ケース研究 責任能力が問題となった裁判員裁判Part2 (GENJIN刑事弁護シリーズ29)

販売価格: 2,750円 税込
- 数量
- 著者
- 日本弁護士連合会・日弁連刑事弁護センター/日本司法精神医学会・精神鑑定と裁判員制度に関する委員会・編
- 発行元
- 現代人文社
- 発刊日
- 2022-03-30
- ISBN
- 978-4-87798-822-7
- CD-ROM
- 無し
- サイズ
- A5判 (211ページ)
責任能力の問題に直面する弁護士・裁判官・検察官・精神科医にとって必携の書
責任能力が問題となった裁判員裁判につき、実際のケースを担当した弁護人の報告に、弁護士および精神科医がコメントを加えた。精神鑑定や裁判所の審理、当事者の訴訟活動の大きな参考となる。
『ケース研究 責任能力が問題となった裁判員裁判』の続編。責任能力が問題となった裁判員裁判につき、実際のケースを担当した弁護人の報告に、弁護士および精神科医がコメントを加えた。「責任能力」という、精神医学と刑法学、刑事訴訟法、特に裁判員裁判実務が交叉する困難な領域を学ぶ。また、裁判員制度の導入をはじめとする刑事司法の大きな変革とともに、精神医学の発展もあり、鑑定の在り方や弁護活動など、責任能力をめぐる刑事司法の実務の変容も大きい。そのような変化の中で、責任能力をめぐって、被疑者・被告人の人権が不当に侵害されないよう、弁護人には不断の努力が求められる。裁判員裁判において責任能力を争う事例に直面する弁護士にとっての必携の書。
[ケース1]殺人被告事件(診断:広汎性発達障害および統合失調症)
[ケース2]殺人、銃砲刀剣類所持等取締法違反被告事件(診断:統合失調症ないし妄想性障害〔一審〕→自閉スペクトラム症〔控訴審〕)
[ケース3]殺人未遂、銃砲刀剣類所持等取締法違反被告事件(診断:妄想型統合失調症)
[ケース4]殺人被告事件(診断:統合失調症)
[ケース5]殺人、殺人未遂、道路交通法違反等被告事件(診断:統合失調症)
[ケース6]現住建造物等放火被告事件(診断:大うつ病性障害)
[ケース7]現住建造物等放火被告事件(診断:うつ病/大うつ病性障害)
[ケース8]殺人被告事件(診断:覚せい剤等の精神作用物質による残遺性精神障害のフラッシュバック現象、アルコールによる急性中毒)
[ケース9]殺人未遂等被告事件(診断:解離性同一性障害)
[ケース10-1]窃盗被告事件(診断:非けいれん性てんかん重積〔NCSE〕)
[ケース10-2]窃盗被告事件(診断:前頭側頭型認知症)