ここが知りたい国籍法Q&A

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■平成10年に刊行された「増補 ここが知りたい国籍法100題」を改訂。関係法令の改正等を踏まえて解説等の見直しを行い、さらに平成20年及び平成30年の国籍法改正に伴う新たなQ&Aを追加しました。
■諸外国との交流が活発になり、国籍取得、帰化、国籍喪失、国籍留保、国籍離脱、国籍選択、国籍再取得等国籍法に関して正確に理解しておくことが重要です。関係各方面の方が国籍に関する理解を深めるために、手元にぜひ置いておきたい一冊です。
目次
第1章 総 論
1 国籍とは、何ですか。
2 国籍は、どのように決まりますか。
3 国籍は、何によって証明されますか。
4 日本の戸籍に記載されている人は、全て日本国籍を有するのですか。
5 二重に国籍を取得することがありますか。どのような場合に、二重国籍になりますか。
6 二重国籍となると、何か問題があるのですか。
7 国籍がない人もいるのですか。どのような場合に、無国籍者となるのですか。
8 無国籍だと、どのような問題があるのですか。
9 日本人と外国人の法的地位に関しては、どのような差異があるのですか。
10 国籍法は、どのような法律ですか。
11 国籍法は、どのような沿革を有するのですか。
12 昭和59年に国籍法が改正されたのは、どのような経緯によるものですか。主要な改正点は何ですか。
13 平成20年に国籍法が改正されたのは、どのような経緯によるものですか。主要な改正点は何ですか。
14 平成30年に国籍法が改正されたのは、どのような経緯によるものですか。主要な改正点は何ですか。
15 国籍法は、どのような理念に基づいて立法されているのですか。
16 国籍事務は、どこで取り扱っているのですか。
第2章 各 論
第1節 国籍の取得
第1款 総 論
17 日本国籍の取得原因には、何がありますか。
18 婚姻、認知、養子縁組等の身分行為の結果、日本国籍を取得する場合がありますか。
第2款 出生による国籍の取得
19 血統主義とは、何ですか。
20 生地主義とは、何ですか。
21 諸外国では、出生による国籍の取得につき、どのような原則を採っていますか。
22 出生により日本国籍を取得するのは、どのような場合ですか。
23 外国で生まれた日本人夫婦間の子の国籍は、どのようになりますか。
24 日本人夫と外国人妻の間の推定されない嫡出子も、出生により日本国籍を取得しますか。
25 日本人夫と外国人妻の間の子が日本で生まれた場合、子の国籍はどのようになりますか。また、外国で生まれた場合は、どのようになりますか。
26 婚姻していない日本人父と外国人母の間に生まれた子の国籍は、どのようになりますか。
27 日本人妻と外国人夫の間の子が日本で生まれた場合、子の国籍はどのようになりますか。また、外国で生まれた場合は、どのようになりますか。
28 婚姻していない日本人母と外国人父の間に生まれた子の国籍は、どのようになりますか。
29 父が不明の場合に、外国人母から日本で生まれた子は、日本国籍を取得できますか。
30 出生後に日本人父が認知した外国人母の子は、日本国籍を取得しますか。出生前に日本人父が胎児認知をしていた場合は、どのようになりますか。
31 出生時に日本人父との父子関係が存在する外国人母の子は、出生後にそれが判明した場合であっても、日本国籍を取得できますか。
32 出生時に日本人父との父子関係が存在しないことが出生後に判明した外国人母の子の日本国籍は、どのようになりますか。
33 出生前に日本人父が死亡している場合でも、外国人母の子は、日本国籍を取得できますか。
34 棄児のように父母がともに分からない場合や、父母は分かっているが、ともに国籍を有しない場合、その子は、日本国籍を取得しますか。
35 外国人母から生まれた子が、出生により日本国籍を取得するのは、どのような場合ですか。
36 公海上の外国船又は日本船の中で生まれた子の国籍は、どのようになりますか。
37 父系血統主義を採用していた昭和59年改正前国籍法の施行当時に外国人父と日本人母との婚姻中に生まれた子は、父母両系血統主義を採用した昭和59年改正国籍法の施行により当然に日本国籍を取得するのですか。
第3款 届出による国籍の取得
38 届出だけで日本国籍を取得できるのは、どのような場合ですか。
39 日本人父と外国人母の婚姻前に生まれた子が、父から認知された場合、当然に日本国籍を取得しますか。
40 外国で生まれた日本人夫婦の子で、出生により外国国籍を取得したものが、国籍留保の届出をしなかったため、日本国籍を喪失した場合、日本国籍を再取得するには、何をすればよいのですか。
41 昭和59年の国籍法改正により父母両系血統主義が採られる前に日本人母から生まれた子が日本国籍を取得するには、何をすればよいのですか。また、その子については、どのようになりますか。
42 昭和59年改正法附則による国籍の取得は、同法の施行日から3年を経過した後でも、できますか。
43 国籍取得の届出は、どのように行うのですか。
44 届出による国籍取得の手続は、外国でもできるのですか。
45 国籍取得の届出の効果について教えてください。また、その効力は、いつ生ずるのですか。
46 国籍取得の届出が受理された場合、戸籍は、どのようになりますか。
第4款 帰化による国籍の取得
47 帰化とは、何ですか。
48 帰化の条件としては、どのようなものがありますか。
49 住所条件とは、何ですか。住所条件を欠くのは、どのような場合ですか。
50 住所条件が緩和されるのは、どのような場合ですか。
51 能力条件とは、何ですか。能力条件が免除される場合がありますか。
52 素行条件とは、何ですか。素行条件を欠くのは、どのような場合ですか。
53 生計条件とは、何ですか。生計条件が免除される場合がありますか。
54 重国籍防止条件とは、何ですか。帰化によって重国籍になる場合、帰化は認められないのですか。
55 日本人の外国人配偶者の帰化条件については、何か特別の配慮がされているのですか。
56 かつて日本国民であった者の帰化条件については、どのように規定されていますか。
57 日本人の実子又は養子の帰化条件は、どのようになっていますか。
58 日本で生まれた者の帰化条件は、どのようになっていますか。
59 大帰化とは、何ですか。
60 法律に規定する帰化条件を満たせば、帰化申請は、必ず許可されるのですか。
61 帰化の申請は、どのように行うのですか。
62 帰化の申請は、法定代理人によってもできますか。
63 帰化申請に必要な書類としては、どのようなものがありますか。
64 帰化申請に必要な国籍や身分関係を証明する書類は、どこで入手できるのですか。
65 国籍や身分関係を証明する書類を入手できない場合には、帰化できないのですか。
66 外国に登録されている身分関係と真実の身分関係が異なる場合でも、そのまま帰化申請をすることができますか。
67 帰化によって、どのような効果が生ずるのですか。また、その効力は、いつ生ずるのですか。
68 帰化の許可が無効になるのは、どのような場合ですか。
69 帰化後の氏名及び本籍は、どのようにして決まるのですか。
70 帰化した者の戸籍は、どのようにして作成されるのですか。
71 帰化の不許可処分に対して、不服を申し立てる方法はありますか。
第2節 国籍の喪失
72 日本国籍を喪失するのは、どのような場合ですか。
73 日本国籍を喪失すると、どのようになりますか。
74 日本国籍を喪失した場合、戸籍はどのようにすればよいのですか。
75 申請により外国国籍を取得した場合、日本国籍は、どのようになりますか。外国国籍の取得申請が法定代理人である父母によってされた場合は、どのようになりますか。
76 申請により外国国籍を取得した場合、日本の戸籍については、どのような手続が必要ですか。
77 外国人男性と婚姻したことによってその外国の国籍を取得した日本人女性の日本国籍は、どのようになりますか。
78 外国人父から認知されたことによってその外国の国籍を取得した子の日本国籍は、どのようになりますか。
79 外国国籍を有する日本国民がその外国の国籍を選択したときは、当然に日本国籍を喪失するのですか。
80 生地主義を採る外国で日本人夫婦の子として生まれたため、日本国籍と外国国籍を取得しました。この場合、父母が在外公館への出生の届出を怠ると、日本国籍は、どのようになりますか。
81 日本国籍を離脱することができますか。また、日本国籍を離脱するための条件としては、どのようなものがありますか。
82 外国国籍を取得したいのですが、あらかじめ日本国籍を離脱することはできますか。
83 国籍離脱の手続は、どのようになっていますか。
84 国籍離脱の効果について教えてください。また、その効力は、いつから生ずるのですか。
85 日本国籍と外国国籍を有するため、日本国籍の選択宣言をしました。その後、その外国の公