至誠堂書店

日米貿易協定 原産地規則の概要と実務

日米貿易協定 原産地規則の概要と実務

販売価格: 2,420円 税込

数量
著者
今川 博・著
発行元
日本関税協会
発刊日
2020-08-28
ISBN
978-4-88895-460-0
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (199ページ)
本書は、2020年1月1日に発効した日米貿易協定の原産地規則の全容を明らかにする実務書です。本書の構成は、①日米で非対称となっている同協定原産地規則の逐条解説を行い、②我が国で初めて導入された輸入者のみによる自己申告制度の実施上の留意点を明確化し、③我が国の輸出者が心得ておきたい米国の税関手続きを俯瞰し、④特定材料の原産性判断に適用される米国の非特恵原産地規則について過去の米国裁判所・税関の判断事例を紹介し、最後に⑤米国のFTAと通商法第301条等の貿易救済措置のダブル適用に関する分析を掲載しています。

 協定発効前から現在に至るまで、詳細かつ具体的な情報提供が行われた輸入分野に比較し、自国制度の紹介だけでは完結しない輸出分野では未知の部分が多いため、本書は、対米貿易における輸出と輸入との現時点での情報インバランスを改善すべく輸出面の情報を充実させ、貿易手続きに携わる方々の簡易手引書としてお使いいただけるように書かれています。

 一方、原産地規則に初めて接する方、貿易実務に従事していても日頃原産地規則の実務には携わっていない方、貿易関連の会社に就職すべく準備のため勉強しようとされている方にも理解していただけるように、各章の末尾に<Tea Break>として原産地規則の基礎知識を書き下ろしています。
<本書の構成>
序文
第1章 日米貿易協定の全体像
第2章 日米貿易協定の日本国の原産地規則
第3章 日米貿易協定の米国の原産地規則
第4章 日本国の輸入者自己申告・書類実務及び事後確認
第5章 米国の自己申告・書類実務及び事後確認
第6章 米国の非特恵原産地規則
第7章 通商法第301条の対中国追加関税措置と日米貿易協定のダブル適用
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