アートとしての信用格付け―その技法と現実

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「良い会社」「良い社会」とは何か?
◆旧興銀で企業審査に携わり、ムーディーズでリーマンショック、東日本大震災の荒波をくぐり抜けた著者が、企業分析の基礎を伝授、格付け決定の機微を活写。
◆企業をどのように評価するかは、評価者と会社との間の利害関係の種類によって異なることを、株式会社制度の淵源にさかのぼって解明。
◆流動的な状況下での決断の連続としての格付けアクションの実際、格付けに対する規制の功罪、大手格付け会社の内幕を虚飾なく描写。
◆企業分析の技法を初歩から習得したい人、会社や社会の新たな評価尺度を模索する人、必読! 格付けはテクニックではなく、アートである。
【主要目次】
第1部??格付け分析の基礎
??1??ファイナンスの用語としての「格付け」
??2??クレジット分析とは何か
??3??財務諸表の分析
??4??主要な財務指標
??5??財務データの比較分析
??6??定性分析とクレジット・ストーリー
??7??企業経営者の観点からのエクイティ分析
??8??格付け分析の実例
第2部??格付けアナリストの業務
??9??格付け会社の歴史とビジネスモデル
??10??格付けと規制
??11??規制により導入された「格付け手法」
??12??格付けアナリストの業務の概要
??13??格付け委員会の運営
??14??格付け変更の実際
??15??格付けアナリストの資質