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終活と相続・財産管理の法律相談 (最新青林法律相談 40)

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終活と相続・財産管理の法律相談 (最新青林法律相談 40)

販売価格: 4,180円 税込

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著者
平田 厚・著
発行元
青林書院
発刊日
2022-03-03
ISBN
978-4-417-01830-8
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (294ページ)
生前の財産整理から終末期の医療・介護と死後の相続・財産管理までの実務と具体的な対処法を詳しく解説!!令和3年改正の民法・不動産登記法,同年新設の相続土地国庫帰属法を盛り込む!!
■書籍内容
第 1章 生前の財産整理と処分
第1 節 不要財産の処分
Q 1 ■断捨離と動産の処分
 最近,断捨離という言葉を耳にするようになりましたが,断捨離とはどういうこと
なのでしょうか。もし断捨離をしていなければ,どのような問題が生じるのでしょう
か。
Q 2 ■動産所有権の放棄・動産の処分費用
 不要な動産の所有権は放棄することができるのでしょうか。もし動産の所有権を放
棄した場合,その動産を処分する費用は誰が負担するのでしょうか。
Q 3 ■不動産所有権の放棄
 不要な不動産の所有権は放棄することができるのでしょうか。令和3年の民法改正
で不動産の所有権を放棄することが認められたと聞いたのですが,どのような制度が
できたのでしょうか。
Q 4 ■遊休地の処分
 先祖から引き継いできた遊休地を所有しています。これを子どもたちの世代にまで
引き継がせると,子どもたちが苦労することになりそうですので,終活の一環として
処分したいのですが,どうしたらいいのでしょうか。
第2 節 重要財産の管理
Q 5 ■不動産の管理
 私は,先祖から引き継いだ不動産として,自宅と山林を保有しています。また,保
有している山林の近くに小さな地所もあるようなのですが,これは所有しているのか
借りているのかわかりません。さらに,住宅ローンを借りて建てた戸建て住宅を所有
しています。終活のために,それらの不動産を整理しようと思うのですが,どうした
らいいのでしょうか。
Q 6 ■動産の管理
 私は,絵画が好きで,少しばかりのコレクションを保有しています。それほど著名
な画家の作品は含まれていませんが,再評価されて価値が上がるようなリトグラフな
どもあります。それらの動産類については,終活として,どのように管理したらいい
でしょうか。
Q 7 ■株式の管理
 私は,ある会社を設立して自分で経営しています。そのため,私は自社株を100%
保有していますし,その他取引先の株式も頼まれて保有しています。私が死んだとき
には,長男に会社を引き継いでほしいと思っているのですが,長男はまだ学生なので
どうなるかわかりません。長男が社会に出るまでに,私は,終活として,自社の株式
や取引先の会社の株式のことをどのように管理すればいいのでしょうか。
Q 8 ■預金口座の管理
 私は,いくつかの預金口座を利用しています。はじめは1つの口座でしたが,住宅
ローンの引落しのためや生命保険の保険料の支払のために,別途預金口座を作らなけ
ればならなくなり,その後は仕事の関係でもいくつかの預金口座を利用することにな
りました。私でさえもすべての預金口座を管理できていないのに,私が死んだら預金
口座の管理はもっと難しくなると思います。終活として,どのような準備ができるで
しょうか。
第3 節 重要財産の処分
Q 9 ■不動産の処分と税金
 終活として不動産を処分しておこうと思うのですが,どのような税金がどれくらい
かかるのでしょうか。
Q 10 ■居住用不動産の処分
 私は死ぬまで自宅で生活したいと思っているのですが,自宅は狭くて車いす等を使
用して自宅で生活することはできません。そうすると,自分の終活の一環として,自
分に介護が必要となった場合には自宅を処分しなければならないと思います。自宅を
処分するには,どのような点に配慮しなければならないでしょうか。
Q 11 ■銀行預金の処分と税金
 終活として,生前に銀行預金を子どもたちに分け与えておこうと思うのですが,ど
のような税金がどれくらいかかるのでしょうか。生前にそのようなことは行わないほ
うがいいのでしょうか。
Q 12 ■事業承継のための株式処分
 終活として,生前に事業承継のための株式対策をしておきたいのですが,どのよう
な方法があるでしょうか。
第4 節 成年後見制度・日常生活自立支援事業と財産管理
Q 13 ■成年後見制度の概要
 終活の一環として,自分の判断能力が低下して自分の財産を管理できなくなってし
まった場合に備えておくには,どのような方法があるのでしょうか。任意後見という
制度があると聞いたのですが,それは有効な制度なのでしょうか。
Q 14 ■日常生活自立支援事業の概要
 自分の判断能力が低下して,通帳や印鑑の置き場所がわからなくなったり,預金の
暗証番号がわからなくなったりして,自分の銀行預金の払戻しを受けることが難し
くなることもあるかと思います。終活の一環として,そのような場合に備えておくに
は,どのような方法があるのでしょうか。
Q 15 ■成年後見制度と財産管理
 成年後見制度では,財産管理を適切な人に委ねることができると聞きましたが,そ
こでの財産管理とはどのような内容を指しているのでしょうか。
Q 16 ■日常生活自立支援事業と財産管理
 日常生活自立支援事業では,財産管理もしてくれると聞いたのですが,どのような
財産管理を行ってもらえるのでしょうか。不動産や金融資産の処分なども頼むことは
できるのでしょうか。

第 2章 死後の財産相続ルール
第1 節 不動産の相続ルール
Q 17 ■不動産の法定相続ルール
 不動産について,終活として遺言による処分をしていない場合,法定相続のルール
では,不動産はどのように扱われるのでしょうか。
Q 18 ■不動産の遺産分割に関するルール
 不動産について,終活として遺言による処分をしていない場合,遺産分けはどうな
りますか。法定相続による遺産分割という手続になると聞きましたが,どのように進
んでいくのでしょうか。
Q 19 ■不動産の遺贈に関するルール
 不動産について,終活として知人に遺贈したいのですが,遺贈に関するルールはど
のようになっているのでしょうか。
Q 20 ■所有者不明土地の管理と処分
 所有者不明土地問題を解決するために,様々な法律が制定・改正されたと聞きまし
た。それらの法律によって,これまでの不動産に関するルール(特に不動産の相続ル
ール)が変わることになるのでしょうか。
第2 節 銀行預金の相続ルール
Q 21 ■銀行預金に関する相続トラブル
 銀行預金については,相続が発生したとたんに凍結されてしまい,葬儀代の支払な
ど大変だったという話をよく聞きます。銀行預金に関する相続のトラブルにはどのよ
うなものがあるのでしょうか。
Q 22 ■銀行預金の相続ルール
 銀行預金については,判例が変わって新しい規律ができたと聞きました。新しい銀
行預金の相続ルールは,どのような経緯で新設されたのでしょうか。
Q 23 ■銀行預金の取引記録の開示
 銀行預金については,昔は,取引経過の記録の開示は共同相続人全員の同意がなけ
れば認められないといわれていたと思いますが,判例で新しい規律ができていると聞
きました。銀行預金の取引記録の開示は,どのようなルールで認められるのでしょう
か。
Q 24 ■銀行預金と特別受益
 銀行預金について,被相続人が判断能力を喪失した後,被相続人の預金通帳と銀行
取引印鑑を勝手に使って預金の払戻しをたびたび受けていたと思われる相続人がいま
す。1回当たりの払戻金額自体は,それほど高額ではないのですが,それらを合計す
ると,かなりな金額になってしまいます。そのような金額を特別受益としてその相続
人の事前取り分にカウントすることはできないのでしょうか。
第3 節 その他の重要財産の相続ルール
Q 25 ■現金の相続ルール
 父が死亡して相続が開始したのですが,いわゆるタンス預金が出てきました。この
ようなタンス預金は,相続のルールではどのように扱われるのでしょうか。
Q 26 ■骨董品や仏具の相続ルール
 相続財産の中に,骨董品や仏具が含まれているのですが,これらの相続はどのよう
にすればいいのでしょうか。
Q 27 ■金銭債権の相続ルール
 祖父が交通事故で死亡したのですが,祖父の交通事故に対する損害賠償は誰がどの
ような権利として加害者に請求できるのでしょうか。祖父の相続人は,父と叔父の2
人だけです。祖父の損害賠償請求権を父や叔父が相続するのか,それとも,父や叔父
は固有の損害賠償請求権を取得するのでしょうか。
Q 28 ■株式の相続ルール
 会社の株式については,例えば,100株ある場合には,可分だとして当然分割原則
が働くのでしょ
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