医療判例解説Vol.093 特集 カルテ改ざん等 2事例・誤診等3事例収録

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目次
●「特集① カルテ改ざん等の不法行為が争点となった事例」
白内障手術適応の前提となる説明を怠るなどした結果、左眼を失明し、カルテ改ざんや虚偽説明によって精神的損害も被ったとして損害賠償を求めた事例
東京地裁:令和3年4月30日判決
認知症でDVも疑われる高齢患者の大腿骨骨折を検査・診断し、専門医療機関での治療を助言すべき注意義務等に違反したとして損害賠償を求めた事例
大阪地裁:令和3年2月17日判決
●「特集② 誤診、見落としが争点となった事例」
パーキンソン病の治療を受けてきたが、誤診であり、検査により正常圧水頭症と診断すべきであったのに怠ったとして損害賠償を求めた事例
岡山地裁:令和2年12月23日判決
過失により右大腿骨頸部骨折を見落としたため、人工股関節置換手術をせざるを得ない状態となり後遺障害が残ったとして損害賠償を求めた事例
東京地裁:令和2年3月26日判決
プロラクチノーマを悪性腫瘍の嗅神経芽細胞腫と誤診され、抗がん剤治療等を受けた結果、記憶障害等の後遺障害が生じたとして損害賠償を求めた事例
東京高裁:令和2年1月30日判決