お寺の現場でわかる 宗教法人の運営・税務・法務

お寺の現場でわかる 宗教法人の運営・税務・法務

販売価格: 3,080円 税込

著者
石原政洋/蔵重篤史/別所大樹/増田拓也/福田優二/山田将人・編著
発行元
中央経済社
発刊日
2026-05-11
ISBN
978-4-502-57421-4
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (212ページ)
宗教の本来的役割に立ち返ると,宗教は個々人の幸福を追求するために存在するものです。

宗教上の儀礼的な行為は,信者以外には奇異に映ることもあるかもしれませんが,幸福追求を実践するためには欠かせない行為になります。また,宗教はその成立時期における背景や民族的慣習に根差しつつ,社会的機能を支える側面もあります。たとえば,歴史を紐解くと、お寺は地域住民の仏教信仰の場であると同時に,寺子屋のような教育機関や,施療院のような地域福祉の場として重要な役割を果たしていました。

本書では,上記のような現代の宗教に対するイメージに対して本来あるべき宗教の姿を,その歴史や実際のお寺の取組みから概観し,宗教法人の経営(運営)のあり方をみつめ直していきます。

具体的には,お寺の現役住職が第1章、第2章で宗教の社会的機能と役割、実際の取組みを解説しています。また、第1章、第2章を踏まえて、第3章では,日々の運営に欠かせない税務の処理を,第4章では運営をとおして,トラブルになりがちな法務対応を、それぞれ各専門の著者陣がまとめています。そして最後の第5章では,宗教観をどのようにビジネスにつなげていくかにまで言及しています。

このように,本書の最大の特徴は,関係者の生の声から宗教法人の経営(運営)、税務、法務、ビジネスへの応用を学ぶことができることです。

目次

第1章 仏教にみる宗教の社会的機能と役割
 1 古代インド社会の構造
 2 仏教とは
 3  仏教の社会的影響
 4  仏教の拡大とアショーカ王の福祉政策
 5 日本における仏教の受容と社会的展開
 6  展望:仏教の社会的機能と現代への示唆

第2章 お寺にみる宗教法人の経営と実務
 1 宗教法人の1年―幸教寺を例に
 2 宗教法人をめぐるステークホルダー
 3 宗教法人運営にかかわる法制度の整理
 4 宗教法人と税務
 5 宗教法人の可能性を広げる広報と共感の技術
 6 宗教法人の運営体制と持続可能性
 7 宗教法人のこれから

第3章 宗教法人にかかる税金はどんなもの?
 1 税金の考え方と整理
 2 課税関係
 3 源泉徴収
 4 消費税
 5 不動産関連の税制
 6 税務調査対応
 7 実際にあった事件から学ぶ税務調査の厳しさ
 8 提出書類

第4章 お寺にみる宗教法人のトラブルと法務Q&A
 1 近隣・トラブル
 2 相隣関係
 3 破門
 4 不法駐車
 5 誹謗中傷
 6 墓地使用料・管理料
 7 合併
 8 外国での布教活動
 9 外国人の招聘
 10 刑事

第5章 ビジネスに生かしたい宗教の本音
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