ロシア革命とソ連型社会=政治体制の成型◇ソビエト社会主義共和国連邦史研究 1917-1937

販売価格: 8,250円 税込
- 数量
ソ連研究の第一人者である著者の生涯をかけた研究。
【内容紹介】ソ連研究の第一人者である著者の生涯をかけた研究。ロシア革命からソ連の社会=政治体制が成型された1937年までを丹念に検証。
【目次】
序
第1章 1905年ロシア革命期における政治的自由・民主主義と社会革命
第1節 1905年ロシア革命期における自由主義と社会主義との対抗
第2節 ロシア社会民主労働党における社会改革と政治改革
――ボリシェヴィキとメンシェヴィキ
第2章 1917年十月革命期における政治的自由・民主主義と社会革命
第1節 1917年二月革命における臨時政府の諸改革とメンシェヴィキ、エスエル主導の
' 全ロシア・ソビエト中央執行委員会
第2節 革命的プロレタリアートが極貧農の支持という条件の下での「新しい高揚」を
' めざすボリシェヴィキ党の路線
第3節 十月革命によるソビエト権力の成立と憲法制定議会問題
第4節 ソビエト体制構築の端緒と最初のソビエト憲法
第5節 ソビエト国家編成における民族自決権問題
第6節 「プロレタリア独裁」の論理と政治的自由
第3章 一国社会主義とネップのディレンマ
――ネップ期のプルーラルな経済=社会構造と一党制統治の構造
第1節 社会=経済構造におけるプルーラリズムとモノリシックな政治的支配構造
第2節 文化領域のプルーラリズムと党によるイデオロギー統制
第4章 「ソ連型社会=政治体制」の成立
第1節 「大転換」
第2節 体制のファサード=1936年憲法制定と特殊な抑圧政策=「大テロル」の展開
第3節 1936年憲法と体制の社会的リアリティーの若干の側面
第4節 「ソ連型社会=政治体制」原型の性格