学術コミュニケーションが沸き立つ論文を書こう
販売価格: 3,410円 税込
研究者は、ひとつの論文を形にするまでにどのようなことを考え、どのように準備しているのか、どのような素志を持って日々研究に取り組んでいるのか――17人の研究者が語る、「論文を書く」という営為との向き合い方。
法学分野における活発なコミュニケーションの土台となる論文を目指して。
[執筆者]
会沢 恒/安藤 馨/上野達弘/興津征雄/垣内秀介/木下昌彦/笹倉宏紀/白石忠志/道垣内弘人/西内康人/濵本正太郎/樋口亮介/平田彩子/福岡安都子/藤澤治奈/藤村直史/松中 学
目次
解題――「はしがき」に代えて〔興津 征雄〕
何のために論文を書くのか
――法の支配のために書く〔興津 征雄〕
Ⅰ 何のために論文を書くのか
Ⅱ 自己紹介
Ⅲ 私の考える法の支配
Ⅳ 法の支配を意識する――実務との接点
Ⅴ 砂漠にオアシスを作る――新しい問題の開拓
Ⅵ 選択肢を増やし、俯瞰して分析する――個別法の研究
Ⅶ 思考過程を言語化する――教科書の執筆
Ⅷ 法の支配のために書く――実務との距離と研究の自由
論文を書くことの苦しみ、喜び、また苦しみ〔垣内 秀介〕
Ⅰ 本稿執筆の目的
Ⅱ 研究するということ
Ⅲ 論文を書くということ
Ⅳ 書くことの苦しみと喜び(とまた苦しみ)
Ⅴ 結局なぜ書くのか?
それが僕の思い込みだとしたって〔道垣内 弘人〕
Ⅰ 「徹底したい」
Ⅱ 「説明を付けたい」
Ⅲ 「一貫させたい」
Ⅳ 「思いつきで言ってるとバカにされたっていいじゃん」
言語化されていない構造を言語化する〔白石 忠志〕
Ⅰ 研究に関する考え方の概略
Ⅱ 構造を言語化した例:独占禁止法における「市場」の概念
Ⅲ 言語化の余滴
Ⅳ おわりに
日本法学と学術コミュニケーションの国際性
――国際発信の試み〔上野 達弘〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 法学研究の国際性
Ⅲ 日本法学の特徴
Ⅳ 英語中心法学化とその功罪
Ⅴ 挑戦と成長
Ⅵ 研究は長く人生は短し
国際法研究者は何をしており、何をすべきか〔濵本 正太郎〕
Ⅰ 禍棗災梨問題
Ⅱ 言語問題
Ⅲ メディア問題
Ⅳ 実務問題
Ⅴ 仮構問題
Column 留 学〔福岡 安都子〕
基礎法学としての外国法研究
――ある英米法研究者の場合〔会沢 恒〕
Ⅰ 実定法学との棲み分け・差異化
Ⅱ 外国法学の固有の役割(if any)
理論・データ・社会への関心
――「学術コミュニケーションが沸き立つ論文」について〔平田 彩子〕
Ⅰ 「法社会学」というあいまいさ?(換言すれば、懐の深さ)
Ⅱ 論文はつながっている
「はみ出る」ことのススメ
――視点の確立と関心の広がり〔西内 康人〕
Ⅰ はじめに――いろいろ書くのは単なる器用貧乏なのか?
Ⅱ 同じところを回る――軸と広がり
Ⅲ 「軸」と「広がり」を相互作用させるということ
Ⅳ おわりに――他者とともに自己とコミュニケーションする論文を目指して
刑法の論文スタイルと共同研究による研究推進
――その基礎にある方針〔樋口 亮介〕
Ⅰ 研究の最終目標と本稿の叙述内容
Ⅱ 論文スタイル
Ⅲ 共同研究と個人研究の両輪的推進
Ⅳ 研究の基本方針
Ⅴ 刑法研究の楽しさの在り処
判例評釈と調査官解説
――「真の判例法理」の探求に向けて〔木下 昌彦〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 調査官解説の活用派と非活用派の論理
Ⅲ 調査官解説が明らかにする不文の判例法理
Ⅳ 真の判例法理と仮の判例法理
Ⅴ 調査官解説を用いた判例評釈の実践
Ⅵ おわりに
Column 判例評釈・学説・立法〔藤澤 治奈〕
Ⅰ 仕事としての判例評釈
Ⅱ 闘志あふれる判例評釈
学術コミュニケーションと評価〔松中 学〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 学術と評価
Ⅲ 研究に対する評価をめぐる諸々
補論 格好良い曖昧さ?
Column 査読制度〔藤村 直史〕
Ⅰ 目的・役割
Ⅱ 手続き
Ⅲ どこに投稿すべきか?
Ⅳ 査読、査読誌の定義
Ⅴ 利 点
Ⅵ 問 題 点
Ⅶ ただ…私は一緒に戦ってきた仲間を信じている
直観という問題(あるいはお気持ち表明を巡って)〔安藤 馨〕
Ⅰ 哲学とその苦境
Ⅱ 直観の問題
Ⅲ 概念分析再訪
Ⅳ ま と め
Column 書 評〔興津 征雄〕
Ⅰ 書評という営み
Ⅱ 対象文献を読む
Ⅲ 先行研究と後行研究を読む
Ⅳ 書評を研究の延長上に位置づける
Ⅴ 厳しい書評
守破離 ――わたしの研究遍歴〔笹倉 宏紀〕
Ⅰ 「法」あるいは「法学」という営為
Ⅱ 権利論から制度論へ――わたしの研究遍歴
Ⅲ 今のわたし――師説との距離の取り方
編集後記〔木村 寿香〕
法学分野における活発なコミュニケーションの土台となる論文を目指して。
[執筆者]
会沢 恒/安藤 馨/上野達弘/興津征雄/垣内秀介/木下昌彦/笹倉宏紀/白石忠志/道垣内弘人/西内康人/濵本正太郎/樋口亮介/平田彩子/福岡安都子/藤澤治奈/藤村直史/松中 学
目次
解題――「はしがき」に代えて〔興津 征雄〕
何のために論文を書くのか
――法の支配のために書く〔興津 征雄〕
Ⅰ 何のために論文を書くのか
Ⅱ 自己紹介
Ⅲ 私の考える法の支配
Ⅳ 法の支配を意識する――実務との接点
Ⅴ 砂漠にオアシスを作る――新しい問題の開拓
Ⅵ 選択肢を増やし、俯瞰して分析する――個別法の研究
Ⅶ 思考過程を言語化する――教科書の執筆
Ⅷ 法の支配のために書く――実務との距離と研究の自由
論文を書くことの苦しみ、喜び、また苦しみ〔垣内 秀介〕
Ⅰ 本稿執筆の目的
Ⅱ 研究するということ
Ⅲ 論文を書くということ
Ⅳ 書くことの苦しみと喜び(とまた苦しみ)
Ⅴ 結局なぜ書くのか?
それが僕の思い込みだとしたって〔道垣内 弘人〕
Ⅰ 「徹底したい」
Ⅱ 「説明を付けたい」
Ⅲ 「一貫させたい」
Ⅳ 「思いつきで言ってるとバカにされたっていいじゃん」
言語化されていない構造を言語化する〔白石 忠志〕
Ⅰ 研究に関する考え方の概略
Ⅱ 構造を言語化した例:独占禁止法における「市場」の概念
Ⅲ 言語化の余滴
Ⅳ おわりに
日本法学と学術コミュニケーションの国際性
――国際発信の試み〔上野 達弘〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 法学研究の国際性
Ⅲ 日本法学の特徴
Ⅳ 英語中心法学化とその功罪
Ⅴ 挑戦と成長
Ⅵ 研究は長く人生は短し
国際法研究者は何をしており、何をすべきか〔濵本 正太郎〕
Ⅰ 禍棗災梨問題
Ⅱ 言語問題
Ⅲ メディア問題
Ⅳ 実務問題
Ⅴ 仮構問題
Column 留 学〔福岡 安都子〕
基礎法学としての外国法研究
――ある英米法研究者の場合〔会沢 恒〕
Ⅰ 実定法学との棲み分け・差異化
Ⅱ 外国法学の固有の役割(if any)
理論・データ・社会への関心
――「学術コミュニケーションが沸き立つ論文」について〔平田 彩子〕
Ⅰ 「法社会学」というあいまいさ?(換言すれば、懐の深さ)
Ⅱ 論文はつながっている
「はみ出る」ことのススメ
――視点の確立と関心の広がり〔西内 康人〕
Ⅰ はじめに――いろいろ書くのは単なる器用貧乏なのか?
Ⅱ 同じところを回る――軸と広がり
Ⅲ 「軸」と「広がり」を相互作用させるということ
Ⅳ おわりに――他者とともに自己とコミュニケーションする論文を目指して
刑法の論文スタイルと共同研究による研究推進
――その基礎にある方針〔樋口 亮介〕
Ⅰ 研究の最終目標と本稿の叙述内容
Ⅱ 論文スタイル
Ⅲ 共同研究と個人研究の両輪的推進
Ⅳ 研究の基本方針
Ⅴ 刑法研究の楽しさの在り処
判例評釈と調査官解説
――「真の判例法理」の探求に向けて〔木下 昌彦〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 調査官解説の活用派と非活用派の論理
Ⅲ 調査官解説が明らかにする不文の判例法理
Ⅳ 真の判例法理と仮の判例法理
Ⅴ 調査官解説を用いた判例評釈の実践
Ⅵ おわりに
Column 判例評釈・学説・立法〔藤澤 治奈〕
Ⅰ 仕事としての判例評釈
Ⅱ 闘志あふれる判例評釈
学術コミュニケーションと評価〔松中 学〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 学術と評価
Ⅲ 研究に対する評価をめぐる諸々
補論 格好良い曖昧さ?
Column 査読制度〔藤村 直史〕
Ⅰ 目的・役割
Ⅱ 手続き
Ⅲ どこに投稿すべきか?
Ⅳ 査読、査読誌の定義
Ⅴ 利 点
Ⅵ 問 題 点
Ⅶ ただ…私は一緒に戦ってきた仲間を信じている
直観という問題(あるいはお気持ち表明を巡って)〔安藤 馨〕
Ⅰ 哲学とその苦境
Ⅱ 直観の問題
Ⅲ 概念分析再訪
Ⅳ ま と め
Column 書 評〔興津 征雄〕
Ⅰ 書評という営み
Ⅱ 対象文献を読む
Ⅲ 先行研究と後行研究を読む
Ⅳ 書評を研究の延長上に位置づける
Ⅴ 厳しい書評
守破離 ――わたしの研究遍歴〔笹倉 宏紀〕
Ⅰ 「法」あるいは「法学」という営為
Ⅱ 権利論から制度論へ――わたしの研究遍歴
Ⅲ 今のわたし――師説との距離の取り方
編集後記〔木村 寿香〕