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別冊法学セミナーNo.260 ヘイトスピーチに立ち向かう

別冊法学セミナーNo.260 ヘイトスピーチに立ち向かう

販売価格: 1,980円 税込

数量
著者
法学セミナー編集部・編
発行元
日本評論社
発刊日
2019-09-27
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (232ページ)
ヘイトスピーチに法や司法はどのように対応すべきなのか。憲法学、刑事法学、国際人権法、現場での警察対応などの最先端の議論を紹介。
目次

第1部 ヘイトスピーチの現場

[座談会]
ヘイトスピーチ/ヘイトクライムへの刑事対応(司法・警察)
──京都朝鮮学校襲撃事件、ヘイトスピーチ解消法以後のヘイトデモ/
カウンターデモ ……金尚均・豊福誠二・明戸隆浩・師岡康子


第2部 法はヘイトスピーチに立ち向かうことができるのか

[憲法①]人種差別主義に基づく憎悪表現(ヘイトスピーチ)の規制と
     憲法学説 ……小谷順子
[憲法②]ヘイトスピーチ規制消極説の再検討 ……奈須祐治
[憲法③]ヘイトクライム規制の憲法上の争点 ……桧垣伸次
[憲法④]ヘイトスピーチに対する民事救済と憲法 ……梶原健佑
[刑法①]現在の刑事司法とヘイトスピーチ ……櫻庭 総(山口大学准教授)
[刑法②]刑事法および憲法と差別事件 ……内田博文
[刑法③]ヘイトスピーチ被害の認識不足・矮小化が生む諸問題 ……楠本 孝
[刑法④]刑法改正、ヘイトスピーチ解消法改正の可能性 ……金 尚均


第3部 地方公共団体とヘイトスピーチ

ヘイトスピーチ解消法を受けた地方公共団体の取組みと課題 ……中村英樹
大阪市によるヘイトスピーチへの取組み……田島義久
川崎市によるヘイトスピーチへの取組み……師岡康子


第4部 差別のない社会をつくりだす

人種差別撤廃条約とその国内法化……阿部浩己
ヘイトクライム被害からの「回復」の困難とその方途
 ──京都朝鮮学校襲撃事件からの一考察 ……山本崇記
ヘイトクライムへの修復的アプローチを考える……中村一成

[座談会]
解消三法(障害者差別解消法・ヘイトスピーチ解消法・部落差別解消法)と
差別のない社会の構築への道……金尚均・西倉実季・山本崇記・寺中誠
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