管見 最高裁判所

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管見 最高裁判所

販売価格: 5,060円 税込

著者
宇賀克也・著
発行元
有斐閣
発刊日
2026-05-28
ISBN
978-4-641-12671-8
CD-ROM
無し
サイズ
A5判上製 (390ページ)
行政法研究者から最高裁判所裁判官に転身し6年半を務めた著者が見て経験した最高裁判所と最高裁判事の職務。深い洞察にもとづく宇賀判事の個別意見は大きな注目を集め,多くの支持を得た。第2部には,その個別意見38件を,解説とともに収録する。

目次
第1部 管見 最高裁判所
 はじめに
  1 学者出身者から見た最高裁/2 説明責任/3 評議の秘密との関係
 第1章 最高裁判事就任前と就任直後
  1 最高裁判事への就任のお誘い/2 研究室からの書籍の搬出/3 最高裁判事経験者からのご助言等/4 最高裁判事への就任
 第2章 最高裁における審議
  1 最高裁が扱う事件/2 事件の分配・担当/3 裁判官の忌避・回避/4 事件の審議
 第3章 最高裁を構成する人と組織
  1 最高裁判所裁判官/2 最高裁判所調査官/3 事務総局と附属機関/4 秘書官
 第4章 裁判以外の活動
  1 裁判官会議/2 長官所長会同/3 出 張/4 図書館委員会/5 裁判所内外のコミュニケーション/6 宮内庁・皇室との関係
 おわりに
  1 法律問題への関心の拡大/2 自然科学に関する判断/3 集大成としての最高裁の判断

第2部 個別意見
  Ⅰ 憲  法
     個人の尊重(その1)──性自認
1 未成年の子なし要件(最三小決令和3年11月30日)〈反対意見〉
2 生殖不能要件(最大決令和5年10月25日)〈反対意見〉
3 経済産業省トイレ事件(最三小判令和5年7月11日)〈補足意見〉
     個人の尊重(その2)──夫婦別姓
4 婚姻届不受理処分(最大決令和3年6月23日)〈反対意見〉
     平等原則(その1)──社会保障給付
5 児童扶養手当(最三小判令和7年6月10日)〈反対意見〉
     平等原則(その2)──一票の格差
6 令和元年参議院議員選挙(最大判令和2年11月18日)〈反対意見〉
7 令和3年衆議院議員選挙(最大判令和5年1月25日)〈反対意見〉
8 令和4年参議院議員選挙(最大判令和5年10月18日)〈反対意見〉
9 千葉県議会議員選挙(最三小判令和7年1月28日)〈反対意見〉
     法律上の争訟
10 地方議会議員出席停止処分(最大判令和2年11月25日)〈補足意見〉
     個別の基本権(その1)──集会の自由
11 金沢市庁舎事件(最三小判令和5年2月21日)〈反対意見〉
     個別の基本権(その2)──適正手続
12 青色申告承認取消処分(最三小判令和6年5月7日)〈反対意見〉
     個別の基本権(その3)──裁判を受ける権利
13 死刑確定者による口頭弁論期日への出席(最三小決令和5年9月27日)〈補足意見〉

  Ⅱ 行政法
     行政法規の解釈適用
14 原爆症認定申請却下処分取消請求(最三小判令和2年2月25日)〈補足意見〉
     地方自治(その1)──是正の指示の取消訴訟
15 辺野古さんご類移植特別採捕許可(最三小判令和3年7月6日)〈反対意見〉
     地方自治(その2)──住民訴訟
16 政務活動費返還請求(最三小判令和3年12月21日)〈補足意見〉
     行政法の法理(その1)──通達の性質
17 所得税基本通達(最三小判令和2年3月24日)〈補足意見〉
     行政法の法理(その2)──違法行為の転換
18 間接補助金の交付を受けた事業者による財産処分の承認(最三小判令和3年3月2日)〈補足意見〉
     行政法の法理(その3)──国家賠償責任の性質
19 国家賠償法1条2項の規定に基づく求償権(最三小判令和2年7月14日)〈補足意見〉
     情報公開・保有個人情報開示
20 刑事施設における診療録の開示請求(最三小判令和3年6月15日)〈補足意見〉
21 預託法違反に係る調査結果報告書等(最三小判令和4年5月17日)〈補足意見〉
22 警察庁保有個人情報管理簿(最三小判令和7年6月3日)〈意見〉
23 機能性関与成分検証事業報告書(最三小判令和7年6月6日)〈補足意見〉
     行政争訟(その1)──処分性および教示
24 被扶養者非該当通知(最三小判令和4年12月13日)〈反対意見〉
     行政争訟(その2)──原告適格
25 納骨堂経営許可および施設変更許可処分(最三小判令和5年5月9日)〈意見〉
     行政争訟(その3)──行政裁量の審査
26 懲戒免職処分および退職手当支給制限処分(最三小判令和5年6月27日)〈反対意見〉
27 生活扶助支給額変更決定(最三小判令和7年6月27日)〈反対意見〉
     行政争訟(その4)──仮の差止め
28 タクシー事業運賃変更命令(最三小決令和7年2月26日)〈反対意見〉
     行政争訟(その5)──当事者訴訟における確認の利益
29 臨時会召集決定を行う義務の確認請求(最三小判令和5年9月12日)〈反対意見〉
     行政争訟(その6)──違法確認の当事者訴訟
30 最高裁判所裁判官の国民審査(最大判令和4年5月25日)〈補足意見〉

  Ⅲ 民事実体法
     除斥期間と消滅時効
31 旧優生保護法(最大判令和6年7月3日)〈意見〉

  Ⅳ 労働法
     同一労働同一賃金
32 メトロコマース事件(最三小判令和2年10月13日)〈反対意見〉

  Ⅴ 民事訴訟法関係事件
     文書提出命令に対する許可抗告
33 北海道大学事件(最三小決令和2年3月24日)〈補足意見〉
     民事執行費用
34 費用額確定処分の排他性(最三小判令和2年4月7日)〈補足意見〉
     間接強制
35 子の引渡しの強制執行の申立て(最三小決令和4年11月30日)〈補足意見〉

  Ⅵ 刑事法
     刑事再審請求
36 袴田事件(最三小決令和2年12月22日)〈反対意見〉
37 名張ぶどう酒事件(最三小決令和6年1月29日)〈反対意見〉
38 大崎事件(最三小決令和7年2月25日)〈反対意見〉
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