プライバシー権・肖像権の法律実務 第3版


販売価格: 6,160円 税込
- 数量
第2版を刊行して10年。「個人情報」概念と「プライバシー」概念とが混同され、本来、保護されるべき領域を超えて肥大化する「プライバシー」。表現の自由とのバランスを図るために「プライバシー権」とは何かをあらためて問い直す必要に迫られています。また、いつでもどこでも誰でも簡単に写真撮影ができるようになり、人々の肖像やプライバシーに対する脅威が増大している時代でもあります。「名誉権」と同様に人格権として並び称される「プライバシー権」と「肖像権」に関わる法律上の諸問題を、最新かつ重要な判例や学説を盛り込んで、詳細に解説した決定版。
【目次】
第1編 プライバシー侵害の成立要件に関する諸問題
第1章 射程範囲
第2章 プライバシー概念に関する諸見解
第3章 下級審のプライバシー概念と要件の整理
第4章 プライバシー権の定義・要件に関する私見
第5章 プライバシー侵害の具体的事例
第6章 名誉毀損との比較
第7章 隣接する権利
第8章 プライバシー感情
第9章 プライバシー侵害の被害者側に関する諸問題
第10章 情報提供者の責任
第11章 一旦公表された事実とプライバシー
第12章 時の経過とプライバシー
第13章 論評によるプライバシー侵害
第14章 推測によるプライバシー侵害
第15章 「公開」に関わる問題
第16章 実名・匿名問題の新たな局面(京アニ事件を契機に)
第17章 モデル小説によるプライバシー侵害
第18章 管轄・準拠法
第19章 要件事実
第2編 プライバシー侵害の効果論
第1章 損害賠償請求
第2章 謝罪広告その他の回復処分
第3章 放送法に基づく請求
第4章 事前差止め(侵害予防請求)
第5章 削除・撤去請求(侵害排除請求)
第3編 プライバシー侵害の免責要件に関する諸問題
第1章 表現の自由との調整の法理
第2章 被害者の承諾
第3章 著名人の法理
第4章 訴訟行為における免責法理
第5章 その他の正当行為
第6章 非表現行為事案における衡量の手法
第4編 肖像権侵害の成立要件に関する諸問題
第1章 肖像権の権利性
第2章 肖像権侵害の具体的事例
第3章 他の権利を侵害したとされる事例
第4章 写真を取り違えた場合
第5章 死者の肖像権
第6章 他人の所有物の撮影
第7章 パブリシティ権
第8章 要件事実
第5編 肖像権侵害の効果論
第1章 損害賠償請求
第2章 謝罪広告その他の回復処分
第3章 事前差止め
第4章 侵害排除請求
第6編 肖像権侵害の免責要件に関する諸問題
第1章 表現の自由との調整の法理
第2章 被害者の承諾
【事項索引・判例索引】
第1編 プライバシー侵害の成立要件に関する諸問題
第1章 射程範囲
第2章 プライバシー概念に関する諸見解
第3章 下級審のプライバシー概念と要件の整理
第4章 プライバシー権の定義・要件に関する私見
第5章 プライバシー侵害の具体的事例
第6章 名誉毀損との比較
第7章 隣接する権利
第8章 プライバシー感情
第9章 プライバシー侵害の被害者側に関する諸問題
第10章 情報提供者の責任
第11章 一旦公表された事実とプライバシー
第12章 時の経過とプライバシー
第13章 論評によるプライバシー侵害
第14章 推測によるプライバシー侵害
第15章 「公開」に関わる問題
第16章 実名・匿名問題の新たな局面(京アニ事件を契機に)
第17章 モデル小説によるプライバシー侵害
第18章 管轄・準拠法
第19章 要件事実
第2編 プライバシー侵害の効果論
第1章 損害賠償請求
第2章 謝罪広告その他の回復処分
第3章 放送法に基づく請求
第4章 事前差止め(侵害予防請求)
第5章 削除・撤去請求(侵害排除請求)
第3編 プライバシー侵害の免責要件に関する諸問題
第1章 表現の自由との調整の法理
第2章 被害者の承諾
第3章 著名人の法理
第4章 訴訟行為における免責法理
第5章 その他の正当行為
第6章 非表現行為事案における衡量の手法
第4編 肖像権侵害の成立要件に関する諸問題
第1章 肖像権の権利性
第2章 肖像権侵害の具体的事例
第3章 他の権利を侵害したとされる事例
第4章 写真を取り違えた場合
第5章 死者の肖像権
第6章 他人の所有物の撮影
第7章 パブリシティ権
第8章 要件事実
第5編 肖像権侵害の効果論
第1章 損害賠償請求
第2章 謝罪広告その他の回復処分
第3章 事前差止め
第4章 侵害排除請求
第6編 肖像権侵害の免責要件に関する諸問題
第1章 表現の自由との調整の法理
第2章 被害者の承諾
【事項索引・判例索引】