至誠堂書店

交通事故・事件 交通違反供述調書記載例集〔第6版〕

交通事故・事件 交通違反供述調書記載例集〔第6版〕

販売価格: 3,740円 税込

数量
著者
木村昇一・編著
発行元
立花書房
発刊日
2021-08-06
ISBN
978-4-8037-4422-4
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (623ページ)
「あおり運転」に対処するための道交法等改正を踏まえて改訂。事故・違反態様別に供述調書記載例を整理して掲載し,捜査上の留意点も解説。記載例や新判例を追加する等した。
目次
〈総論〉 交通事故・事件,交通違反供述調書記載要領・留意事項

第1章 被疑者供述調書作成上の留意事項

第2章 被害者供述調書作成上の留意事項

第3章 見通し見分の参考例

第4章 病状照会書の記載例

第5章 参考裁判例の紹介

〈各論〉 交通事故・事件,交通違反供述調書記載例・捜査要領

第1章  自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律

ひき逃げ行為の厳罰化について

ひき逃げ事案における補強証拠

記載例① 対歩行者事故
道路横断中の歩行者に衝突した事故

記載例② 対歩行者事故(前照灯の照射範囲に応じた速度調節義務違反)
夜間,前照灯を下向きに点灯して進行中,道路を横断中の歩行
者に衝突した事故
前照灯の照射範囲に応じた速度調節義務
被疑車両の前照灯を上向きにすべき注意義務

記載例③ 対歩行者事故(横臥者のれき過事故)
夜間,道路上に横臥していた被害者をれき過した事故
横臥者のれき過事故における運転者に課される注意義務を整理する
事故回避の方法としてのハンドル操作
二重れき過事故と被害者の傷害・死亡結果との因果関係(各運転
者の刑事責任)

記載例④ 対歩行者事故
横断歩道を横断中の歩行者に衝突した事故
犯罪事実に「横断歩道による横断歩行者」と記載する理由
運転者が横断歩道の存在に気付いていなかった場合の考え方
横断歩道を走行中の自転車との関係で道交法38 条1項が適用
されるか
ほか全34記載例

第2章 無免許運転

無免許運転捜査要領

記載例? 無免許運転(免許取得の事実なし)
無免許運転の罪で執行猶予期間中に,会社に免許保有者として
届け出て会社所有車を常習として無免許運転
無免許運転幇助行為(車両提供罪,同乗罪)

記載例? 無免許運転自動車等提供
無免許者に自己の車両を貸して無免許運転させた
ほか,全13記載例

第3章 酒酔い・酒気帯び運転

酒酔い・酒気帯び運転捜査要領

記載例? 無免許・酒気帯び運転
仮釈放中,無免許・酒気帯び運転
積載違反捜査要領

記載例51 酒酔い運転
検問により酒酔い運転と判明して逮捕
車両提供罪と同乗罪の罪数について併合罪であるとした裁判例
(東京地裁平成20年7月16日判決,判時2015号158頁)

記載例56 酒類提供罪
バイクで自宅に遊びに来た知人に酒を提供
明示的な要求・依頼行為がなくても同乗罪が成立するか

記載例58 酒気帯び運転,過失運転致傷(追突),不救護・不申告
酒気帯び運転中に追突人身事故を起こし,逃走
ほか,全11記載例

第4章 飲酒検知拒否

飲酒検知拒否罪捜査要領

記載例59 酒酔い運転・検知拒否
検挙取締り警察官の飲酒検知に応じず,検知拒否

第5章 速 度 違 反

記載例60 速度違反(故意・レーダー式)
取締りにより指定速度違反で検挙
ほか,全6記載例

第6章 妨 害 運 転

道路交通法の一部を改正する法律(令和2年法律第42号)について
1 改正法制定の背景等
2 改正法の概要

記載例66 妨害運転(交通の危険)
相手車両に対し断続的に警音器を鳴らし,後方に著しく接近し
た上,相手車両を追い越してその直前に進入した妨害運転
ほか,全2記載例

第7章 交通事件(文書偽造等)

有印私文書偽造・同行使等捜査要領
氏名詐称による交通切符の有印私文書偽造・同行使等

記載例68 氏名詐称(無免許運転,有印私文書偽造・同行使)
無免許運転中,路線バス等優先通行帯違反で検挙され,友人の
名前を交通切符に署名
ほか,全7記載例

第8章 白タク・白トラ

白タク・白トラ概説

記載例75 無許可旅客運送事業経営(白タク営業)
無許可で白タク営業
ほか,全3記載例

第9章 その他の交通事犯

記載例78 過 労 運 転
長距離運転が原因の過労・居眠り運転
ほか,全9記載例

用 語 索 引

判 例 索 引

編著者紹介
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