即実践! ! 電子契約―電子契約・DX・文書管理(文書の電子化)の導入から運用まですべてを体験できる


販売価格: 4,180円 税込
- 数量
- 著者
- 高橋郁夫/北川祥一/斎藤 綾/伊藤蔵人/丸山修平/星 諒佑/西山 諒/細井南見・編集
- 発行元
- 日本加除出版
- 発刊日
- 2020-08-27
- ISBN
- 978-4-8178-4668-6
- CD-ROM
- 無し
- サイズ
- A5判 (368ページ)
・「すぐに電子にしろ!」と言われても、何をすれば…どこから始めればいいのか?
・社内で複数の電子契約サービスが乱立して困っている…
・電子契約と業務システムを連携させたい!
・契約書や文書を電子化して、DXしたい!
・電子化のために文書管理規程を見直さないといけなくなった…
・電子契約の最新議論や法的議論はどうなっているの?
電子契約に関しての悩みは、この1冊で全て解決!
「電子契約の導入担当者」、「文書管理担当者」、「弁護士・法務担当者」必見の書!
●第1編では、ストーリーを交えて、電子契約の導入について解説。
<あらすじ>
自動車の部品製造業を営む株式会社Aは、多数の仕入れ先と販売先を有しているため、契約の締結、保管事務処理に苦慮していた。
ある日、上司の決裁を経ないまま押印がなされている契約書が500通存在していることが判明!
法務部長の長谷部は、社長から、「決裁なしの契約締結といったことを二度とおこさないように工夫しろ!」との指示を受けた。
長谷部による電子契約導入プロジェクトの行方やいかに!
●第2編では、電子契約の法的な仕組みについて、最新議論・法的議論を踏まえたQ&Aで解説。
はじめに
1 デジタルトランスフォーメーションとは何か
2 デジタルトランスフォーメーションと感染症対策
3 デジタルトランスフォーメーションと法的な視点
【第1編 ストーリーで学ぶ実務】
登場人物・プロローグ
第1章 電子契約
Scene 1 ブレインストーミング(電子契約の導入の端緒)
1 電子契約導入の端緒
2 電子契約導入のための枠組みの設定
3 基本的な考え方
4 社内での動き方
5 おわりに
コラム トップダウンによる導入とボトムアップによる導入
Scene 2 そもそも電子契約とは
I 電子契約/電子署名の概念
1 従来の契約締結プロセスの課題
2 電子契約/電子署名とは
3 認証技術の進展
4 発想の転換
5 実際のシステム画面の例
II 電子契約サービスの種類と考慮要素について
1 電子契約サービスの類型
2 比較のポイント
3 その他考慮事項
III 印鑑の仕組み
1 契約の成立に方式が必要か
2 「押印についてのQ&A」と押印の法律上の意味
3 印鑑使用の問題点
4 電子契約サービスにおける印影アップロード機能について
IV 電子契約導入プロジェクトの進め方
1 導入までのプロセス
2 リスクベースのアプローチによるリスクマネジメント
3 社内体制調査の際のポイント
Scene 3 プロジェクト初期:調査と評価
I 全社課題の洗い出し
1 電子契約サービスと内部統制システム構築・運用義務の関係について
2 リスクの洗い出しと対応・解決について
II 電子契約サービスの選定
1 要求事項の確認
2 組織に合う電子契約サービスの選定
コラム リーガルテックの活用
III 立会人型の電子契約サービスの法的リスク評価
1 立会人型の電子契約サービスのサービスモデル
2 メールアドレスによる認証のリスク
コラム PDF ファイルをメール添付で送受信する方法の問題点について
3 同一性確認のための別個のサービス
4 電子契約と代理制度について
5 電子契約サービスの紛争予防効果について
Scene 4 電子契約導入チーム始動
I チームの結成
1 電子契約システム実装チームの結成
2 関連部署の選定
3 具体的な役割分担
4 モチベーションを保つために
II 電子契約システム実装プロジェクトキックオフ
1 スケジュールについて
2 社内説明について
3 取引先への説明について
4 コストについて
III 電子契約の対象の確認
1 社内の契約類型のリストアップ
2 電子契約による締結が可能な契約類型
3 契約類型の選定方法
IV システムの統合
1 不正・誤謬防止と業務フロー
2 具体的なフロー構築案
3 押印フローのみを電子契約サービスで代替する場合
? 電子契約ポリシの構築─社内決裁にむけて
1 ポリシの策定について
2 社内規程について
3 弁護士のリーガルチェックについて
コラム 電子契約の検討における「上手な」弁護士の使い方
Scene 5 試験運用
I 取引先への説明
1 導入時のポイント
2 相手方への案内
3 基本契約で定めておくべき事項
II 社内説明会の開催
1 社内向け説明会の注意点
2 用意すべき資料
3 従業員教育の前段階として
III 試験運用のフィードバック
1 フィードバックの重要性
2 他のサービスとの連携の検討
3 契約の電子化の推進阻害要因について
4 試験運用から本格運用への移行
IV 効果測定
1 効果測定の方法
2 コストカットできた部分の測定
3 得られた部分の測定
Scene 6 電子契約システムの本運用後
I 契約書データ上の問題点について
1 契約日付と契約成立日について(いわゆる「バックデート」について)
2 契約書の「後文」「末文」の意味
3 電子契約における「加除・訂正」
4 意思表示の方法と電子契約サービスの関係
II 電子契約サービスが社内で乱立してしまった場合
1 電子契約サービスの乱立
2 電子契約サービスの統合の仕方
3 別の電子契約サービスを使ってもよい場合
III 業務管理システムとの統合
1 テックチームとの関係
2 API とは
3 電子契約システムにおけるAPI
4 処理件数とサーバへの負荷
5 事故率の問題
Scene 7 取引先から急に「電子契約で締結したい」と言われた場合
1 電子契約サービス未導入の場合,最低限確認すべき事項について
2 子会社管理の観点から確認すべき事項
第2章 文書情報管理
Scene 8 文書情報管理システムプロジェクト始動
I デジタルトランスフォーメーションの基礎
1 リモートワーク対応のために
2 デジタルトランスフォーメーションの概念
II デジタルトランスフォーメーションの目的とプロセス
1 DX と経営戦略
2 DX とアジャイル
コラム デジタル化とSDGs の実現
III データ活用の意義
1 契約書データの活用
2 データ・ドリブンな法務
3 データの分析と具体的な実行策への落とし込み
4 活用場面例
IV リスク・紛争回避
1 法的リスク予防のためのデータ活用
2 法的紛争対応におけるデータ活用
Scene 9 文書情報管理システムの構築
I 文書情報管理の仕組み
文書情報管理の枠組み
II 文書情報管理の適用範囲
1 記録管理と説明責任
2 電子文書と電子化文書
III 文書情報管理のプロセス
1 文書のライフサイクル概要
2 作成・発生
3 処理
4 保管・保存
5 廃棄
IV 文書情報管理規程の要求事項
1 法定保存文書
2 電子文書と裁判
Scene 10 文書情報管理規程を作る
1 目的について
2 定義について
3 文書情報管理体制
4 機密文書情報の機密区分と指定
5 文書情報の作成について
6 文書情報の管理について
7 機密文書情報の管理について
8 文書情報の保管について
9 文書情報の保管場所について
10 文書情報の保管期間について
11 文書情報の保存について
12 文書情報の保存場所について
13 文書情報の保存期間について
14 文書情報の廃棄について
15 文書情報の廃棄方法について
エピローグ 文書情報管理規程/ガイダンスをもとに
【第2編 Q&A】
第1章 基本概念
Q1 電子文書/電子契約/契約の電子化とは何か
電子文書とは,何でしょうか。また,電子契約とは,どのようなものですか。電子契約は,契約の電子化とは違うのでしょうか。
Q2 電子契約の増加傾向とその理由
電子契約の利用状況は,どのようになっているでしょうか?
もし,増加している場合,どのような要因によるものと考えられますか?
Q3 感染症対応とデジタルトランスフォーメーション(DX)
新型感染症対応がデジタルトランスフォーメーションを一気に進めたというのは,どういうことでしょうか。また,わが国においては,どのような政策がとられているのでしょうか。
Q4 印鑑の意味と電子契約
感染症対応でリモートワークをしているのですが,契約書類の送付のために印鑑を押捺するために会社に出社しないといけないといわれました。私は,印鑑がなくても,電子契約でいいのではないかと考えていますが,電子契約は,有効なのでしょうか。
Q5 電子契約のメリットは?また,デメリットは?
電子契約には,どのようなメリットがありますか?また,どのようなデメリットがありますか?
・社内で複数の電子契約サービスが乱立して困っている…
・電子契約と業務システムを連携させたい!
・契約書や文書を電子化して、DXしたい!
・電子化のために文書管理規程を見直さないといけなくなった…
・電子契約の最新議論や法的議論はどうなっているの?
電子契約に関しての悩みは、この1冊で全て解決!
「電子契約の導入担当者」、「文書管理担当者」、「弁護士・法務担当者」必見の書!
●第1編では、ストーリーを交えて、電子契約の導入について解説。
<あらすじ>
自動車の部品製造業を営む株式会社Aは、多数の仕入れ先と販売先を有しているため、契約の締結、保管事務処理に苦慮していた。
ある日、上司の決裁を経ないまま押印がなされている契約書が500通存在していることが判明!
法務部長の長谷部は、社長から、「決裁なしの契約締結といったことを二度とおこさないように工夫しろ!」との指示を受けた。
長谷部による電子契約導入プロジェクトの行方やいかに!
●第2編では、電子契約の法的な仕組みについて、最新議論・法的議論を踏まえたQ&Aで解説。
はじめに
1 デジタルトランスフォーメーションとは何か
2 デジタルトランスフォーメーションと感染症対策
3 デジタルトランスフォーメーションと法的な視点
【第1編 ストーリーで学ぶ実務】
登場人物・プロローグ
第1章 電子契約
Scene 1 ブレインストーミング(電子契約の導入の端緒)
1 電子契約導入の端緒
2 電子契約導入のための枠組みの設定
3 基本的な考え方
4 社内での動き方
5 おわりに
コラム トップダウンによる導入とボトムアップによる導入
Scene 2 そもそも電子契約とは
I 電子契約/電子署名の概念
1 従来の契約締結プロセスの課題
2 電子契約/電子署名とは
3 認証技術の進展
4 発想の転換
5 実際のシステム画面の例
II 電子契約サービスの種類と考慮要素について
1 電子契約サービスの類型
2 比較のポイント
3 その他考慮事項
III 印鑑の仕組み
1 契約の成立に方式が必要か
2 「押印についてのQ&A」と押印の法律上の意味
3 印鑑使用の問題点
4 電子契約サービスにおける印影アップロード機能について
IV 電子契約導入プロジェクトの進め方
1 導入までのプロセス
2 リスクベースのアプローチによるリスクマネジメント
3 社内体制調査の際のポイント
Scene 3 プロジェクト初期:調査と評価
I 全社課題の洗い出し
1 電子契約サービスと内部統制システム構築・運用義務の関係について
2 リスクの洗い出しと対応・解決について
II 電子契約サービスの選定
1 要求事項の確認
2 組織に合う電子契約サービスの選定
コラム リーガルテックの活用
III 立会人型の電子契約サービスの法的リスク評価
1 立会人型の電子契約サービスのサービスモデル
2 メールアドレスによる認証のリスク
コラム PDF ファイルをメール添付で送受信する方法の問題点について
3 同一性確認のための別個のサービス
4 電子契約と代理制度について
5 電子契約サービスの紛争予防効果について
Scene 4 電子契約導入チーム始動
I チームの結成
1 電子契約システム実装チームの結成
2 関連部署の選定
3 具体的な役割分担
4 モチベーションを保つために
II 電子契約システム実装プロジェクトキックオフ
1 スケジュールについて
2 社内説明について
3 取引先への説明について
4 コストについて
III 電子契約の対象の確認
1 社内の契約類型のリストアップ
2 電子契約による締結が可能な契約類型
3 契約類型の選定方法
IV システムの統合
1 不正・誤謬防止と業務フロー
2 具体的なフロー構築案
3 押印フローのみを電子契約サービスで代替する場合
? 電子契約ポリシの構築─社内決裁にむけて
1 ポリシの策定について
2 社内規程について
3 弁護士のリーガルチェックについて
コラム 電子契約の検討における「上手な」弁護士の使い方
Scene 5 試験運用
I 取引先への説明
1 導入時のポイント
2 相手方への案内
3 基本契約で定めておくべき事項
II 社内説明会の開催
1 社内向け説明会の注意点
2 用意すべき資料
3 従業員教育の前段階として
III 試験運用のフィードバック
1 フィードバックの重要性
2 他のサービスとの連携の検討
3 契約の電子化の推進阻害要因について
4 試験運用から本格運用への移行
IV 効果測定
1 効果測定の方法
2 コストカットできた部分の測定
3 得られた部分の測定
Scene 6 電子契約システムの本運用後
I 契約書データ上の問題点について
1 契約日付と契約成立日について(いわゆる「バックデート」について)
2 契約書の「後文」「末文」の意味
3 電子契約における「加除・訂正」
4 意思表示の方法と電子契約サービスの関係
II 電子契約サービスが社内で乱立してしまった場合
1 電子契約サービスの乱立
2 電子契約サービスの統合の仕方
3 別の電子契約サービスを使ってもよい場合
III 業務管理システムとの統合
1 テックチームとの関係
2 API とは
3 電子契約システムにおけるAPI
4 処理件数とサーバへの負荷
5 事故率の問題
Scene 7 取引先から急に「電子契約で締結したい」と言われた場合
1 電子契約サービス未導入の場合,最低限確認すべき事項について
2 子会社管理の観点から確認すべき事項
第2章 文書情報管理
Scene 8 文書情報管理システムプロジェクト始動
I デジタルトランスフォーメーションの基礎
1 リモートワーク対応のために
2 デジタルトランスフォーメーションの概念
II デジタルトランスフォーメーションの目的とプロセス
1 DX と経営戦略
2 DX とアジャイル
コラム デジタル化とSDGs の実現
III データ活用の意義
1 契約書データの活用
2 データ・ドリブンな法務
3 データの分析と具体的な実行策への落とし込み
4 活用場面例
IV リスク・紛争回避
1 法的リスク予防のためのデータ活用
2 法的紛争対応におけるデータ活用
Scene 9 文書情報管理システムの構築
I 文書情報管理の仕組み
文書情報管理の枠組み
II 文書情報管理の適用範囲
1 記録管理と説明責任
2 電子文書と電子化文書
III 文書情報管理のプロセス
1 文書のライフサイクル概要
2 作成・発生
3 処理
4 保管・保存
5 廃棄
IV 文書情報管理規程の要求事項
1 法定保存文書
2 電子文書と裁判
Scene 10 文書情報管理規程を作る
1 目的について
2 定義について
3 文書情報管理体制
4 機密文書情報の機密区分と指定
5 文書情報の作成について
6 文書情報の管理について
7 機密文書情報の管理について
8 文書情報の保管について
9 文書情報の保管場所について
10 文書情報の保管期間について
11 文書情報の保存について
12 文書情報の保存場所について
13 文書情報の保存期間について
14 文書情報の廃棄について
15 文書情報の廃棄方法について
エピローグ 文書情報管理規程/ガイダンスをもとに
【第2編 Q&A】
第1章 基本概念
Q1 電子文書/電子契約/契約の電子化とは何か
電子文書とは,何でしょうか。また,電子契約とは,どのようなものですか。電子契約は,契約の電子化とは違うのでしょうか。
Q2 電子契約の増加傾向とその理由
電子契約の利用状況は,どのようになっているでしょうか?
もし,増加している場合,どのような要因によるものと考えられますか?
Q3 感染症対応とデジタルトランスフォーメーション(DX)
新型感染症対応がデジタルトランスフォーメーションを一気に進めたというのは,どういうことでしょうか。また,わが国においては,どのような政策がとられているのでしょうか。
Q4 印鑑の意味と電子契約
感染症対応でリモートワークをしているのですが,契約書類の送付のために印鑑を押捺するために会社に出社しないといけないといわれました。私は,印鑑がなくても,電子契約でいいのではないかと考えていますが,電子契約は,有効なのでしょうか。
Q5 電子契約のメリットは?また,デメリットは?
電子契約には,どのようなメリットがありますか?また,どのようなデメリットがありますか?