刑事事実認定重要判決50選〔第3版〕(下)


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【本書の内容】
現役裁判官を中心とした執筆陣が、刑事事実認定の法則を最高裁及び下級審の判例に探る論考84本を収録。
新規項目の追加、対象判例の変更、執筆者の更新等の見直しを加えた第3版。
【本書のポイント】
●待望の第3版は判例数大幅増! 全84判例を収録!
40人以上の新規筆者を迎え、内容・判例等も見直してアップ・ツー・デート! 防犯カメラや危険運転関係等、最新のトピックにも言及。
●刑事事実認定に関する裁判法則が分かる!
72名の裁判官が、理論だけでなく実務的な視点から判例を検討し、事実認定上の重要な問題とともに、犯罪全体を通ずる総合的な事実認定法則をできるだけ分かりやすく解説。
●警察幹部、法曹関係者、法科大学院生など、法律に携わる人に必要かつ有益な一冊!
目次
第2編 刑法各論関係(下)
43 電子計算機使用詐欺罪における「虚偽」
札幌地方裁判所部総括判事 島戸 純 ○東京高判平24・10・30高検速報集平24・146
44 詐欺罪における故意-特殊詐欺の受け子
東京高等裁判所判事 高橋 康明 ○東京高判平27・1・30高検速報集平27・57
45 だまされたふり作戦と詐欺未遂罪における「共同正犯」の成否
東京高等裁判所判事 河原 俊也 ○最決平29・12・11刑集71・10・535
46 詐欺罪における「人を欺く」行為
新潟地方裁判所長・判事 大野 勝則
那覇地方裁判所平良支部判事補松原 経正 ○最判平26・3・28刑集68・3・582 ○最決平26・3・28刑集68・3・646
47 背任罪における「図利加害目的」
司法研修所教官・判事 品川 しのぶ ○最決平17・10・7刑集59・8・779
48 背任罪と横領罪の区別
公証人・元福岡高等裁判所部総括判事 山口 雅髙 ○最判昭34・2・13刑集13・2・101
49 盗品等有償取得罪における「盗品の知情」
さいたま地方裁判所部総括判事 河村 俊哉 ○最判昭58・2・24判タ491・58
50 常習的傷害・暴行
名古屋高等裁判所部総括判事 鹿野 伸二 ○東京高判昭40・6・25高刑集18・3・244
51 常習累犯窃盗罪
東京地方裁判所判事 石井 伸興 ○東京高判平24・12・3東高刑時報63・1=12・259
52 常習賭博罪
名古屋地方裁判所部総括判事 田邊 三保子 ○最判昭23・6・29刑集2・7・764
53 痴漢及び盗撮の常習性
名古屋地方裁判所部総括判事 田邊 三保子 ○福岡高判平22・9・24高検速報集平22・232
54 薬物事犯における「薬物の認識」
司法研修所教官・判事 染谷 武宣 ○最決昭61・6・9刑集40・4・269
55 薬物事犯における「使用の認識」
高松高等裁判所部総括判事 杉山 愼治 ○東京高判平11・12・24高検速報集平11・116
56 薬物事犯における「営利目的」
東京高等裁判所判事 佐伯 恒治 ○大阪高判平9・6・20判タ971・277
57 薬物輸入罪における「薬物の知情性」
千葉地方裁判所長・判事 合田 悦三 ○東京高判平28・9・6高検速報集平28・135
58 危険運転致死傷罪における「アルコールの影響により正常な運転が困難な状態及びその認識」
司法研修所教官・判事 蛯原 意 ○最決平23・10・31刑集65・7・1138
59 道路交通法の法定速度違反
大阪地方裁判所部総括判事 村越 一浩 ○最判平19・4・23裁判集291・639
60 道路交通法違反-同乗罪における「黙示の依頼」
東京高等裁判所判事 髙木 順子 ○長野地判平24・7・5判例秘書L06750340
61 犯人隠避罪における「隠避させた」
東京高等裁判所判事 平出 喜一 ○最決平29・3・27刑集71・3・183
62 犯罪収益等に関する事実認定
名古屋地方裁判所判事 近藤 和久 ○最決平20・11・4刑集62・10・2811
第3編 刑事訴訟法総合認定関係
63 GPS捜査
横浜地方裁判所部総括判事 渡邉 英敬 ○最大判平29・3・15刑集71・3・13,判時2333・4,判タ1437・78
64 警察犬による臭気選別
東京高等裁判所判事 森 健二 ○最決昭62・3・3刑集41・2・60
65 ポリグラフ検査
司法研修所教官・判事 内田 曉 ○大阪地判平17・8・3判時1934・147
66 放火の方法と鑑定
千葉地方裁判所部総括判事 平塚 浩司 ○最決平10・10・27刑集52・7・363
67 DNA型鑑定
仙台高等裁判所事務局長・判事 宮田 祥次 ○最決平12・7・17刑集54・6・550
68 前科証拠や類似事実による事実認定
大津地方裁判所部総括判事 大西 直樹 ①最判平24・9・7刑集66・9・907,判時2164・45,判タ1382・85 ②最決平25・2・20刑集67・2・1,判タ1387・104
69 「被告人」の自白の信用性
釧路地方裁判所部総括判事 河畑 勇 ○最決平24・2・22判時2155・119,判タ1374・107
70 犯人の自白-「遺体なき殺人」
東京地方裁判所立川支部判事 松井 芳明 ○札幌地判平13・5・30判時1772・144,判タ1068・277
71 「共犯者」の供述の信用性
国家公務員倫理審査会会長・元福岡高等裁判所長官 池田 修 ○最判平21・9・25判時2061・153
72 「目撃者」の供述の信用性
司法研修所教官・判事 蛯原 意〇東京高判平7・3・30判時1535・138
73 「被害者」の供述の信用性
大阪地方裁判所部総括判事 松田 道別 ○最判平21・4・14刑集63・4・331
74 「年少者」の供述の信用性
立教大学法科大学院特任教授・元横浜地方裁判所判事 廣瀬 健二 ○東京高判昭46・10・20東高刑時報22・10・276,判時657・93,判タ274・348
75先行手続の違法と証拠能力
東京地方裁判所判事(執筆当時)安東 章 ○最判平15・2・14刑集57・2・121
76 覚せい剤事犯における「被疑者の留め置き」
東京地方裁判所判事(執筆当時)安東 章 ○東京高判平20・9・25東高刑時報59・1=12・83,刑ジャ17・104
77 アリバイの有無
広島家庭裁判所長・判事 吉村 典晃 ○最判昭59・4・24刑集38・6・2196
78 秘密の暴露
神戸地方裁判所判事 市原 志都 ○最判平12・2・7民集54・2・255
79 自白以外による認定
東京地方裁判所判事 井下田 英樹 ○東京地判昭60・7・3判時1167・3
80 防犯カメラ画像による認定
東京地方裁判所部総括判事 守下 実 ○東京高判平30・2・9判時2397・94
81 論理則,経験則等違反
弁護士・前学習院大学法科大学院教授・元東京高等裁判所部総括判事植村 立郎 ○最判平24・2・13刑集66・4・482,判時2145・9,判タ1368・69
82 犯人性に関する総合認定
千葉地方裁判所判事 大野 洋 ○最判平22・4・27刑集64・3・233
83 総 合 認 定
弁護士・前学習院大学法科大学院教授・元東京高等裁判所部総括判事 植村 立郎 ○最判平13・1・25裁判集280・5,判時1735・145,判タ1053・102
84 前提となる間接事実の認定の重要性
弁護士・前学習院大学法科大学院教授・元東京高等裁判所部総括判事 植村 立郎 ○Ⅰ最決平26・7・8裁判集314・99,判時2237・141,判タ1407・75 (舞鶴女子高校生殺害事件) ○Ⅱ最判平29・7・27裁判集322・1(鳥取連続不審死事件)
現役裁判官を中心とした執筆陣が、刑事事実認定の法則を最高裁及び下級審の判例に探る論考84本を収録。
新規項目の追加、対象判例の変更、執筆者の更新等の見直しを加えた第3版。
【本書のポイント】
●待望の第3版は判例数大幅増! 全84判例を収録!
40人以上の新規筆者を迎え、内容・判例等も見直してアップ・ツー・デート! 防犯カメラや危険運転関係等、最新のトピックにも言及。
●刑事事実認定に関する裁判法則が分かる!
72名の裁判官が、理論だけでなく実務的な視点から判例を検討し、事実認定上の重要な問題とともに、犯罪全体を通ずる総合的な事実認定法則をできるだけ分かりやすく解説。
●警察幹部、法曹関係者、法科大学院生など、法律に携わる人に必要かつ有益な一冊!
目次
第2編 刑法各論関係(下)
43 電子計算機使用詐欺罪における「虚偽」
札幌地方裁判所部総括判事 島戸 純 ○東京高判平24・10・30高検速報集平24・146
44 詐欺罪における故意-特殊詐欺の受け子
東京高等裁判所判事 高橋 康明 ○東京高判平27・1・30高検速報集平27・57
45 だまされたふり作戦と詐欺未遂罪における「共同正犯」の成否
東京高等裁判所判事 河原 俊也 ○最決平29・12・11刑集71・10・535
46 詐欺罪における「人を欺く」行為
新潟地方裁判所長・判事 大野 勝則
那覇地方裁判所平良支部判事補松原 経正 ○最判平26・3・28刑集68・3・582 ○最決平26・3・28刑集68・3・646
47 背任罪における「図利加害目的」
司法研修所教官・判事 品川 しのぶ ○最決平17・10・7刑集59・8・779
48 背任罪と横領罪の区別
公証人・元福岡高等裁判所部総括判事 山口 雅髙 ○最判昭34・2・13刑集13・2・101
49 盗品等有償取得罪における「盗品の知情」
さいたま地方裁判所部総括判事 河村 俊哉 ○最判昭58・2・24判タ491・58
50 常習的傷害・暴行
名古屋高等裁判所部総括判事 鹿野 伸二 ○東京高判昭40・6・25高刑集18・3・244
51 常習累犯窃盗罪
東京地方裁判所判事 石井 伸興 ○東京高判平24・12・3東高刑時報63・1=12・259
52 常習賭博罪
名古屋地方裁判所部総括判事 田邊 三保子 ○最判昭23・6・29刑集2・7・764
53 痴漢及び盗撮の常習性
名古屋地方裁判所部総括判事 田邊 三保子 ○福岡高判平22・9・24高検速報集平22・232
54 薬物事犯における「薬物の認識」
司法研修所教官・判事 染谷 武宣 ○最決昭61・6・9刑集40・4・269
55 薬物事犯における「使用の認識」
高松高等裁判所部総括判事 杉山 愼治 ○東京高判平11・12・24高検速報集平11・116
56 薬物事犯における「営利目的」
東京高等裁判所判事 佐伯 恒治 ○大阪高判平9・6・20判タ971・277
57 薬物輸入罪における「薬物の知情性」
千葉地方裁判所長・判事 合田 悦三 ○東京高判平28・9・6高検速報集平28・135
58 危険運転致死傷罪における「アルコールの影響により正常な運転が困難な状態及びその認識」
司法研修所教官・判事 蛯原 意 ○最決平23・10・31刑集65・7・1138
59 道路交通法の法定速度違反
大阪地方裁判所部総括判事 村越 一浩 ○最判平19・4・23裁判集291・639
60 道路交通法違反-同乗罪における「黙示の依頼」
東京高等裁判所判事 髙木 順子 ○長野地判平24・7・5判例秘書L06750340
61 犯人隠避罪における「隠避させた」
東京高等裁判所判事 平出 喜一 ○最決平29・3・27刑集71・3・183
62 犯罪収益等に関する事実認定
名古屋地方裁判所判事 近藤 和久 ○最決平20・11・4刑集62・10・2811
第3編 刑事訴訟法総合認定関係
63 GPS捜査
横浜地方裁判所部総括判事 渡邉 英敬 ○最大判平29・3・15刑集71・3・13,判時2333・4,判タ1437・78
64 警察犬による臭気選別
東京高等裁判所判事 森 健二 ○最決昭62・3・3刑集41・2・60
65 ポリグラフ検査
司法研修所教官・判事 内田 曉 ○大阪地判平17・8・3判時1934・147
66 放火の方法と鑑定
千葉地方裁判所部総括判事 平塚 浩司 ○最決平10・10・27刑集52・7・363
67 DNA型鑑定
仙台高等裁判所事務局長・判事 宮田 祥次 ○最決平12・7・17刑集54・6・550
68 前科証拠や類似事実による事実認定
大津地方裁判所部総括判事 大西 直樹 ①最判平24・9・7刑集66・9・907,判時2164・45,判タ1382・85 ②最決平25・2・20刑集67・2・1,判タ1387・104
69 「被告人」の自白の信用性
釧路地方裁判所部総括判事 河畑 勇 ○最決平24・2・22判時2155・119,判タ1374・107
70 犯人の自白-「遺体なき殺人」
東京地方裁判所立川支部判事 松井 芳明 ○札幌地判平13・5・30判時1772・144,判タ1068・277
71 「共犯者」の供述の信用性
国家公務員倫理審査会会長・元福岡高等裁判所長官 池田 修 ○最判平21・9・25判時2061・153
72 「目撃者」の供述の信用性
司法研修所教官・判事 蛯原 意〇東京高判平7・3・30判時1535・138
73 「被害者」の供述の信用性
大阪地方裁判所部総括判事 松田 道別 ○最判平21・4・14刑集63・4・331
74 「年少者」の供述の信用性
立教大学法科大学院特任教授・元横浜地方裁判所判事 廣瀬 健二 ○東京高判昭46・10・20東高刑時報22・10・276,判時657・93,判タ274・348
75先行手続の違法と証拠能力
東京地方裁判所判事(執筆当時)安東 章 ○最判平15・2・14刑集57・2・121
76 覚せい剤事犯における「被疑者の留め置き」
東京地方裁判所判事(執筆当時)安東 章 ○東京高判平20・9・25東高刑時報59・1=12・83,刑ジャ17・104
77 アリバイの有無
広島家庭裁判所長・判事 吉村 典晃 ○最判昭59・4・24刑集38・6・2196
78 秘密の暴露
神戸地方裁判所判事 市原 志都 ○最判平12・2・7民集54・2・255
79 自白以外による認定
東京地方裁判所判事 井下田 英樹 ○東京地判昭60・7・3判時1167・3
80 防犯カメラ画像による認定
東京地方裁判所部総括判事 守下 実 ○東京高判平30・2・9判時2397・94
81 論理則,経験則等違反
弁護士・前学習院大学法科大学院教授・元東京高等裁判所部総括判事植村 立郎 ○最判平24・2・13刑集66・4・482,判時2145・9,判タ1368・69
82 犯人性に関する総合認定
千葉地方裁判所判事 大野 洋 ○最判平22・4・27刑集64・3・233
83 総 合 認 定
弁護士・前学習院大学法科大学院教授・元東京高等裁判所部総括判事 植村 立郎 ○最判平13・1・25裁判集280・5,判時1735・145,判タ1053・102
84 前提となる間接事実の認定の重要性
弁護士・前学習院大学法科大学院教授・元東京高等裁判所部総括判事 植村 立郎 ○Ⅰ最決平26・7・8裁判集314・99,判時2237・141,判タ1407・75 (舞鶴女子高校生殺害事件) ○Ⅱ最判平29・7・27裁判集322・1(鳥取連続不審死事件)