オーラルヒストリー 日本の行政学

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片岡寛光、村松岐夫、大森彌、中邨章、今村都南雄、水谷三公、水口憲人、橋本信之、森田朗の証言でたどる、学問発展の軌跡。
日本の行政学はどのように発展してきたのだろうか。学会を牽引した9人の泰斗は、なぜ行政学を選び、先達からどのような教えを受け、どんな問題意識を持ち、そして実際の行政にどのようにかかわってきたのか。知られざる事実や意外な評価、現在の行政学に感じることなど、大家たちのリアルな姿がオーラルヒストリーで浮かび上がる。
目次
プロローグ[縣公一郎]
1 片岡寛光オーラルヒストリー
早稲田大学における行政学(1)――東京専門学校時代
早稲田大学における行政学(2)――昭和八~二四年
早稲田大学における行政学(3)――昭和二四年以降の新制大学
修士論文
アメリカ留学
政治と行政の二元論
行政の定義
公共性と責任
これからの行政学
2 村松岐夫オーラルヒストリー
研究者を志した経緯
助手時代・アメリカ留学
研究について(1)――京都市政調査
研究について(2)――政党優位論
研究について(3)――地方政府の自律性
研究について(4)――バブル経済の研究・外国との共同プロジェクト
質疑応答
3 大森彌オーラルヒストリー
研究者を志した経緯
日本行政学会
國學院大学に就職
アメリカ留学
研究について(1)――地方自治研究
研究について(2)――自治体行政学
研究について(3)――東京大学駒場キャンパス
研究について(4)――日本官僚制研究
実務や制度改革との関わり(1)――介護保険制度
実務や制度改革との関わり(2)――都区制度改革
実務や制度改革との関わり(3)――埼玉県政
教育と研究の関係について
4 中邨章オーラルヒストリー
政治・行政学者への道(1)――関西学院大学からアメリカ留学
政治・行政学者への道(2)――カリフォルニア大学バークレー
政治・行政学者への道(3)――修士課程(サンノゼ州立大学)
政治・行政学者への道(4)――博士課程(南カリフォルニア大学大学院)
明治大学就職と都市計画行政研究
国際学会への参加と活動
明治大学専門職大学院設立
質疑応答
5 今村都南雄オーラルヒストリー
中央大学における行政学の系譜・中央大学に関係する研究者との交流
行政学研究の歩み(1)――行政学理論
行政学研究の歩み(2)――公共政策研究
行政学研究の歩み(3)――政府体系論と地方自治
行政管理研究センター・地方自治総合研究所との関係
官公庁との関係
行政学者とその政治的スタンスについて
行政学の普遍性とは
行政学の将来
6 水谷三公オーラルヒストリー
文体と思考様式
研究者を志した経緯(1)――学部での生活
研究者を志した経緯(2)――助手就任の経緯
研究者を志した経緯(3)――辻清明先生について
研究者を志した経緯(4)――助手時代
研究について(1)――英国留学と『英国貴族と近代』
研究について(2)――『官僚の風貌』『江戸の役人事情』
研究について(3)――『貴族の風景』『将軍の庭』
研究について(4)――『江戸は夢か』
研究について(5)――『ラスキとその仲間』
研究について(6)――王制
研究について(7)――日本の通史
質疑応答
7 水口憲人オーラルヒストリー
後知恵的自己規定
影響を受けた私より年配の人々
著作について
現在の行政学について
大阪市政研究所・神戸市史編集委員会
関西行政学研究会
行政学の制度化
質疑応答
8 橋本信之オーラルヒストリー
研究者を志した経緯(1)――大学院での研究生活
研究者を志した経緯(2)――辻清明氏・西尾勝氏との出会い
研究について(1)――農業政策への関心 博士論文
研究について(2)――行政組織理論
研究について(3)――コラプションの研究
研究について(4)――政治行政関係とマネジメント
関西の都市との関係(1)――神戸市史等
関西の都市との関係(2)――大阪市政研究所
研究プロジェクト
関西の行政学について(1)――関西行政学研究会
関西の行政学について(2)――システム論研究会
関西学院大学での教育
雑誌『都市問題研究』の編集
行政管理研究センターについて
阪神・淡路大震災と危機管理
現代日本政治の研究について
行政における合理性
政治における権力
9 森田朗オーラルヒストリー
研究者を志した経緯
助手論文「執行活動分析試論――戦後日本における自動車運送事業に対する規制行政を素材として」
行政管理研究センター研究員
アメリカ留学
研究について(1)――共同研究
研究について(2)――翻訳
研究について(3)――『行政学の基礎』
研究について(4)――『制度設計の行政学』
研究について(5)――『会議の政治学』
実務や制度改革との関わり(1)――地方分権改革
実務や制度改革との関わり(2)――行政改革
実務や制度改革との関わり(3)――大学改革
実務や制度改革との関わり(4)――厚生労働行政
エピローグ[稲継裕昭]
人名索引
事項索引
編者・聞き手紹介
日本の行政学はどのように発展してきたのだろうか。学会を牽引した9人の泰斗は、なぜ行政学を選び、先達からどのような教えを受け、どんな問題意識を持ち、そして実際の行政にどのようにかかわってきたのか。知られざる事実や意外な評価、現在の行政学に感じることなど、大家たちのリアルな姿がオーラルヒストリーで浮かび上がる。
目次
プロローグ[縣公一郎]
1 片岡寛光オーラルヒストリー
早稲田大学における行政学(1)――東京専門学校時代
早稲田大学における行政学(2)――昭和八~二四年
早稲田大学における行政学(3)――昭和二四年以降の新制大学
修士論文
アメリカ留学
政治と行政の二元論
行政の定義
公共性と責任
これからの行政学
2 村松岐夫オーラルヒストリー
研究者を志した経緯
助手時代・アメリカ留学
研究について(1)――京都市政調査
研究について(2)――政党優位論
研究について(3)――地方政府の自律性
研究について(4)――バブル経済の研究・外国との共同プロジェクト
質疑応答
3 大森彌オーラルヒストリー
研究者を志した経緯
日本行政学会
國學院大学に就職
アメリカ留学
研究について(1)――地方自治研究
研究について(2)――自治体行政学
研究について(3)――東京大学駒場キャンパス
研究について(4)――日本官僚制研究
実務や制度改革との関わり(1)――介護保険制度
実務や制度改革との関わり(2)――都区制度改革
実務や制度改革との関わり(3)――埼玉県政
教育と研究の関係について
4 中邨章オーラルヒストリー
政治・行政学者への道(1)――関西学院大学からアメリカ留学
政治・行政学者への道(2)――カリフォルニア大学バークレー
政治・行政学者への道(3)――修士課程(サンノゼ州立大学)
政治・行政学者への道(4)――博士課程(南カリフォルニア大学大学院)
明治大学就職と都市計画行政研究
国際学会への参加と活動
明治大学専門職大学院設立
質疑応答
5 今村都南雄オーラルヒストリー
中央大学における行政学の系譜・中央大学に関係する研究者との交流
行政学研究の歩み(1)――行政学理論
行政学研究の歩み(2)――公共政策研究
行政学研究の歩み(3)――政府体系論と地方自治
行政管理研究センター・地方自治総合研究所との関係
官公庁との関係
行政学者とその政治的スタンスについて
行政学の普遍性とは
行政学の将来
6 水谷三公オーラルヒストリー
文体と思考様式
研究者を志した経緯(1)――学部での生活
研究者を志した経緯(2)――助手就任の経緯
研究者を志した経緯(3)――辻清明先生について
研究者を志した経緯(4)――助手時代
研究について(1)――英国留学と『英国貴族と近代』
研究について(2)――『官僚の風貌』『江戸の役人事情』
研究について(3)――『貴族の風景』『将軍の庭』
研究について(4)――『江戸は夢か』
研究について(5)――『ラスキとその仲間』
研究について(6)――王制
研究について(7)――日本の通史
質疑応答
7 水口憲人オーラルヒストリー
後知恵的自己規定
影響を受けた私より年配の人々
著作について
現在の行政学について
大阪市政研究所・神戸市史編集委員会
関西行政学研究会
行政学の制度化
質疑応答
8 橋本信之オーラルヒストリー
研究者を志した経緯(1)――大学院での研究生活
研究者を志した経緯(2)――辻清明氏・西尾勝氏との出会い
研究について(1)――農業政策への関心 博士論文
研究について(2)――行政組織理論
研究について(3)――コラプションの研究
研究について(4)――政治行政関係とマネジメント
関西の都市との関係(1)――神戸市史等
関西の都市との関係(2)――大阪市政研究所
研究プロジェクト
関西の行政学について(1)――関西行政学研究会
関西の行政学について(2)――システム論研究会
関西学院大学での教育
雑誌『都市問題研究』の編集
行政管理研究センターについて
阪神・淡路大震災と危機管理
現代日本政治の研究について
行政における合理性
政治における権力
9 森田朗オーラルヒストリー
研究者を志した経緯
助手論文「執行活動分析試論――戦後日本における自動車運送事業に対する規制行政を素材として」
行政管理研究センター研究員
アメリカ留学
研究について(1)――共同研究
研究について(2)――翻訳
研究について(3)――『行政学の基礎』
研究について(4)――『制度設計の行政学』
研究について(5)――『会議の政治学』
実務や制度改革との関わり(1)――地方分権改革
実務や制度改革との関わり(2)――行政改革
実務や制度改革との関わり(3)――大学改革
実務や制度改革との関わり(4)――厚生労働行政
エピローグ[稲継裕昭]
人名索引
事項索引
編者・聞き手紹介