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要件事実入門(初級者編)第3版

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要件事実入門(初級者編)第3版

販売価格: 2,530円 税込

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著者
岡口基一・著
発行元
創耕舎
発刊日
2022-01-24
ISBN
978-4-908621-16-1
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (169ページ)
予備試験用要件事実論をわかりやすく解説!!
民法改正完全対応、民事保全・民事執行・書証の成立を解説!!
司法試験予備試験の論文問題(平成23年~令和3年)を詳細に分析!!

第3版はしがきより

1 訴訟を提起するには、訴状を作成する必要があり、訴訟を提起された側は、答弁書を作成す
る必要があります。
訴状、答弁書などの裁判文書においては、生の事実をそのまま記載するのではなく、それを
法的な見地から再構成した事実を記載する必要があります。これが、要件事実とよばれるもので
す。
2 法曹の作成した裁判文書と、法曹以外の方が作成された裁判文書の違いは、すぐにわかりま
す。裁判文書に、生の事実ではなく、要件事実を記載することは、法曹の最低限の素養であり、
法曹を目指される方や、裁判文書を作成する業務に就こうと思われている方は、要件事実論を
理解した上で、要件事実を正確に記載するためのトレーニングをする必要があります。
3 本書は、要件事実を初めて学ぶみなさんのために、要件事実論の初歩を解説したものであり
、まずは司法研修所民事裁判教官室の見解を修得すべきであるとの見地から、基本的には、こ
の見解に沿った内容となっています。
  初学者向けの要件事実の入門書である「新問研」及び「紛争類型別」は、説明が十分でない箇
所が多く、特に後者は内容が難解でもあるため、初学者が読みこなすのは困難です。まず、本
書で要件事実論を一通り理解した上で、これらの文献に進みましょう。
なお、本書の付録として、過去の予備試験の全問題(論文式・法律実務民事)のほか、民事
保全、民事執行及び書証の成立についての簡単な説明も収録しています(なお、過去問にも平
成29年改正後の民法を適用しています)。


?主要目次
●第1章 要件事実総論
1 民事訴訟の3つのステージ/2 ブロックダイアグラムと要件事実/3 訴状、答弁書の具体例/4 請
求ステージ--1(訴訟物)/5 請求ステージ--2(請求の選択・特定)/6 主張ステージ--1(攻撃防御
方法)/7 主張ステージ--2(主張責任)/8 主張ステージ--3(認否及び規範的要件)/9 立証ステ
ージ(立証責任)
●第2章 契約に基づく請求
1 契約に基づく請求(総論)/2 売買代金支払請求/3 賃貸物明渡請求/4 保証債務履行請求/5
譲り受けた債権に基づく請求
●第3章 物権的請求
1 物権的請求(総論)/2 所有権に基づく動産引渡請求/3 所有権に基づく土地明渡請求
●第4章 登記請求
1 登記訴訟総論/2 登記抹消請求/3 所有権移転登記請求
●第5章 民事保全・民事執行・書証の成立
1 民事保全/2 民事執行/3 書証の成立
●第6章 司法試験予備試験の論文問題の分析
1 平成23年司法試験予備試験論文式試験[法律実務基礎科目(民事)]
2 平成24年司法試験予備試験論文式試験[法律実務基礎科目(民事)]
3 平成25年司法試験予備試験論文式試験[法律実務基礎科目(民事)]
4 平成26年司法試験予備試験論文式試験[法律実務基礎科目(民事)]
5 平成27年司法試験予備試験論文式試験[法律実務基礎科目(民事)]
6 平成28年司法試験予備試験論文式試験[法律実務基礎科目(民事)]
7 平成29年司法試験予備試験論文式試験[法律実務基礎科目(民事)]
8 平成30年司法試験予備試験論文式試験[法律実務基礎科目(民事)]
9 平成31年司法試験予備試験論文式試験[法律実務基礎科目(民事)]
10 令和 2 年司法試験予備試験論文式試験[法律実務基礎科目(民事)]
11 令和 3 年司法試験予備試験論文式試験[法律実務基礎科目(民事)]
 
◆事項別索引/法令条文索引/判例等索引

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