家庭の法と裁判(Family Court Journal)58号 特別企画(全3回) 改正家族法の要点と解説I (第1章~第4章 親権・監護)他

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家庭の法と裁判(Family Court Journal)58号 特別企画(全3回) 改正家族法の要点と解説I (第1章~第4章 親権・監護)他

販売価格: 1,980円 税込

著者
家庭の法と裁判研究会・編
発行元
日本加除出版
発刊日
2025-10-14
ISBN
978-4-8178-5030-0
CD-ROM
無し
サイズ
B5判 (159ページ)
家事事件・少年事件の最新動向を追う唯一の判例雑誌

目次
◆特別企画〈全3回〉 改正家族法の要点と解説I
東京改正家族法研究会
 東京家庭裁判所部総括判事 村主 幸子
 東京地方裁判所部総括判事(前東京家庭裁判所部総括判事) 神野 泰一
 東京家庭裁判所判事 佐々木清一
 東京家庭裁判所判事 森田 淳
 東京家庭裁判所判事 信夫絵里子

第1章 離婚後の親権者の定め
第2章 親権者変更
第3章 監護者の定め,監護の分掌
第4章 親権行使者の指定

◆論 説 韓国における養育費と面会交流の履行に関する最新の動き
 慶應義塾大学名誉教授 犬伏 由子
 弁護士 今里 恵子
 ソウル家庭法院主席専門調査官 宋 賢鍾
 東京国際大学人間社会学部教授 小田切紀子
 弁護士 丹羽 聡子

◆最高裁判例(1件)
❖被相続人の兄弟姉妹を代襲して相続人となることができない者
(最三小判令和6年11月12日 不動産登記申請却下処分取消請求事件)
(参考)原 審 東京高等裁判所令和5年1月18日判決
原々審 横浜地方裁判所令和4年4月13日判決

◆家事関係裁判(2件)
❖別居中の夫婦間において,被抗告人である妻が,抗告人である夫に対し,抗告人が監護している未成年者の監護者を被抗告人と定めること及び未成年者を被抗告人に引き渡すことを求める事案において,原裁判所が各申立てを認容したのに対し,抗告裁判所が,被抗告人の予定する監護態勢には懸念すべき事情があるといわざるを得ないこと等を理由に,原審判を取り消して,未成年者の監護者を抗告人と指定した上,被抗告人の未成年者引渡し
の申立てを却下した事例
(札幌高決令和4年3月25日 子の監護者の指定申立及び子の引渡し申立審判に対する抗告事件)
(参考)原 審 釧路家庭裁判所北見支部令和3年9月7日審判

❖内縁の成立及び効力の準拠法につき,法の適用に関する通則法33条を適用して各当事者の本国法と解すべきとされた事例
(東京家審令和7年1月31日 財産分与申立事件)

◆少年関係裁判(1件)
❖特定少年が,実母の腹部等を包丁で突き刺すなどして,同人を殺害しようとしたが,傷害を負わせたにとどまったという殺人未遂保護事件において,少年が,心神耗弱状態であったと認め,収容期間を3年間として第3種少年院に送致した原決定について,観護措置中に精神鑑定を実施するなどして少年の非行時の精神状態を慎重に判断する必要があったというべきであり,原審には,審理不尽の法令違反があるとして,原決定を取り消し,本件を原審に差し戻した事例
(福岡高宮崎支決令和6年11月5日 第3種少年院送致決定に対する抗告申立事件)

◆「民法(遺言関係)等の改正に関する中間試案」の取りまとめについて
◆民法等の一部を改正する法律(父母の離婚後等の子の養育に関する見直し)に関する「Q&A形式の解説資料(行政手続・支援編)」について
(参考)「Q&A形式の解説資料(民法編)」令和7年8月27日改訂版

◆連 載
外国少年司法事情
第46回 北欧 ノルウェーの犯罪者処遇(その5)
早稲田大学社会安全政策研究所招聘研究員・明治大学客員研究員 廣瀬 健二

更生保護の現場から
第31回 犯罪や非行をした人に対する“息の長い”支援について
~更生保護法の一部改正(令和5年12月1日施行)を踏まえて~
千葉保護観察所首席保護観察官 高尾 正義
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