アクティビスト 取締役会の野蛮な侵入者

販売価格: 1,980円 税込
- 数量
- 著者
- オーウェン・ウォーカー・著 染田屋茂・訳
- 発行元
- 日本経済新聞出版社
- 発刊日
- 2021-01-08
- ISBN
- 978-4-532-32163-5
- CD-ROM
- 無し
- サイズ
- 四六判 (294ページ)
世間をにぎわせた村上ファンド、スズキやセブン&アイを標的にしたサードポイント、西武と対立したカーライルなど、近年日本でもアクティビスト(「物言う株主」)の存在感が強まっている。
彼らは世界有数の大企業であっても経営陣に立ち向かい、ビジネスの一部に口出しするだけにはとどまらず、取締役会メンバーの一人ともいえる影響力を持つようにまでなっている。
本書は、取締役会における攻防から、放逐される経営陣の悲喜こもごもまで、アクティビストと取締役の間で実際に起こった出来事をストーリー仕立てで描いた一冊。マイクロソフト、ヤフー、ヒューレット・パッカード、デュポン、アラガンなど、近年世界で起こった主要なアクティビスト関連の争いについて、変革推進派、反対派双方の視点を盛り込みながら、そのとき取締役会では一体何が起こっていたのかを浮かび上がらせる。
【目 次】
I はじめに
第1章 アクティビスト投資家とは何者か ?
第2章 アクティビストは何を求め、どうやってそれを手に入れているのか
II 戦い
第3章 ダーデン・レストランツ取締役会の政変
第4章 ヤフー包囲網
第5章 アラガン社と前例のない同盟
第6章 デュポン社の引き合わない勝利
III 決着
第7章 マイクロソフトの命運がかかった休戦協定
第8章 ヒューレット・パッカードの追い詰められた取締役会
第9章 ウォルグリーンズ・ブーツのトロイの木馬
第10章 アライアンス・トラストの土壇場の停戦
IV 結論
第11章 アクティビストの行進
第12章 期待の重荷
その後どうなったか ?