至誠堂書店

社会保障法研究【第11号】

社会保障法研究【第11号】

販売価格: 3,740円 税込

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著者
岩村正彦/菊池馨実・編
発行元
信山社
発刊日
2020-05-07
ISBN
978-4-7972-7611-4
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (160ページ)
◆本号も多角的な視座から、充実の内容で刊行 ― 研究から実務、学習まで必読◆

社会保障法学の一層の発展を目指す学術雑誌。本号は、2つの特集を収載し、総合的な考察を行う。【内容】1 「東アジア社会保障法フォーラム2019 in 東京」の報告と討論をもとにした、中台韓日における、高齢者介護システムに関する4論文/2 現代フランスの社会保障法を代表する研究者による「フランス社会保障法の現代的課題」に関する4論文と笠木映里教授による「全体総括」。
【目 次】

◆特集1◆東アジア諸国における高齢者介護システム:その現状と課題―東アジア社会保障法フォーラム 2019 in 東京―

〈特集の趣旨〉

◇?韓国の老人長期療養保険法の現状と課題〔金 福基(朴?孝淑?訳)〕
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 保険当事者および受給要件
 Ⅲ 長期療養給付の提供
 Ⅳ 財政および不正受給の問題
 Ⅴ む?す?び

◇?中国における高齢者介護システムの現状と課題〔韓 君玲〕
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 中国における高齢者介護施策の展開
 Ⅲ 中国における高齢者介護制度体系の現状
 Ⅳ 高齢者における介護保険を試行する都市の実践動向
 Ⅴ 中国における高齢者介護システムの構築に向けて
 Ⅵ おわりに

◇?東アジア諸国における高齢者介護システム―台湾の現状及び問題―〔林 谷燕(張?涵瑜?訳)〕
 Ⅰ 台湾の高齢者人口の変化及び長期介護の需要
 Ⅱ 台湾の高齢者介護に関する法的根拠
 Ⅲ 台湾の高齢者介護制度の現況
 Ⅳ 将来の展望

◇?日本における高齢者介護システムの現状と課題〔永野仁美〕
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 高齢化の状況
 Ⅲ 日本の介護保険制度
 Ⅳ 介護保険制度の現状―利用者・介護費用の増大
 Ⅴ 介護保険制度が抱える課題
 Ⅵ 終わりに


◆特集2◆〈連続講演〉フランス社会保障法の現代的課題

〈特集の趣旨〉 (笠木映里)

◇?「デジタル化」された新たな労働形態の発展とフランス社会保護法への影響〔ロベール・ラフォール(河嶋春菜?訳)〕
 Ⅰ デジタルから生まれる就労形態―社会保護にどのような問題を提起するか
 Ⅱ デジタルから生じる就労に直面する社会保護―いかに対応するか

◇?社会保障制度における税財源の拡大―フランス社会保障制度のパラダイム転換?―〔ミシェル・ボルジェット(柴田洋二郎?訳)〕
 Ⅰ 税財源の拡大が及ぶ範囲
 Ⅱ 税財源の拡大の影響

◇?社会保護の適用―国籍要件(condition de nationalit?)から適法な居住要件(condition de r?sidence r?guli?re)へ―?
 〔ロベール・ラフォール(笠木映里?訳)〕
 Ⅰ 制度創設当初における国籍要件の承認
 Ⅱ 居住要件・適法な滞在(r?gularit?)の要件への転換

◇?不法在留外国人の医療へのアクセス―国家医療扶助(AME)―〔ミシェル・ボルジェット(永野仁美?訳)〕
 Ⅰ 制度の起源
 Ⅱ 制度の内容
 Ⅲ 制度の今後の見通し

◇?全体総括〔笠木映里〕
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