改訂版 実務家のための減価償却資産等の留意点~取得、資本的支出・修繕費、除却~

販売価格: 2,200円 税込
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◆ 本書では、減価償却資産の取得から使用時の問題、そして最終的な処分に至るまでのストーリーに応じた課税上のテーマを取り上げ、実務で役立つ、参考になるような裁決事例や判例も多数掲載しています。
◆ 特に、税務調査で問題になりやすい「取得価額」の決定、「事業供用日」や「資本的支出と修繕費」の判定、「除却」を巡る税務上の留意点など、基本的な考え方から整理し、多くの事例を用いてわかりやすく解説をしています。
◆ 今回の改訂版では最も重要である「取得時」に必須と思われるテーマを追加しました。本書の柱である「建物と建物附属設備の区分」について、より実務的な対応を盛り込んでいます。建物には必ず建物附属設備が設置されていますが、中古取得の場合には区分する術がわからないので、分けていないことも少なくありません。実務家であれば一度は悩むテーマではないでしょうか。
◆ 税務研究会の実務セミナー等で定期的に質問が出ていた総合償却資産についての取扱いも取り上げていますので、本書が皆様の実務上の悩みを解決する一助となれば幸いです。
主要目次
【主要目次】
Ⅰ 取得時の留意点
1.取得価額の決定
2.取得時期、事業共用日の判定
3.建物と建物附属設備の区分
4.機械及び装置と器具及び備品の区分
5.耐用年数の決定
Ⅱ 使用時の留意点(資本的支出と修繕費)
1.法令上の資本的支出の定義
2.法人税基本通達による例示
3.過去の資料からの検討
4.新規取得と資本的支出の差異
5.資本的支出と修繕費の判定フローチャート
6.法人税基本通達による形式基準
7.個別論点の整理
8.資産別の事例検討
Ⅲ 除却時の留意点
1.損失の定義
2.寄附金と廃棄損の関係
3.除却損が認められない事例
4.総合償却資産の除却価額等
5.電話加入権の除却
6.ソフトウェアの除却
7.有姿除却
8.稼働休止資産との関係