至誠堂書店

元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術 [改訂第4版]

元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術 [改訂第4版]

販売価格: 1,980円 税込

数量
著者
吉田利宏・著
発行元
ダイヤモンド社
発刊日
2022-04-14
ISBN
978-4-478-11251-9
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (349ページ)
法律の勉強法、理解のしかたをテーマにした法律入門書のベストセラーが、最新の法改正に対応してリニューアル。学生、資格試験受験者、公務員、ビジネスマンに幅広く対応。他の入門書では理解できなかった「法律のそもそも」がスラスラわかるので、法律の勉強が10倍効率アップ!
目次

PART1 知識編

第1章 うこそ! 法律の世界へ

1 リーガルマインドを養おう
  どうして法律を学ぶの?
  法律を学ぶ意義はリーガルマインドを養うこと
  「法律が実現しようとする価値」を知ろう

2 リーガルマインドの効用
  弁護士のリーガルマインドの使い方
  リーガルマインドの効用とは?

3 法律は考えるゲームです
  法律は暗記科目であるという考えを捨てよう
  法律の読み解きは一種の楽しいゲームです

4 さぁ、学習を始めよう
  この本は3つのパーツ(編)でできています
  ①「知識編」で最小限のルールを知る
  ②「図解・読解編」でスキルを身につける
  ③「法律編」でセンスを磨く
  「練習問題」で法律的思考を鍛える

第2章 法律の基本ルールを知ろう

1 法律のパーツを解剖しよう
  民法を見てみよう
  法律の、それぞれのパーツの名前を覚えよう

2 法律の構造にはルールがある
  法律の構造は京都の町に似ています
  法律は本則と附則でできている
  本則はさらに4つのパートに分けられる

3 法律は改正法によって改正される
  法律の改正は洋服の修繕に似ています
  「お父さんのお小遣いに関する法律」を改正してみよう
  改正法の構造を知っておこう

4 改正法附則から改正の歴史がわかる
  改正法附則には施行期日と経過措置が書かれている
  改正法附則はいわば法律の「年輪」です
  行政不服審査法改正に見る経過措置の役割

第3章 法律学習の基礎知識

1 法律で使う漢字の基準を知っておこう
  法律で使える漢字は決められている
  ひらがなを漢字に直すだけでも立派な法律改正!

2 この法律用語の読み方を覚えよう
  読み方がわからなければ辞書さえひけない
  ①憲法編
  ②民法編
  ③刑法編
  ④行政法編

3 この判例名を読めるようにしよう
  悪魔の「サルバライ事件」!?
  憲法で学習する読みにくい判例(判例事件名)を見てみよう

4 法律用語の公式① 基準点を示す用語
  基準点を示す用語とは?
  「以上」と「超える」、「以下」と「未満」
  「以前」と「前」、「以後」と「後」
  「~から~まで」

5 法律用語の公式② 条文の構造を見抜く用語
  「又は」と「若しくは」
  「及び」と「並びに」

6 法律用語の公式③ 繰り返しを避ける用語
  法律は繰り返しを避けるもの
  「適用」と「準用」
  「みなす」と「推定する」

7 知らない法律用語を読む技術
  用語の意味をすぐに調べてはいけない
  読み下しを練習してみよう

8 よく効く法律用語集① 日常用語でも使われる用語
  日常用語と同じでも意味が違う!
  「善意」と「悪意」
  「対抗する」
  第三者
  時効
  法律行為
  慰謝料
  離縁

9 よく効く法律用語集② 日常では使わない用語
  日常では使わない法律用語
  瑕疵
  要件
  欠缺
  意思表示

10 よく効く法律用語集③ セットで覚える用語
  いっしょに覚えると理解しやすい用語がある
  「違法」と「不当」
  「無効」と「取消し」
  「作為」と「不作為」
  「自然人」と「法人」
  「条件」と「期限」
  「停止条件」と「解除条件」
  「却下」と「棄却」

第4章 法律のヒエラルキーを知っておこう

1 法律、政令、省令ってどんなもの?
  すべては憲法の上にある
  法律は「国会」を通じて成立したもの
  政令、省令は法律とは違う
  政令は内閣が定めます
  省令(内閣府令)は政令より細かいことを定めるもの

2 地方公共団体の法令ってどんなもの?
  地方公共団体の法令
  条例と首長が定めた規則との関係
  法律と条例・規則との関係

3 法律を分類してみよう
  法律にはいくつかのカテゴリーがある
  実体法と手続法
  公法と私法
  一般法と特別法

4 一般法と特別法の理解が法律理解のカギ
  一般法と特別法を見分ける「目印」とは?
  ①一般法の「目印」
  ②特別法の「目印」
  ある法律の一部が特別法になる場合もある
  ①初日不算入規定の特別法
  ②消滅時効の特別法

第5章 裁判の仕組みや判例のことを知ろう

1 判例ってどんなもの?
  判例とは過去の裁判例のこと
  判例は結果だけを見るものではない
  どんな判例をどう学べばよいのか

2 判例(判決文)の読み方を知ろう
  判決文の構造はどうなっているの?
  注目すべきは「主文」を導く「理由」です
  原告と被告、上告人と被上告人とは?
  「最大判」と「最判」って?
  「法廷意見」と「少数意見」
  少数意見を読まないなんてもったいない!

3 裁判が扱う「法律上の争訟」とは?
  裁判が扱うのは「法律上の争訟」だけ

4 裁判の仕組みはどうなっているの?
  仏の顔と裁判は3度まで(三審制)
  不服申立てと訴訟との関係

PART2 図解・読解編

第6章 法律の全体像をつかむコツ&図解術

1 目次から規定の流れを図解しよう
  六法をひくときは目次を使うのが便利
  目次から法律の全体像をイメージしよう
  STEP1 法律の目次が載った六法を用意する
  STEP2 目次を見つける
  STEP3 目次の流れを考える
  STEP4 法律全体の流れを図解してみる
  STEP5 探している条文の位置がわかる

2 1条を図解するとその法律の全体像がわかる
  1条はその法律の要約文になっている
  行政不服審査法1条を図解してみよう

3 一部改正法の概要は提案理由からわかる
  一部改正法には目的規定がない
  一部改正法は提案理由を見てみよう
  提案理由は衆・参議院のホームページから入手しよう

4 長い条文は( )を飛ばして読もう
  まずは( )を飛ばしてシンプルに読む
  「以下~という」には要注意!

5 ( )が重なっている条文を簡単に読むには?
  ( )の深さを計りながら読む
  STEP1 ( )に番号をつけよう
  STEP1 1重目の( )を飛ばして読もう
  STEP1 2重目の( )だけを飛ばして読もう

6 「原則と例外」の書き方を見抜こう
  条文に「ただし書」が多い理由
  例外を示すシグナルを探す

7 ややこしい手続規定は図解でスッキリ覚えよう
  図解で手続や要件の規定がラクに暗記できる
  法律が成立するまでの手続を図解してみよう

8 複雑な階層構造を図解で整理しよう
  階層構造も図にすればわかりやすい
  民法の親子関係を図解してみよう

9 入り組んだ事実関係をスッキリ図解しよう
  事実関係も図解ができます
  自分の好きな記号で図解すればOK
  時間差のある事実関係をスッキリ図解しよう

10 論旨展開チャート図で論文試験を攻略しよう
  論旨展開は論文試験の重要POINT
  論旨展開の練習をしよう
  STEP1 論文試験の解答の骨格をつかむ
  STEP2 論旨展開チャート図を考える
  答案例を書いてみると……

第7章 法律への理解を深める図解術

1 「比べる図解」で理解を深めよう
  比べる図解の狙いは?
  似た内容の微妙な違いを明らかにする
  比べる図解で「要件」を理解する

2 似た仕組
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