証券研究叢書 日本の親子上場 ―維持と解消のメカニズム

証券研究叢書 日本の親子上場―維持と解消のメカニズム

販売価格: 2,970円 税込

著者
川本真哉・著
発行元
日本証券経済研究所
発刊日
2026-09-24
ISBN
978-4-502-59721-3
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (214ページ)
本書は、日本における親子上場をめぐる近年の制度環境や市場の変化を踏まえ、その実態と経済的帰結について、豊富な実証分析に基づき体系的に検討したものである。

親子上場は、親会社と子会社少数株主との利益相反を背景に、機関投資家やアクティビストから厳しい視線を向けられている。また、コーポレート・ガバナンス改革や市場制度改革の進展と相まって、その意義や機能が改めて問われている。

本書では、上場維持の動機、企業パフォーマンスへの影響、完全子会社化や子会社売却による親子上場解消の要因と効果、さらにはアクティビズムとの関係などについて、多角的な分析を行う。親子上場の「維持」と「解消」のメカニズムを一貫した視点から捉え、日本企業のガバナンスのあり方や資本市場の制度設計に重要な示唆を提供する。

目次
序 章 親子上場の論点

第Ⅰ部 親子上場維持のメカニズム
第1章 上場子会社の実証分析:上場子会社の上場維持の動機
第2章 上場子会社とパフォーマンス:内生性を考慮したアプローチ

第Ⅱ部 親子上場解消と形成のメカニズム
第3章 支配株主と完全子会社化:親子上場解消の決定要因
第4章 上場子会社の売却:完全子会社化との比較分析
第5章 完全子会社化・公正性担保措置・少数株主利益
第6章 新規上場子会社と初期収益率

第Ⅲ部 親子上場後のメカニズム
第7章 親子上場とアクティビズム:その介入動機と企業経営へのインパクト
第8章 完全子会社化後の親会社パフォーマンス

終 章 結論とインプリケーション
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