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もう一つの重罪 桶川ストーカー殺人事件「実行犯」告白手記

もう一つの重罪 桶川ストーカー殺人事件「実行犯」告白手記

販売価格: 1,100円 税込

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著者
久保田祥史・著 片岡 健・編著
発行元
リミアンドテッド
発刊日
2020-10-09
ISBN
978-4-9911697-0-0
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (132ページ)
1999年10月26日、大学生の女性が元交際相手の男たちから凄絶なストーカー被害に遭った末に刺殺された「樋川ストーカー事件」から21年。懲役18年の刑を科せられた実行犯の久保田祥史が服役中に綴った50枚の手記で、意外な真相を明らかにした。

「私は取調べや裁判で、当初、小松武史から被害者の殺害を依頼されたと証言していましたが、それは嘘でした。被害者の殺害は、本当は私が一人で暴走してやったことでした。私の証言によりこの事件の首謀者とされた小松武史は、“冤罪”です」(要旨)

この手記は当初、2019年5月に「桶川ストーカー殺人事件 実行犯の告白」というタイトルで、編著者により電子書籍として発行された。そして同11月、一貫して冤罪を訴えていた「この事件の首謀者」こと無期懲役囚の小松武史が同書を「自分に無罪を言い渡すべき新規・明白な証拠」であると主張し、さいたま地裁に再審請求する異例の事態となっている。

小松が“冤罪”だという話は本当なのか。本当なのであれば、なぜ小松は濡れ衣を着せられたのか。そして久保田が被害者の女性を殺害した本当の理由は何だったのか。久保田の手記により、これまでほとんど報じられなかった平成の大事件の加害者側の内実がつまびらかになった。

再審請求の証拠にもなった電子書籍に、他の共犯者2人の現況などの新情報を盛り込み、加筆、修正して紙の書籍化した一冊。久保田の手記が本物であることを示すため、原本も掲載している。
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