井田良先生古稀祝賀論文集 変革の時代における刑事法学の探究

井田良先生古稀祝賀論文集 変革の時代における刑事法学の探究

販売価格: 22,000円 税込

著者
只木 誠/佐伯仁志/太田達也/佐藤拓磨/薮中 悠・編
発行元
慶應義塾大学出版会
発刊日
2026-09-10
ISBN
978-4-7664-3139-1
CD-ROM
無し
サイズ
A5判上製 (920ページ)
・世界的刑法学者、井田良先生の古稀を祝賀し、次代の刑事法学の地平を切り拓く珠玉の研究論文集
・変革の時代を見据え、刑事法学の方法論、刑法理論、刑法各論、特別刑法、刑事政策、国際刑事法、刑事訴訟法など刑事法学の全体を考究する。

日本の刑事法学を牽引しつづけ、刑法学の水準を大きく引き上げてきた井田良先生の古稀を祝賀する論文集。刑法、刑事訴訟法、刑事政策、国際刑事法など幅広い分野で活躍する第一線の研究者が集い、変革期を迎えた刑事法学の課題と展望を多角的に論じる。

目次
第1章 変革の時代における刑事法学の方法論
 現代社会における刑法の役割――気候の保護とAI技術の規制(井田 良)
 刑事実務から見た理論刑法学(上田 正和)
 時間概念の分析と刑法解釈学への応用――刑法学の視点からのアプローチ(小名木 明宏)
 刑法学の方法について(亀井 源太郎)

第2章 変革の時代における刑法総論
 故意・共謀の変質とその原因に関する一考察――法解釈学から刑事政策まで(粟田 知穂)
 法益のシステム化について――バリア法益体系化の試み(内海 朋子)
 共謀共同正犯の正犯性―機能的行為支配の体系的な展開(後藤 啓介)
 アメリカ合衆国における「よきサマリア人法」(佐伯 仁志)
 未遂の共同正犯に関する一考察(佐藤 拓磨)
 延命措置中止は犯罪構成要件に該当するのか(神馬 幸一)
 科刑上一罪における罰条評価の在り方(只木 誠)
 予見可能性の結果回避義務関連性に関する一考察(谷井 悟司)
 承継的共犯に関する最近の議論(照沼 亮介)
 利益追求主体としての法益主体(野村 和彦)
 処罰の早期化について(橋本 広大)
 情報発信の「場」を提供した者の刑事責任に関する一考察(濱田 新)
 故意の構成要件関連性について(南 由介)
 防衛行為の相当性判断における「たまたま」の意義について(山田 雄大)

第3章 変革の時代における刑法各論・特別刑法
 暗号資産の移転と電子計算機使用詐欺罪――システム・技術の開発・発展と刑法的保護の関係(荒木 泰貴)
 賭博における自由の保障と規制(飯島 暢)
 独禁法上の不当な取引制限罪は必要的共犯か?(大山 徹)
 美術品に対する不正行為とフランスの刑事規制(末道 康之)
 いわゆるショック損害をめぐる刑法的議論について――精神的作用により生じた結果に関する刑事責任の範囲・限界の設定に向けて(薮中 悠)
 社会福祉法人の不正譲渡と理事等贈収賄罪(和田 俊憲)

第4章 変革の時代における刑罰論・刑事政策・被害者学
 医療観察法の審判と医療における被害者の支援(太田 達也)
 女性支援法の成立から地方公共団体における犯罪被害者等支援体制を考える(尾﨑 万帆子)
 台湾の犯罪被害者権益保障法における新しい被害者補償制度(呉 柏蒼)
 執行猶予制度の拡充と量刑判断(小池 信太郎)
 学校という場における性加害――適切な早期発見をめざして(後藤 弘子)
 犯罪被害者等支援弁護士制度の導入と課題(齋藤 実)
 フランスにおけるカルト対策――日本への示唆(島岡 まな)
 井田教授の刑罰論について――一私淑者からの4つの質問(髙橋 直哉)
 EU被害者保護指令とTOA(堀田 晶子)
 死刑に関する管見(曲田 統)
 自転車事故における歩行者保護と刑事責任―青切符制度導入を契機として(真島 信英)

第5章 変革の時代における国際刑事法
 人道に対する犯罪と日本――東京裁判から人道に対する犯罪「条文草案」までの軌跡(フィリップ・オステン)
 刑法の国際刑事法親和的解釈に関する序論的考察――死体損壊による戦争犯罪に関するドイツの判例を素材として(久保田 隆)
 集団殺害犯罪(ジェノサイド罪)における集団の「一部」概念に関する序論的検討(横濱 和弥)
 自転車事故における歩行者保護と刑事責任―青切符制度導入を契機として(真島 信英)

第6章 変革の時代における刑事訴訟法
 第三者法理の新たな展開――Carpenter判決以降の第三者法理に関する学説・裁判例の検討を 中心に(尾崎 愛美)
 住居内会話の傍受について(滝沢 誠)
 行動準則としての強制概念(安井 哲章)

井田良先生 略歴・主要著作一覧
 ページの
先頭に戻る