出所者支援ハンドブック: 刑事司法ソーシャルワークを実践する

販売価格: 2,200円 税込
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刑事司法と福祉の連携が進むなか、刑務所など矯正施設を出所した人たちの社会復帰をサポートする取り組みが進んでいます。「出所者」の福祉的支援に携わるエキスパートたちが、出所者支援に必要な理念と実践内容をわかりやすく紹介。支援に関心を持つ人すべての人に。
はじめに(掛川直之) Step1 クライエントの属性から理解する 第1章 障害者による犯罪と支援の留意点(中川英男) Column① 受刑者から出所者への当事者の変化(内田真利子) 第2章 高齢者による犯罪と支援の留意点(山田真紀子) Column② はじめての出所者支援〔生活支援編〕(小熊永枝) 第3章 女性による犯罪と支援の留意点(稲田由紀子) Column③ はじめての出所者支援〔受け入れ施設編〕――施設入所での様子から(福田和洋) Step2 ソーシャルワーカーとしての支援スキルを身につける 第4章 面接技法を修得する――動機づけ面接を中心に(坂東 希) Column④ 刑務所での改善指導をどう考えるか(田中綾子) 第5章 入口支援のあり方を修得する――情状証人に立つときの心得(飯田智子) Column⑤ 弁護士は更生支援計画をどう考えるか(関 夕三郎) Step3 クライエントの罪種から考える 第6章 窃盗事犯にどう対応するか(掛川直之) Column⑥ 刑事裁判と被告人の更生――裁判官は更生支援計画をどう考えるか(菱田泰信) 第7章 薬物・アルコール依存症にどう対応するか(深谷 裕) Column⑦ 医療機関での治療につなげる(久保田邦子) 第8章 性加害行為にどう対応するか(我藤 諭) Column⑧ 行政機関との連携を考える(青木志帆) 終 章 刑事司法ソーシャルワークに取り組む(掛川直之) Column⑨ 支援することの暴力性と向き合う(橋本恵一)