日本比較法研究所翻訳叢書82 学習と実務 医事刑法入門

販売価格: 3,410円 税込
- 数量
- 著者
- エリック・ヒルゲンドルフ・著 高橋直哉・訳
- 発行元
- 中央大学出版部
- 発刊日
- 2019-02-26
- ISBN
- 978-4-8057-0383-0
- CD-ROM
- 無し
- サイズ
- A5判 (231ページ)
医事刑法の対象領域は、非常に幅広く、その全体を概観することは容易ではないが、本書は、ドイツにおける医事刑法の現況を正確かつコンパクトにまとめている。
一般の読者を想定し、非常にリーダブルな筆致で書かれていることは本書の大きな魅力である。
他方、臨死介助のような価値観が鋭く対立する問題については、その対立の淵源に遡った説明が加えられ、また、エンハンスメントやイメージング技術など最先端の問題領域についても言及するなど、多くの工夫が凝らされているのもうれしい。
本書を読むことによって、読者は、ドイツ医事刑法の概要を知るとともに、彼我における文化的相違にもかかわらず多くの問題が日本でも共通していることを認識するであろう。
一般の読者を想定し、非常にリーダブルな筆致で書かれていることは本書の大きな魅力である。
他方、臨死介助のような価値観が鋭く対立する問題については、その対立の淵源に遡った説明が加えられ、また、エンハンスメントやイメージング技術など最先端の問題領域についても言及するなど、多くの工夫が凝らされているのもうれしい。
本書を読むことによって、読者は、ドイツ医事刑法の概要を知るとともに、彼我における文化的相違にもかかわらず多くの問題が日本でも共通していることを認識するであろう。