刑法的思考のすすめ~刑法を使って考えることの面白さを伝えたいんだよ! (未来のわたしにタネをまこう 2)

販売価格: 1,870円 税込
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法を使って問題を解決していく、
論理的かつクリエイティブな<思考戦>を体験せよ!
ポップでポップでエキサイティングな法学講座開講!
有罪か?無罪か?
刑法の現場ではギリギリの思考戦が繰り広げられている。
「刑法的思考」とはその数多の思考戦の中から抽出された
ロジカルシンキングの結晶のようなもの。
物事を論理的に考え、批判的に検討し、多角的に分析する、
そのような思考の補助ツールとなってくれる。
本書では、実際の事件や事例から
刑法を使って考えることの面白さを熱量たっぷりにお伝えします!
目次
1 本書でやろうとしていること
2 殺人罪(刑法199条)を使って考える
・「人を殺した」とはどういうことか(その1)(その2)
・「人を殺し」そこねた場合
・それは本当に「人」ですか?
3 身近な犯罪を使って考える
・窃盗罪(刑法235条)を使って考える
・名誉棄損罪(刑法230条)を使って考える
・詐欺罪(刑法246条)を使って考える
4 刑法的思考の限界とその先
・刑法特有の制約
・新しい犯罪は作れる
・「使う」か「作る」か
5 刑法的思考の後で:刑法について知る
・日本の刑法の歴史
・日本の刑法の特徴
・刑法的思考で死刑を考える