する際のポイントを、「ヒアリング」「リサーチ」「回答・文書作成」などのフェーズごとに実例を交えて解説。

加えて、紛争案件における「通知書」「交渉」「合意書」のポイント、契約案件における「契約書作成」「契約書レビュー」のポイントといった案件種別に応じたポイントも解説。

仮想事例を用いたケーススタディも掲載されており、法律相談対応を行う上で必須となる知識・ノウハウをOJT感覚で身に付けることができる。


目次

第１章　概観
　１　本書の射程
　２　法律相談対応の一般的な流れ
　３　本書の構成
　４　全体に共通するポイント
第２章　初動のポイント
　１　総論
　２　ヒアリングのポイント
　３　初期判断のポイント
　４　外部弁護士起用のポイント
第３章　案件処理のポイント
　１　総論
　２　リサーチのポイント
　３　回答・文書作成のポイント
第４章　紛争相談対応におけるポイント
　１　はじめに
　２　紛争相談対応の目的
　３　第３章までのポイント
　４　よく問題となる法律
　５　品質クレームにおける対応のポイント
　６　相手方への対応方法
　７　通知書のポイント
　８　交渉のポイント
　９　合意書のポイント
第５章　契約相談対応におけるポイント
　１　はじめに
　２　契約相談対応の目的
　３　第３章までのポイント
　４　レビューの形式
　５　契約書全体で確認・検証すべき事項
　６　個別の契約条項で確認・検証すべき事項
第６章　ケーススタディ
　１　はじめに
　２　企業の法務部門にて
　３　法律事務所にて