至誠堂書店

ケーススタディ危険運転致死傷罪 第3版

ケーススタディ危険運転致死傷罪 第3版

販売価格: 3,080円 税込

数量
著者
城祐一郎・著
発行元
東京法令出版
発刊日
2022-03-16
ISBN
978-4-8090-1439-0
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (484ページ)

判例をベースにした危険運転致死傷罪に関する設問に対し、
図やチャート、イラストを用いて解説した、
大人気書籍の改訂版。
元検事の視点から書かれているため、公判までつながる捜査の着眼点がわかる。

2020年7月施行の改正自動車運転死傷処罰法により類型が追加された、妨害行為による危険運転の解説を追加。
改正点の概要とそれを踏まえた事例を用いて解説。
令和以降の判決を元にした事例を多数追加。

目次
第1部 アルコール又は薬物、病気の影響により正常な運転が困難な状態で自動車を走行させる行為に係る危険運転致死傷罪の成否
第1章 アルコールの影響
1 2条1号と3条1項及び道路交通法117条の2第1号の成立要件の違い
Case1
2 具体的な成立要件(2条1号についての捜査留意点)
Case2~3
3 2条1号と3条1項の擬律判断
Case4~8
4 「正常な運転が困難な状態」の認定における積極的な間接事実及び消極的な間接事実
Case9
5 危険運転致死傷事案における幇助犯
Case10
6 過失運転致死傷アルコール等影響発覚免脱罪
Case11~13
第2章 薬物の影響(危険ドラッグ等)
1 総論
Case1
2 薬物の影響による危険運転致死傷罪立証のための間接事実の収集
Case2~5
3 2条1号と3条1項の擬律判断
Case6~7
4 危険ドラッグ以外の薬物(睡眠導入剤等)の影響による危険運転致死傷罪
Case8
第3章 病気の影響
1 てんかん
Case1~5
2 低血糖症
Case6・7
3 睡眠時無呼吸症候群
Case8
4 その他の病気の場合
第2部 そのほかの類型
第1章 制御することが困難な高速度による危険運転致死傷罪の成否
1 湾曲した道路における「進行を制御することが困難な高速度」とは
Case1
2 直線道路における「進行を制御することが困難な高速度」とは
Case2~3
3 交差点での右左折の際の「進行を制御することが困難な高速度」とは
Case4・5
4 「進行を制御することが困難な高速度」に交通法規による道路規制や、他の車両の走行状況は含まれるのか
Case6・7
5 ドリフト走行について
Case8
第2章 運転技能を有しないで自動車を走行させる行為に係る危険運転致死傷罪の成否

Case
第3章 妨害行為等による危険運転致死傷罪の成否
1 幅寄せ行為による妨害行為
Case1
2 追い上げ行為による妨害行為
Case2
3 妨害行為の後に停止させた場合
Case3
4 令和2年の法改正により追加された規定に関する妨害行為(その1)
Case4
5 令和2年の法改正により追加された規定に関する妨害行為(その2)
Case5
6 本罪について共同正犯が認められる場合
Case6
7 逃走目的で対向車線上を走行した場合、「人又は車の通行を妨害する目的」が認められるか
Case7
8 横断者や右折車等に対して衝突した場合
Case8
9 信号機による交通規制のない交差点に高速度で進入した場合
Case9
10 横断車両に対して高速で衝突した場合
Case10
第4章 殊更赤色信号無視による危険運転致死傷罪の成否
1 殊更赤無視による危険運転致死傷罪の構成要件のうち「殊更赤無視」について
Case1
2 殊更赤無視による危険運転致死傷罪の構成要件のうち「重大な交通の危険を生じさせる速度」について
Case2
3 停止線までに停車できない場合
Case3
4 交差点内から発進した場合
Case4
5 赤色信号に気づいたときには、既に、交差点直前まで来てしまっていて安全に停止できないとされる場合
Case5
6 信号表示に全く従うつもりがない場合(パトカーに追いかけられている場合など)
Case6
7 交通事故の発生場所に関する成否への影響
Case7-1~7-3
8 交差点に進入しようとした際には青色信号に変化していた場合
Case8
9 殊更赤無視による危険運転致死傷罪における共同正犯の成否
Case9~10
第5章 通行禁止道路の進行による危険運転致死傷罪の成否

Case1~5
第6章 無免許加重類型

Case
第7章 危険運転致死傷罪の競合関係
1 危険運転致死傷罪の各類型が競合する場合
Case1~2
2 危険運転致死傷罪と道路交通法違反となるひき逃げとがなされた場合
Case3
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