申請から還付まで供託制度をわかりやすく解説した入門書待望の改訂版!

◆債権法改正、民事執行法改正、供託規則の改正を反映しアップデート。
◆利用件数の大半を占める「家賃の弁済供託」と「第三債務者がする執行供託」を中心に事例を用いて解説し、その他供託の基礎についてもシンプルに説明。
◆図解が豊富に用いられ理解しやすく、書式も多数掲載。「かんたん申請」などオンライン申請供託手続も申請画面を例示しながら解説。
供託を初めて利用する方から司法書士・弁護士まで 供託に関わる人すべての方にとって必読の書

主要目次
第１章　供託手続の基本的な流れ
１－１　解決策の１つとしての「供託」
１－２　供託手続の具体的な流れ
１－３　払渡手続の具体的な流れ
１－４　まとめ
第２章　供託手続のバリエーション
２－１　供託申請のバリエーション
２－２　還付請求手続のバリエーション
第３章　受領拒否を原因とする家賃債務の弁済供託
３－１　今回の事案で弁済供託をすることができるか
３－２　具体的な供託申請
３－３　弁済の提供について
３－４　増額請求された場合
３－５　借主が亡くなった場合
第４章　債権者死亡にまつわる家賃債務の弁済供託
４－１　貸主が死亡した場合、誰にいくら支払うべきなのか
４－２　相続人全員が判明している場合
４－３　相続人全員が判明していない場合
第５章　債権譲渡にまつわる買掛金債務の弁済供託
５－１　債権者不確知を理由とする弁済供託
５－２　二重譲渡の場合
５－３　譲渡制限特約が付いた債権が譲渡された場合
第６章　不法行為に基づく損害賠償債務の弁済供託
６－１　不法行為に基づく損害賠償債務の弁済供託
６－２　被害者の住所が分からない場合に弁済供託することができるか
６－３　被害者保護のための制度
第７章　第三債務者がする執行供託の全体像
７－１　債権の差押えによる債権回収の概要
７－２　第三債務者がする執行供託の概要
第８章　第三債務者がする執行供託①（貸金債権の差押え等）
８－１　差押えの競合がない場合
８－２　差押えの競合がある場合
第９章　第三債務者がする執行供託②（給与債権の差押え等）
９－１　差押禁止債権の概要
９－２　差押禁止債権に差押えがされた場合の供託
９－３　住所等の秘匿