至誠堂書店

条例の制定又は改廃の直接請求 住民発意による政策実現の困難

条例の制定又は改廃の直接請求 住民発意による政策実現の困難

販売価格: 2,750円 税込

数量
著者
賀来健輔・著
発行元
日本評論社
発刊日
2019-08-21
ISBN
978-4-535-52394-4
CD-ROM
無し
サイズ
四六判上製 (154ページ)
地方自治法に定められた直接請求制度である「条例の制定改廃請求」。その現状と課題を住民参加論の観点から考察する。 目次

第一章 条例の制定改廃請求のフレームワーク
1 制度の概要
2 地方自治体の住民参加制度の中の条例の制定改廃請求
3 直接請求制度の中の条例の制定改廃請求


第二章 条例の制定改廃請求の実証的分析
1 調査の前提
2 調査結果と若干の分析
  ーー1999(平成11)年4月から2016(平成28)年3月


第三章 条例の制定改廃請求の制度的変遷
     ーー導入から現在(2018年3月)まで
1 空白の制度史
2 直接請求制度の導入
3 制度導入直後の変動期
4 安定期の中での制度改正
5 平成以後の制度改正
6 小括


第四章 制度上の制約要因の検討
1 主な制約要因(=欠陥)
2 要因(1) 請求事項に関する制約
3 要因(2) 署名収集受任者の選定
4 要因(3) 署名の収集
5 要因(4) 首長が請求に意見を付けて議会に付議すること
6 要因(5) 議会での議決
7 首長と議会の強い影響力
   ーー住民投票条例の制定請求を事例として
8 小括


終章 制度改革のための手掛かり
1 常設型住民投票条例との接合
2 現行制度に住民投票を取り入れる
   ーー実現可能性の観点から構想する
3 結び
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