製造物責任法の論点と解釈―詳解・分析「欠陥」「証明」の裁判例

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▼何が「欠陥」か? 何を「証明」すべきか?
▼制定施行から25年を超える製造物責任法。蓄積された裁判例を法の中核的要件である「欠陥」の法的意義、その証明問題に絞り、平野教授が徹底的に分析、解説する。
▼300を超える判例を分析した、実務家・企業担当者・消費者団体をはじめ、製造物の実務・法務にかかわる全ての人に向けた必読参考書!
【目次】
はしがき/凡例
序章
第1章 欠陥をめぐる裁判例の概説
第2章 欠陥の意義と分析
I 総論的考察――違法性要件としての「欠陥」
II 欠陥をめぐる裁判例の整理・分析
III 欠陥の意義とその分析
第3章 欠陥及び因果関係の証明についての裁判例
I 総論的考察
II 製造物責任法制定後の欠陥及び因果関係の証明をめぐる裁判例
A 製品からの出火が問題となった事例
B 製品による低温火傷が問題になった事例
C 製品の亀裂、切断等による事故
D その他の事故
第4章 欠陥及び因果関係の証明についての考察
I 欠陥及び因果関係の証明についての判例の一般論
II 判例を参考とした各論的分析
III 欠陥またその出荷時の存在、欠陥と被害との因果関係の証明についての検討
IV 本書の立場と立法論について
結章
事項索引/判例索引